こんにちは!
先日、菓子博の「広島と世界のお菓子バザール」で販売する、
ロシアのお菓子「プリャーニク」の製作を見学に行ってきました。
今回ご協力いただいたのは、安芸郡海田町にある「エトワール」さん。
お菓子屋さんも食べたことも見たこともないお菓子ということで、
本場ロシア出身のナターリヤ・ホンチャリックさん(日本ユーラシア協会広島支部)の
ご指導のもと、試作をすることになりました。
初めて作る外国のお菓子のレシピを前に、お菓子屋さんも真剣な顔。
ちなみに、「プリャーニク」はロシアで祭日のシンボルとなっている伝統的な焼き菓子で、
小麦粉や蜂蜜・砂糖・バターなどのシンプルな材料にシナモンやコショウなど
数種類のスパイスが入る生地に、フルーツのジャムを挟んだ
スパイシーだけどあま~いお菓子です。
家庭にある材料で作れるので、ロシアでは多くの家庭で作られる
とってもなじみ深いお菓子だそうです。
今回使用するスパイスはシナモン・クローブ・ナツメグ・コショウ・レモンジュース。
中に入れるジャムは、ナターリヤさん手作りのプルーンジャムです。
さて、ここからいよいよお菓子作り開始です。
まずは、材料をあわせて生地をまとめ、
ねかした生地を伸ばし、型をとります。
下の生地にジャムを置き、模様を書いた上の生地とあわせて成形し、
オーブンで焼いてアイシングをしたら完成です。
こちらが、シナモンのみのもの。
日本人の口にも合うように甘さをおさえて作っていただきました。
次に、本場の味に近づけたスパイスたっぷりのもの。
試食をしたナターシヤさんも納得の味でした。
今回の試作を基に、今後エトワールさんで改良を重ねられ、
菓子博の「広島と世界のお菓子バザール」で販売されるそうです。
どんなお菓子になるのか、とっても楽しみですね!