日本共産党箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

保健所の設置自治体とそうでない自治体での情報格差について

2021年06月28日 00時30分00秒 | 市議会
6月28日(月)
6月23日に行ったコロナウイルス感染症対策とワクチン接種についての一般質問の4項目目です。

④保健所の設置自治体とそうでない自治体での情報格差について4点質問します。
1,保健所の設置自治体とそうでない自治体で情報格差について
 「論座」2020年9月13日では東京都の多摩市のコロナ対策「自前の保健所を持たない市長の叫び」が掲載されています。「住民にもっとも身近な地方政府として住民の安心と安全確保のために懸命に闘う日々が続いている」と「自前の保健所を持たない首長の叫び」が述べられています。
   https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020091200001.html

 東京都では保健所が設置されていない市町村には、昨年9月まで、今の大阪府 同様、都が発表する感染患者数のみで、感染者の個々の年代、性別、入院、自宅待機など療養状況別の人数を市町村に通知しないとしてきました。それを、昨年9月8日から「通知する」としましのです。大阪では、1月当初から感染者の個々の年齢、性別、入院、自宅待機など療養状況 別の人数を市町村ごとの情報提供をしてきたのを、11月にやめ、新たな陽性者数のみの数にしたのと全く正反対の動きです。

 大阪でも東京や他府県で行われているような情報提供を府に求めないのでしょうか?
 大阪では、先の自宅待機者の陽性者の人数を含め、保健所の設置自治体とそうでない自治体で情報格差を生んでいるのではないでしょうか?
 大阪府の情報提供のやり方では、コロナ対策を市町村で迅速に行おうとすれば、市長、首長などは、知事の会見や発表でその日の感染者数のみを把握し、不十分なまま市の対策を立てざるを得ないか、詳しい情報がない中で結局、大阪府任せになるかのどちらかになるのではないでしょうか?

答弁;府の情報の収集に努め、市が市内施設から情報を市に集め、共有して適切に対応している。大阪府の情報提供の在り方 のみで 市の対策が左右されることはない。


北大阪急行延伸後の阪急バス路線(案)で如意谷地域への影響は?

2021年06月27日 19時34分00秒 | 市議会
6月27日(日)

 北大阪急行延伸後の阪急バス路線(案)で如意谷地域への影響は?
 3月31日の箕面市公共交通活性化協議会で、北急延伸後の阪急バス路線案が参考資料として出されています。如意谷地域でのバス路線の変更や影響が出そうです。
 
 当初の如意谷線(ルミナス山手線巡回⇔箕面萱野駅)廃止から当面存続に
 前回の活性化協議会で廃止路線とされた如意谷線(ルミナス山手線を巡回して箕面萱野駅への路線)は、地域の皆さんが存続の声を上げられ、名手も議会で取り上げてきた結果、「一定期間の社会実験路線」とされ「利用者実態に応じて路線の存続やあり方を検討する」として、「当面存続」となりました。
 
 山麓線廃止に伴い(萱野北小前⇔箕面駅)が廃止に 箕面駅への路線はなくなる
 しかし、箕面山麓線(粟生団地~如意谷住宅前~箕面駅)が「利用が少ない」との理由で廃止の案になっています。それに伴い、如意谷地域では、山麓線の萱野北小学校前⇔如意谷住宅前⇔山麓公園前⇔箕面駅の行き来がなくなり、「山麓公園前のバス停」は廃止になり如意谷3,4,5丁目地域からの特に箕面駅ヘの阪急バスのアクセスはなくなります。二中口バス停、坊島三丁目バス停まで下りないと箕面駅へはいけなくなります。

 7月各地で説明会が行われます。パブリックコメントも実施中(7月21日まで)です。
 地域の皆さんの要望の声をあげましょう。



  5月発行 日本共産党市会議員団ニュースより

箕面市地域公共交通計画(素案)の
方向性についての説明会の開催

 箕面市地域公共交通計画(素案)の方向性について、意見募集(パブリックコメント)を実施するにあたり、以下の日程で説明会を開催されます。

  日  程    時 間       場 所   定員   
7月5日(月)午後7時~午後8時30分 とどろみの森学園地域開放室 15名  
7月6日(火)午後7時~午後8時30分 船場生涯学習センター多目的室3A 40名
7月7日(水)午後7時~午後8時30分 中央生涯学習センター講座室 35名
7月8日(木)午後7時~午後8時30分 東生涯学習センター講座室  55名
7月9日(金)午後7時~午後8時30分 多文化交流センター講座室A・B 55名
7月11日(日)午後2時~午後3時30分 みのお市民活動センター多目的室 45名

