もともと私は寒さが苦手で、夏が自分の季節で海に山にと出ずっぱり、冬はじっと炬燵に入って鍋やおでんなどの美味しいものでも食べながらやり過ごす生活でした。ここ寒い山小屋生活を始める前までは。。。
今も頭の中では、南国のサンゴ礁と南国フルーツの憧れいっぱいなのに変わりはないですが、ココ山小屋生活が始まってから今では最高気温が−2度くらいでもどってことないし、プラス気温だと「今日は暑いね」とか言ってたりして、夜の布団でも暑いから布団をかぶらず寝て夜寒くなると着るみたいな、雪国の人みたいな体に変わってきました。それでも外でじっとしてたら寒いですけどね。
なかなかここでは、春になるのはまだ先だと思い試しに外でマイナス気温でしたが、太陽が出ていたので作業してみました。そしたら体動かしているからか暑くて汗まで出る始末です。気になっていた壁掛け時計用の山の動物たちの彫り物の形を切り出し作業をしてみたんです。
最初は、優しく切っていても思ってるほど簡単に作業が進まず、イラっとしてついついざっくり切ってしまったり、力を入れすぎて大事な部分が折れてしまったりしました。こんなところで性格というか心の乱れが出てしまうんですね。本当に自分が嫌になります。そして12動物の内、鹿と狐は耳と角に足が切れてしまって作り直しになってしまいました。ヤマセミは止まり木が折れただけなので、見なかったことにしました。次はもう少し細かいところを削ったり切ったりして、その後に凹凸や毛や羽の彫刻しようと思っています。
自分の気の向いた時にしか作業を進めていませんが、頭の中には完成した時計が出来ているので、それにどこまで近づけられるのか。自分との闘いです。負けないぞぉ!