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京都 岩倉実相院。

2014-08-24 10:00:33 | 京都遊学。


京都2日目。

床みどり、とやらが見てみたいなと岩倉実相院へ。

ピカピカに磨きこまれた黒光りする床に、
お庭の緑が映りこんで、床が緑に染まることを床みどりとよぶのだそう。

紅葉の季節は「床もみじ」と名がかわるようです。

シーズンオフの実相院はひっそりとしていました。


床みどりも素敵でしたが、奥のお部屋にかざってあった、
清時代から伝わるという透き通るような綺麗なブルーの星座図の屏風に心をうばわれ、
屏風のまえにぺたりと座りずーっとみていました。



お庭はしずかで、蝉時雨が降りそそいでいて、
なぜだか急にスピッツの「流れ星」がききたくなり、イヤホンでそれを聞きながら葉っぱが落ちるのとか、
虫がお花にはいるのとか、それがぱちっと飛びたったときのお花の揺れとか、
風でゆらめく木々とか、目だけで感じるとくっきりと輪郭をまし、
ゆっくりとした時間を過ごすことができました。



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