 ※事前申込み不要。先着順。
 ※「もみじだより」6月号で広報の説明会は、コロナ感染症の緊急事態宣言の期間延長を受け、延期しています。※今後も、感染拡大や緊急事態宣言の発令状況により、やむを得ず中止や変更する場合があります。ご了承ください。
 ※当日はマスク着用など、新型コロナウイルス感染症拡大防止にご協力をお願いいたします。
 箕面市西小路4-6-1  電話番号:072-724-6746
 箕面市役所地域創造部 交通政策室
 
 
  阪急バス イラスト ヤフオク HPより


コロナ感染者の自宅療養者数の把握と支援は? 「本市で承知していない」でいいのか?

2021年06月25日 01時32分00秒 | 市議会
6月25日(金)
 警視庁開示のコロナ“見殺しデータ” 自宅・宿泊療養「孤独死」122人の恐怖
 6/11(金) 9:06配信  日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb8acc0f2f7af0d858baf7b7c2caf0f3e977dfa/images/001

6月23日に行った一般質問の2項目目です。

②コロナウイルス感染症対策について 質問します。
 
 自宅療養者数の把握は「本市で承知していない」でいいのか?
 箕面市では4月から市内の感染症患者の発生状況の数の公表の仕方を変えました。4月から5月に感染が急拡大し、1週間前の同じ曜日と増減が比較でき、1週間ごとの累計も示され前週と比較ができるようになりました。しかし、感染者の状況は未公表のままです。
 その中で市内自宅療養者への支援について質問します。

 箕面市として府からの情報提供について、濃厚接触者、自宅療養者数の把握ができているでしょうか?今年1月から5月のコロナ感染者の自宅で死亡が確認されたのは全国16都道府県で119人、その中で1番多かったのが大阪府で28人、2番目は東京都で22人、兵庫県が19人で3番目でした。市民による警察庁への情報開示請求への回答で8日、明らかになり報道されました。
 6月の民生常任委員会の答弁では自宅療養者への支援は「府の事業で、本市で承知していない」としましたが、それでいいのでしょうか?療養は、市内の自宅しているのです。仮に、症状が悪化し亡くなっても把握しないことになるではありませんか。

  

 茨木市では、陽性者・濃厚接触者世帯の負担軽減、日常生活支援として日用品・食料品・乳幼児食などの配達の費用289万円や買い物に出られない世帯の買い物代行等サービス費用74万円が予算化されています。府が実施に、市が先に補うものと聞いています。3月は99件、4月は319件利用されたといいます。国の補正予算を活用したものですが、同時に障害者事業所 従業員と利用者へのPCR検査963万円、介護サービス事業所 従業員と利用者のPCR検査助成603万円、保育施設 従業員のPCR検査費助成770万円なども予算化されています。

 富田林市でも市が保健所にあらかじめ、市の自宅療養者支援の専用ダイヤルを伝えておき、保健所から支援の必要な人に連絡・案内してもらい、本人、家族からの連絡をもとに、健康推進部の職員が、自宅療養者を特定し、最大2週間必要な物資を家の前まで配達するものです。食品や弁当は保健所から提供、市からは備蓄米、粉・液体ミルク、紙コップ、テッシュ、キッチンペーパー、マスク、生理用品、紙おむつなどその他の物資、約250万円を予算化し、届けるなどきめ細かな対応がされています。

 府の保健所からの市への情報提供が今のままでいいとお考えでしょうか?
 箕面市民への支援はなされたのでしょうか?茨木市も富田林市も市内に府の保健所がありますが、現状では市に自動的に情報提供とはならないといいます。保健所からの情報提供の問題ですが、市の姿勢と市の施策の在り方で、支援の差ができるのではないでしょうか?
大阪府、保健所からの箕面市への情報提供について、「なされない、できていない、承知していない」では、最も身近な自治体が、住民の暮らしを把握して、命や暮らしを守るために働く「ニア ザ ベスト」にも反することではないでしょうか?答弁を求めます。

 答弁;相互に連携し適切に実施してきた。「格差」は、認識はない。自治体の役割で寄与できる。

 再質問:現実に、茨木市、富田林市の施策を例にそれぞれへの市民への施策の違いを指摘しているのに、「適切実施で、格差はない」というのは、承知できません。箕面市では、そのような施策はないし、今後も、同様の事態にも独自の自宅療養者への支援は「ない」「しない」「検討しない」とのことでしょうか?

