雨の朝
2020年05月06日 | 花

5月6日は連休最終日のはず、昔ならやれやれやっと終わるとか、最後の日に雨なんてと思ったことでしょう。
今朝6時、降り出しそうな空を見上げてバラの鉢を窓際の軒下に移動してバラと庭を眺めながらコーヒーを飲みました。いつもは台所のテーブルでパソコンを開いてテレビのニュースも見ながらなので今日は特別。しばらくすると木々の葉が小さく震えはじめて雨が降り出したようでした。薄紫のショカツサイが揺れて葉っぱの震えが大きくなり雫を垂らす。本降りになったようです。補聴器をしない早朝は雨の音も聴こえない。


いつもだったら・・・本当だったら、今日は教室展の2日目、きっと雨を恨めしく思ったでしょう。
あれもこれも中止になり予定表が空っぽになった今は穏やかに雨の庭を眺めていられます。
大したことはしていないのにしょっちゅう心ではやらなければ、準備は?、お天気は?なんて緊張して追われていたような毎日。そんな緊張感がなければ脳も身体も退化して行くだろうとは思います。
思わぬことからポッカリできた予定のない日々、自粛もいずれ終わるでしょう。
せっかくできた時間を有効に過ごさねばとばかりに計画立てて実行できずに気持ちはへこんでいます。
「ゆっくりすごせばいいじゃない」と雨がささやいてくれているような気がします。
どうせできっこない計画、がっかりするよりもっと自由にゆったり過ごそうと思った雨の朝でした。
