相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

第95回 続・ホテルの朝食

2006-07-14 | Weblog
ホテルの朝食で、昔は、礼儀正しいボーイさんが注文をとりにきてくれた。

 タマゴは、オムレツでも、目玉焼き(フライエッグ)でも、意義を正してナイフ、フォークを持つと、眼がさめる。

 いまは、バイキング方式というのか、自分で好きなものをお皿にとってくる。

 あれを見ていて、さすがはと思うような食事のマナーを身につけている人は、ほとんど見なくなった。

 お皿に、食べきれぬほど乗せてきて、食べちらかして沢山残している。

 自分の食べられる量は、わかっているはずなのに、お皿に取る時、見た眼で、ついつい盛ってしまうのだろう。

 昔の中国人は、ものを食べる姿、お酒の飲み方、そして寝る姿で、その人物の値打ちを計ったという。

 安もん人間か、尊敬すべき人間か、ものを食べる時の姿は、怖いものである。

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