 答弁;現在、茨木市などと同様の施策は実施していませんが、今後もそれぞれの自治体の実情とその時々の状況に応じた施策を検討してまいります。

 「状況に応じた施策を検討する」と答弁していただきましたので、
  市民の命を守る立場からよろしくお願いいたします。


市内の病院での感染拡大と対応  5月10日の為永温泉病院のHP「お知らせ」で・・・

2021年06月24日 18時28分00秒 | 市議会
6月24日(木)

 NHK 関西 NEWS WEB
 大阪 箕面 病院で新型コロナ89人感染 患者11人死亡

                    06月23日 17時31分
  https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210623/2000047513.html

 すでに、5月初めから、発生していた「クラスター」でした。いま、なぜ大きく、マスコミ各社が報道されたのか、わかりませんが、病院はすでに、11回にわたってHPで、検査の実行、感染の広がりなどをその都度、公表されてきました。府の対応や医療のひっ迫状況、市へ対応が、適切であったのかが問われます。  
 
 昨日の、箕面市議会本会議の一般質問でこの問題にかかわり質問しています。
 ご紹介します。

日本共産党 名手宏樹 一般質問     2021年6月23日 予定  最終原稿
1,コロナウイルス感染症対策とワクチン接種について

③市内の病院での感染拡大と対応について 
 5月10日の為永温泉病院のHP「お知らせ」で「当院における新型コロナウイルス感染者の発生について」が公表され、「5月7日、当院職員1名の・・・感染が判明。同日、抗原検査にて、患者様4名の感染が判明。当該病棟の患者様と職員全員のPCR検査・・を行い、5月8日患者様1名、職員3名の感染が判明。9日患者様3名の感染が判明、急激な重症化により1名の患者様が亡くなられました。累計の感染者数は、患者様8名、職員4名、合計12名、うち死亡者数1名。」と公表されました。その後、順次、約ひと月の間に11回の報告をHPに掲載されています。6月10日第11報では「累計の感染者数は、患者様70名、職員19名、合計89名、うち死亡者数11名。亡くなられた患者様には、心からご冥福をお祈り致します。」「引き続き、入院の受け入れは停止、外来診察・・・についても一部制限。デイケアは8日より通常通りの対応。」とHPで繰り返し公表されてきました。さらに「池田保健所等と連携をして、職員一丸となって感染拡大防止にあたっております。安全で安心できる精神科医療をご提供できるよう取り組んで参ります」と奮闘される決意をのべておられます。この間、市民の方からは「病院職員が感染し亡くなった患者さんの対応で、感染が広がった」とも聞き及んでいます。

 箕面市では状況把握や病院への支援について行われてこなかったのでしょうか?
病院の関係者はその対策に忙殺され、周辺の市民・住民をはじめ多くの市民の方々も感染の拡大を心配されてきました。民生常任委員会では「保健所の要請で市立病院から療養方法のアドバイス、ゾーニング、消毒、防護服の着脱研修などの支援に入った」と答弁もあり、少しは救われましたが、「クラスターが発生」し、5月初めから公表されていても「医療機関は府の管轄、府の要請がなければ動けない」なら、直接市民の命や暮らしに直結する基礎自治体の役割がはたせるのでしょうか? 委員会で村川議員が述べたように「行政の支援は命綱で早く来てほしかった」が病院側の切実な声です。情報の提供のスピードと共有、連携、そして対応が何にも増して必要ではないでしょうか?

 答弁;医療機関への対応は府が行うもの。府と市の役割分担で適切に対応してゆく。保健所からの情報提供、連携と対応は適切に対応している。

 再質問:「医療機関への対応は府が担うもの」ですが、「併設された障害者施設の状況把握は必要」だった。と答えもありました、5月初めに病院HPで公表もされ、いつ、どこからの情報で、市が院内の感染者の広がりを把握して、市立病院の専門職員が、いつ支援にはいったのでしょうか?府市の役割分担するにも、「情報の提供と共有」は必要ではないのでしょうか?
  

