今日の中日新聞に「Jアラート」の自動伝達についての記事がありました。
「Jアラート」全国瞬時情報システムは、通信衛星と市町村の同報系防災行政無線を利用し、緊急情報を住民へ瞬時に伝達するシステムです。
一宮市は平成22年度に222,6千円(全額国の予算)で本庁舎4階の危機管理室に設置され、今年度99,8千円で消防本部にも整備し、2ヶ所で情報を取得できるようになります。
しかし、一宮市でも新聞記事同様に「Jアラート」で取得した緊急情報を市民に自動伝達する仕組みができていません。
現在は、広報車等で伝えることとなります。
市内にスピーカーを設置し音声で伝えるのか、メール等を活用して伝えるのか、様々な方法の検討が必要になります。
「Jアラート」の設置までは、国の予算で担っていただきましたが、この先の伝達は市町の予算で整備しなければなりません。
費用対効果も考慮し、市民への伝達方法を整備しなければならないと思います。
いずれにしろ、この「Jアラート」に情報が来ないことが一番望まれることではないでしょうか。