小春日和

58歳・おひとりさまの日々雑感(*^^*)

生まれてきたこと

2019年09月04日 19時49分10秒 | つぶやき
生まれた家は裕福ではありませんでした
幼い頃の写真の服はボロボロです
かわいい~なんて格好してません

両親は、とても仲が悪く
いつも喧嘩してました
喧嘩というより
今でいう「DV」です
母が叩かれる、引きずられる
弟を連れて逃げていく
そんな姿をみてました

DVの父だから「虐待」もありました
キレると、殴ってきます
鼻血が出て止まらなくなってもやめません
女の子でも関係なしです
逃げようとすると、捕まえられて殴られました

そんな環境のせいか病弱でした

学校でも、よく物がなくなりました
その頃は、どうしてなくなったかわからず
先生に叱られ、探し回ってました
学校もよく休んでました
小学3年生でやっと話せる友達ができました

今も友達です

人が怖いという経験を何度もしてしまったから
今も集団は苦手です

友達が多いのがいいとか思いません
少しの友達で充分だったり
ひとりで散歩したり
本を読んだりするのが楽しいのもOKだと思います

今は、ソロ活とか、ひとり焼き肉とか、
ひとりを楽しんでる人もいます



優しくしてくれる男性と出会い結婚しました
3人の子どもに恵まれました
一生懸命楽しく子育てしました
もう成人してます

末の子は知的障害があります

優しかった旦那さんが、暴れるようになりました
DVでした

恐ろしい拷問のような暮らしが何年もありました
家庭裁判所に行き調停離婚しました

気持ちがグラグラになって精神科に通院もしました

家庭裁判所なんて教科書の言葉で
自分が行くことになるなんて思いませんでした
精神科に通院するようになるなんて思いませんでした


今…しあわせです
なんとか生活できてます

やりたいことをできる
自分で決められる
怖がらないで生活できる
心・自由に暮らせることが何より喜びです

50歳を過ぎてパートから社員にしてもらえました
障害のある息子は絵画を習い大きな賞をいただきました


何もかも、恵まれ
絵に描いたようなしあわせに包まれていたら
私は、何も知らない
人の気持ちに鈍感な人間になっていたと思います

暴力とは何か?
人権とは何か?
深く考えるようになりました

当たり前のことに感謝できる
しあわせを感じられるようになりました
しあわせは友達の数でもお金でもありません

しんどいときは、いつまでも続きません
そんなこともあったなと思える日がきます

しんどいときは、しんどい!と休む
逃げてもいいんです
家族でも、わかってくれない時もあります
わかってくれる人を訪ねてください

目の前の助けてくれるはずの人がわかってくれなくても
あなたを救いたい!と思っている人が
あなたを待ってます

ひとりで苦しまないでください

しんどいと声を届けてください

人は、しあわせになるために生まれてきたんです

生き方も、しあわせも、ひとつじゃありません

いろんな形があります

しあわせを願っています❗


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