 答弁;5月8日に池田保健所から支援依頼があり、当日感染制御部の看護師が支援に入りました。「役割を分担するにしても情報の提供と共有が必要ではないか」については、先ほどご答弁したとおりです。

「5月8日に、感染制御部の看護師が支援に入った」とのことですので、7日に病院で患者が判明し直後に支援に入ったと考えます。しかし、その後、ひと月にわたって感染が広がり、患者・職員の89人が感染し、11人もの方々が亡くなられるという、コロナ感染症では非常に大変な状況が広がることが分かりました。病院はHPで感染情報を繰り返し発信されているのですから、市の対応も積極的に明らかにすることが、市民のなかの無用の不安や憶測を広げず、力合わせた対応ができるのではないかと思います。


コロナウイルス感染症対策とワクチン接種について 一般質問を行いました

2021年06月23日 23時09分00秒 | 市議会
6月23日(水)
 箕面市議会、6月議会の最終日、
コロナウイルス感染症対策とワクチン接種について の一般質問を行いました。
 11日の発言通告後、14日にあらましを作成、原稿準備、21日に答弁案が示され、再質問の通告準備、23日の本会議での質問と約2週間かけての質問です。
 内容について順次ご紹介しますが、今日は、初めの部分だけご紹介します。

1,コロナウイルス感染症対策とワクチン接種について
 ①ワクチン接種の状況と対応について
 5点質問します。
 3月の代表質問では、ワクチン接種の優先計画と推進体制、副反応へ対応など正確な情報の開示、公表や緊急事態への対策など求めてきました。
 3月に医療従事者へのワクチン接種が始まり、5月から75歳以上、28日から65歳以上の高齢者、6月後半からは64才以下、一般の方への接種が進められています。5月は75歳以上の約1万8千人に対して、ワクチンは約3000回分とすくなく、65歳以上の高齢者人口の3万6千人に対しても供給が遅れ、予約が殺到しました。その後、6月に入り、約1万5千回分のワクチン入荷、その後の入荷計画などもあり、ようやく高齢者の4割くらいにまで1回目の接種が進んでいると思われます。

1、ワクチンの入荷の状況と今後の予定、ワクチン接種の現在の到達などHPで公表するなど正確な情報をわかりやすくお知らせすることです
 NHKの特設サイトで公表されている6月20日時点の内閣官房IT総合戦略室の情報では、65歳以上の1回目の接種の状況は、全国1の佐賀県が62%に対して大阪府は40%と47都道府県のうち34番目と遅れています。
自治体によっては、細かく年齢や地域ごとに接種案内をしたり、ワクチン入荷の予定をHP上で明記したり、接種の対象者、対象者数、接種人数、接種率などの到達をわかりやすくお知らせしているところもありますが箕面市では検討されないのでしょうか?

 答弁;国の配分方針に基づき、府から市町村に配分。今後65歳未満の供給が始まる。接種券送付や予約対象はHPで公表している。接種済み人数や接種率の公表は検討している。

 検討しているとのことですのでワクチン入荷の予定や接種率の公表などぜひ行っていただきたいと思います。
    

2、65歳以上の高齢者の7月末まで接種の終了の見込みについて
 ワクチン接種推進担当大臣からのメッセージでは「希望する高齢者全員が、7月末までに、接種が終了できるように取り組む」「見通しがついたところから、基礎疾患や一般の接種を」とのべています。しかし、箕面市では76歳で集団接種の予約は5月6日からでしたが、「基礎疾患はないが、自分の体を理解してもらっている、かかりつけ医で接種を行おうと、5月28日に電話したら、すでに10月まで予約が詰まっていた」基礎疾患がある人も、かかりつけ医で接種をしようとすると接種が大幅に遅れる場合があることや、「83歳で、かかりつけ医での5月24日からの予約を待っていたら予約申請がおくれ、5月18日に家族に集団接種をLINEから予約してもらったら1回目は7月の17日、2回目は8月7日になった」など集団接種でも8月、9月の方も多数出ているのではないでしょうか?「65歳以上の方の接種が7月末まで終了の見込み」と言われる実態や状況などお答えください。
また、64才以下の一般の接種の案内も発送され、60才までの予約が今日からはじまっていますが、希望される65歳以上の高齢者より64歳以下の接種が先に進められる場合もでてくるのでしょうか?今後の予約、接種の体制についてお答えください。

