+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

糸島富士(可也山)に登る

2012年03月20日 | 福岡県の山
もう2週間も前になってしまった。言い訳だが、最近は飲み会に足が向いて中々机に向かう暇が無い。

3月4日、からつ労山の入門ハイキングの山行で、糸島市にある可也山に行ってきた。
可也山は秀麗な山容から糸島富士とか小富士の別称があるそうだ。
残念ながら当日は曇り空で今にも振り出しそうな天気であった。登山口に向かう途中からは可也山の
山頂部は霧に覆われて、その秀麗な姿は見えなかった。
参加者は16名。その中には孫の倫太郎と蓮二が加わっていた。彼らは3月2日の夜に地下鉄に乗ってやってきた。

今回のコースは、梅林で有名な小富士から登り、師吉(もろよし)へ下り、小富士まで周回することになっていた。

出発地点は、小富士研修施設の駐車場で、道路を隔てて海岸に下りるところには鳥居が建てられている。


梅林の側の民家の出窓にお雛様が飾ってあり、早速足を止めて観賞となった。


梅林の中の坂道を登る孫達。

満開の梅

支尾根への急坂。ここはまだ登りやすかった。

支尾根に上がって一息つく二人


このあと、師吉との分岐がある山頂尾根までは、急坂の上に泥濘でズルズル滑る悪路が待っていた。
ロープが渡してあり、幾分助かったが、一気に泥んこになってしまった。
いざ山頂へと皆が尾根に上がってくると霧が深くなり、霧雨まで降りだしてきた。

可也神社の石の祠

山頂展望台に着いたが、霧に覆われて真っ白。孫達も盛り上がらない顔をしている。

他の団体さんが登ってきたので展望台を譲って、山頂標識のまえで集合写真を撮る。

記念写真を早々にとって、師吉へと歩みを速めた。途中『石切場跡』があり、楔の痕が残る巨石が座っていた。


石切場跡を過ぎると師吉の登山口は近かった。
ただ、その頃になると孫達は『お腹すいた』コールが始まり、それまで先頭近くを歩いていたのがペースダウン。
小富士登山口までの舗装路歩きは長い道のりとなってしまった。
小富士研修施設の軒先で、遅い昼食となった。
ラーメンを楽しみにしていた孫達であったが、途中でおにぎりを食べてきたので二人で一人分しか食べなかった。
天気さえ良ければもう少し盛り上がっただろうが、『もう歩けない』などと音を上げることも無かったので、
耐える力も着いてきたようで、孫達もいくらか成長してきたようだ。

一緒に歩いてもらった仲間に感謝し、一足早く帰宅の途についた。

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