5月26日(木)
朝から、庁内の新聞配達。その後9時から、
6月議会の文教関係の議案説明。10時から幹事長会議、11時再び、文教関係の議案説明。その合間に、市政報告の印刷と大忙しの半日がすぎました。
午後から、堀田文一府議と西日本高速道路株式会社関西支社大阪工事事務所へ。新名神高速道路のトンネル建設で高槻から茨木、箕面の山に水枯れや自然破壊が及ぼされることがないか」と調査と申し入れ。NEXCO職員は「NEXCO西日本の中に「地下水流動対策委員会」を設け調査、審査して、ホームページなどで公表している。箕面のトンネルなどはまだ審議には至っていない。」など答えました。堀田府議は、「関係者や府民に、情報を公開し納得ゆく説明すること」などにもうしいれました。
神田議員と私は、「箕面川上流や勝尾寺川を横切り、断層を貫く新名神箕面トンネルが箕面の自然や農産業に影響が出ることがないかどうかしっかり調査すべき」と要望しました。工事事務所職員は、「調査中で、工事は進めてみないとわからない点もある」などと答えたため、「影響が出てからは遅い。影響がでないかどうかはっきりさせることが重要」ともうし入れました。
堀田府議も「大阪府道路公社の箕面トンネルでは初めから水枯れなど影響が出ることが分かっていて工事をおこない、湧水のポンプアップまで計画していた。工事をやらないことが自然や農業にとってよかったことになる。NEXCOが箕面トンネルと同じことをしては困る」と厳しく申し入れました。
その後、大阪工事事務所ですでに工事を進めている、高槻市の山中の下音羽付近の工事現場話視察しました。下音羽川の沿岸を木を伐採し鉄骨で足場をつくり、高速道路の橋脚を建設しようとしていました。「この地域の事業だけで総額27億、足場となる工事用道路づくりだけで13億、約半分も費やす」ということでした。
帰りに、彩都(国際文化公園都市)にまわり、地域内と中部地区への岩坂橋梁建設計画予定地域を見学してかえりました。
市役所にもどって、5時40分、木曜日ということで日曜版の配達と集金してまわりました。
5月25日(水)
箕面革新懇主催「福島原子力発電所の現状と未来へのエネルギー政策・・ー永続可能なエネルギー供給ー」と題して、近畿大学準教授 青山政利氏が講演しました。 一か所で3つの炉心が「溶けた」のは今回の事故がはじめて、解決と収束の見通しがないという「深刻な実態」が語られました。
また日本は、地震と津波の多発国でありながら、すでに世界の435基の原発のうち55基を立地させた世界第3位の原発立地国になっている実態を資料で示されました。歴代の政府の原発推進施策が厳しくとわれます。
また、ウラン235の核分裂による生成物には、ヨウ素134の半減期は52分からセシウム137の半減期が30年、テクネチウム99など2万年もの半減期、ジルコニウム93は153万年もかかるものもあり、人類の何代にも後まで長期にわたって放射能を出し続けるものもあることなど資料を示して語られました。こうした環境破壊は自分たちが亡くなった後の人類の権利まで奪い取っていることになると警告されました。
社会の在り方、エネルギー消費の都市の構造を変えながら、自然エネルギーに変えてゆく・・社会を変えてゆくことが今重要だと語られました。
46人を超える参加者があり、会場では被災地復興支援カンパも取り組まれ、カンパ袋が回されました。