 答弁;7月末完了を目指している。 中西議員への答弁:市の実施計画に沿った進捗が担保されているとは考えていない。職域接種の開始など適切に対応し、接種につとめる。

「7月末まで目指している」というだけで、「進捗が担保されていない」ことが明らかになりました。

3、副作用・副反応の発生件数と対応について
 ワクチンの有効性は知られていますが、副反応、特に接種部位の腕の痛み、倦怠感、頭痛、発熱などインフルエンザワクチンよりは頻度が高いといわれています。約166万人の副反応をまとめたCDC米国 疾病管理予防センターの論文によると、主な副反応は、
【1回目接種】
・腕が痛い:ファイザー社製63.6% / モデルナ社製71.4%
・倦怠感:ファイザー社製29.1% / モデルナ社製32.5%
・頭痛:ファイザー社製24.7% / モデルナ社製26.9%
・発熱:ファイザー社製7.0% / モデルナ社製10.0%
【2回目接種】
・腕が痛い:ファイザー社製66.5% / モデルナ社製78.3%
・倦怠感:ファイザー社製47.8% / モデルナ社製60.0%
・頭痛:ファイザー社製40.4% / モデルナ社製53.2%
・発熱:ファイザー社製21.5% / モデルナ社製37.6%

 2回目のほうが、副反応率が高くなっています。国内における臨床試験でも、37.5度以上の発熱は1回目接種後が14.3%、2回目接種後が32.8%と高いとされています。箕面市でのこれまでの副反応の状況や重篤な例はなかったのか、対応についてお答えください。
答弁;会場での明らかな副反応は確認していない。帰宅後の倦怠感なども把握していない。救急搬送の必要な場合の対応は、医療機構・国への報告から市町村へ情報共有となる。かかりつけ医相談と救急搬送、市立病院へ送る体制を整えている。
帰宅後の倦怠感は、「広く発生している」と聞き及んでいます。2回目の接種や若い「世代へ」の接種が、すすむと、副反応もさらに顕在化することも指摘されていますので、正確な情報の集約をお願いするものです。

4、要支援や介護、障害、ひとり世帯など支援の届きにくい方々への予約、接種の支援について
 ワクチン接種を希望する方に、接種をすすめるために、予約も一人ではできない、会場にもひとりで行けない方への支援が重要になってきます。すでに、萱野地区福祉会では、5月末に地域集会所など5か所、3日間でネットでの予約のお手伝いに取り組み、地域の方の約50人をこえる予約がすすめられました。家族の支援が受けられない場合を想定し、ヘルパーがワクチン接種に同行するなど介護報酬の算定が可能など厚労省も通知を出したと報道されています。今後、要支援や介護、障害者、ひとり世帯など支援の届きにくい方々への予約、接種の支援が必要ですが、その方策をお答えください。

答弁;民生委員協議会や事業所、福祉協議会へ協力依頼を行っている。地区福祉会によっては会員が予約の支援を行っている。スマホをもってライプラに来られた場合、職員がお手伝いしています。

 5、64才以下の接種について
 64歳以下の一般の接種や教職員、保育士、学童保育などエッセンシャルワーカーへの接種について 質問します。
 先のワクチン接種推進担当大臣は、「自治体が高齢者への接種を7月末までに終えることを約束すれば、高齢者以外の人たちに独自に優先順位をつけて接種を行うことを容認する」と5月30日報道され、すでに、北九州市、八尾市など「エッセンシャルワーカーとして、福祉・保育・教育関係で市内の事業所で勤務されている方を対象に接種を始める」としています。箕面市での、今後の64歳以下の一般の接種や教職員、保育士、学童保育などエッセンシャルワーカーへの接種についてお答えください。

 答弁;23日から60歳から64歳以下、基礎疾患を有する者の予約を開始、エッセンシャルワーカーについては、国や府の大規模会場の利用を案内する。

 エッセンシャルワーカーへの接種も市独自の施策はないようですが、新たな変異種の若年層への広がりの中で必要になってくるのはないでしょうか?
 ワクチンは感染収束への有力な手段ですが、接種が、多数まで行き渡らないままで、新たな変異株の広がりの中で、感染対策の取り組みがおろそかにすれば、新たな感染拡大に陥ります。非常事態宣言から蔓延防止措置に切り替わりましたが、無症状感染者を含めた検査の抜本的拡充、医療機関への減収補填、十分な補償など、感染対策の基本的取り組みを、同時にしっかりと行うことが依然として重要です。
 寝屋川市は、介護、障害者施設の職員に加え、6月1日から、保育・学童保育、幼稚園、学校の職員を月2回のPCR検査を始めています。ワクチン接種と合わせて、検査の拡大を重ねて求めるものです。