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折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

お堀の夕日

2020年05月02日 | 名城公園
 
お城は堀の左側


わが家から見える空はほんの少しだけ、だからいっそう山から昇る太陽や地平線に沈む夕日に憧れます。
遠くへ行けない今なので4月の終わりの日、名城公園へ夕日を見に行きました。名古屋城西北の広い堀の向こう側はまだ大きな建物が少なくゆっくり夕日を楽しむことができました。
日没を待っている間私のいる近くのベンチでスマホを見ている若い女性がいて誰かと待ち合わせかなと思っていたら、待っていたのは夕日のようでした。空を染めて太陽が沈んでしまうまで二人ともスマホをかざしてウロウロウロウロ。私が日没後の余韻を楽しんでいたら彼女はいつの間にかいなかった。ゆっくり落ちてゆく太陽とすっかり暮れてしまう前の空の美しさ、ここが街中だなんてことを忘れてしまうほどでした。
しかしのんびり立っていられるのもこの頃まで、蚊取り線香を下げて出かける季節が始まります。


名古屋城は北側と西側が水堀、南と東側が空堀です。城があるのは名古屋台地の西北角、大昔、その北側は馬も動けぬと言われた湿地帯だったらしい。敵は北から攻めてくると想定して城が築かれたようです。尾張の国を見張る目的で初めに築城したのは今川氏、そこを奪い取ったのが織田氏です。徳川の世になった頃には北側湿地帯は枯れ始めていたらしいのですが、すでに世の中は収まっていたので問題はなかったのでしょう。湿地は枯れてきても堀の水は地下から湧き出していてずっと絶えることがありません。戦後の食糧難の時、堀の水を抜いて魚を取ろうとしても水が抜けなかったとも言われています。 以上 ほとんどネットから (#^.^#)



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