折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

煙草

2018年11月17日 | 名城公園
  秋の公園


先日から絵を飾らせていただいている喫茶店はお昼の12時から13時以外は喫煙可なのです。
何本かの柱で区切られただけの禁煙コーナーもありますがそれ以外は喫煙OK。
今どき珍しいお店です。ビジネス街にあるので煙草を吸いながらの商談やゆっくり一服する
サラリーマンが目立ちます。
喫茶店の簡単なランチとコーヒーのあと13時から週刊誌を読みながらゆっくり煙草を吸う方は
ほんとにくつろいで見えます。私はチラチラ見てました。

そんな時お店に入ると煙草のニオイが気になります。それなのに2,3時間もおしゃべりして座って
いるとすっかり忘れて気にならない。鼻は慣れるんですね。
でも、家に帰って洋服のにおいを嗅いでみるとちょっと煙草のニオイが移っている気がしました。


ずっと以前、夫のニオイだとばかり思っていたのは煙草のニオイでした。
「禁煙なんて簡単だ」と言っていた夫は何度も禁煙しては元に戻り70歳頃まで愛煙家。
定年近くなって禁煙したのに定年後ボランティアで出かけた中国では挨拶しながら煙草を先ず一本。
会議でも宴会でも先ず一本、郷に入れば郷に従わないととは言えニコチンの量が多い中国のタバコ
アルコール度数の高い白酒の乾杯を繰り返して身体によくなさそうで心配でした。

ところが翌年地方都市から大都市大連に赴任すると若い方達はタバコを吸わない方が多かった。
宴会でもあまりお酒を飲まなくて食事の間に楽しむ程度です。
地方と都会は違うんだなと思ったものです。
今の日本は愛煙家の肩身はますます狭くコンビニ前の狭い空間で立ったままでタバコをくゆらせて
いるのを見るとちょっと何とかならないものかと。
だから今どきタバコの吸える喫茶店は有難い存在なんだと思います。

喫茶店のタバコからずいぶん昔の中国の事(2000年ころ)など懐かしく思い出しました。
あの挨拶代わりに煙草をやり取りしていた地方都市で卒業した生徒の一人は数年前に我が家に来た時
「タバコは吸いません」と。中国のタバコ事情もこの頃は変わってきているのかなと思います。

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