皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

しのつく雨に濡れながら

2019-06-24 23:26:35 | 生活
梅雨に入って二週間が過ぎます。梅雨には梅雨らしい雨が降ったほうが良いといいますが、ここ北埼玉でも、連日のようにまとまった雨が降っています。雨が多い国日本には雨降りを表す擬音語も多いといいます。『しとしと』『ポツポツ』『ざあざあ』など、天気予報の際にもよく使われています。あまり聞きなれない表現に『しのつく雨』というのがあるそうです。しっとり、緩やかにといった意味合いに思いますが、漢字で書くと『篠突く雨』と書き、細い篠竹が束になって降るような激しい雨を指すと言います。
今朝は篠突く程ではありませんでしたが、それでも境内が水溜りになるような、強めの雨でした。雨が上がれば雲の切れ間に青空が広がり、水面輝く田圃の景色はこの時期特有の美しさを醸し出し出してくれます。短い時間ですが、虹もかかりました。夏至を過ぎ梅雨明けが待ち遠しい頃ですが、もう暫く雨の季節も悪くないと感じます。
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