三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:入国制限下で家族呼び寄せ計画 ⑤家族を迎えに日本へ、まずはホテルに3日間拘束

2021-03-21 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 PCR検査で陰性の結果はすでに取得済み。フライト前の事前準備として、厚労省のweb情報を元に、各種アプリの登録、誓約書の記入、質問票webの入力によるQRコードも作成等、飛行機に乗る前に準備できることは事前に全て完了。あとは空港に行って飛行機に乗るだけだ。

1. フランクフルト空港
 年末は日本への帰国者でチェックインが結構込み合ったものの、11時過ぎの空港到着で2、3人くらいしかカウンターにいない。
 セキュリティーチェックや出国審査も当然ガラガラで待ち時間なし。皆さん暇なので、「どこ行くのー」とか、「家族連れてくるんだー、良かったねぇ」、「どれくらい一人で暮らしたの」とか世間話しながら通過。
 ルフトハンザのセネターラウンジはこれまでと同様、室内飲食禁止。何か欲しければ、水やコーヒー、プレッツェルをくれるが、外で飲み食いするか日本へのお土産にするしかない。ラウンジでシャワーの後に一杯やる楽しみが出来なくなったのが辛い。当然、雑誌や新聞もない。

2. 羽田到着
 ボーディングブリッジを接続しても、なかなか降ろしてくれない。15分くらい待ったところで国際線乗り継ぎの人が優先降機。その後、前方から順番に降機。その後、唾液テストや書類提出。厚労省のweb記載の書類以外にも必要なものがあったので、飛行機内でくれる書類ももらっておく必要があったようだ(簡単な書類なので、書類提出時に用紙を貰っても直ぐに記入できる)。
 唾液テストの結果が出るまでに着陸後3.5時間くらい。自分の検体番号を呼ばれて結果を受け取ってから、ホテル移動待ちの場所に移動。なお、家族の場合にはバラバラにならないように、一度に検査結果を伝えてくれていた。
 20人弱集まったところで、検疫、入国審査、荷物受け取り、税関申告といういつもの流れを経てバスに向けて移動。ここまで着陸後約4時間。
 因みににバッゲージクレームでは検疫探知犬がお散歩。周囲を見てると犬が来る前に1名自白者を発見。昔に比べて肉類は罰則が厳しくなってるので要注意。

3. 羽田~検疫所の確保する宿泊施設 
 変異株の流行国からの帰国なので、直接自宅には帰れない。最初はバスに乘って演繹所の確保するホテルに移動。
 バスは自由席。前方席からホテルに入れるかもと思い、最前列に乗車。同じグループの全員が乗ったところで出発。行先は両国のAPAホテル。全室禁煙。
首都高を使わずに両国まで移動。所要時間約50分。ホテルに着くと、まずは係員が荷物をホテルの中へ。続いて前方席から降車しチェックイン。
 ロビーで説明を聞いて、体温計と弁当(昼飯)を受け取ってようやく自分の部屋へ。
 
 廊下には見張りがいるので、一度部屋に入ったら脱走不能。3日間おとなしくするしかない(ホテルのコインランドリーへの外出は可能)。
 羽田着陸からホテルの部屋までで合計約5時間。非常に疲れた。


 典型的な日本のビジネスホテルで狭い。TV、WIFI、バスタブ、トイレ、冷蔵庫、寝間着、インスタントコーヒー・緑茶、各種アメニティー(シャンプー、リンス、歯ブラシと歯磨き、髭剃り、ポット等)が一通りそろっているので、滞在で不便なことはなさそう。

 これが入所日の昼飯。冷えた弁当。これに500mlの水が1本ついて来る(部屋には別途2本の水)。

 以下は入所のしおり。


 このしおりでの飲酒に関する記載の表現が悩ましい。「飲酒はできません
 ホテルではお酒を入手できないので飲むことはできない。これは間違いない。一方で事前にお酒をスーツケースに入れておけば飲酒可能。飲酒禁止とは記載されてないので、どうするかは自己判断。なお、喫煙に関しては空港で渡された別紙に禁煙と記載されているので、上記のような飲酒と同じような解釈はすべきでない。

 当日の夕飯はこんな感じ。キノコの炊き込みご飯と白身魚の照り焼き。炊き込みご飯が冷えてても美味しい。魚の方は普通。あとは味噌汁でもつけばいいのだが・・・。


 
4. 退所
 3日目の朝にサンプル(唾液)を採取してテスト、陰性だった人は最短16時ごろにバスに乘って、羽田に戻されてお仕舞。退所は当日の16時か翌日の10時か選択可能ということだ。ホテルにハイヤーを手配して帰りたいものの、近隣からの苦情(待機の車で渋滞)で、空港戻しとのこと。


 家族連れで帰国される方は、出来る限り事前に書類やアプリの準備をすることをお勧め。
(空港でアプリの確認を行うので、最悪、そこで登録すれば大丈夫。よくわからない場合には、空港で係の若者にお願いするとサクサクやってくれる。)

 早くホテルに移動したければ、飛行機とバスは前方に座るべし。


ドイツ駐在2021:入国制限下で家族呼び寄せ計画 ④家族を迎えに行くためPCRテスト

2021-03-18 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 今週末に日本に帰国予定。年末に一時帰国した時との違いは、ドイツ出国前のPCRテストの義務と帰国後のホテル拘束3日間。変異株の流行恐るべし。

 備忘録としてフランクフルト市内でのPCRテスト受診と日本の当局の指定する書式での検査証明書入手をまとめてみた。


①    PCRテスト予約
 フランクフルト領事館の1/31のメールの情報(日本の要求する試験条件に対応する試験機関)を参考に以下でPCRテストを予約。


 所定の情報をインプットして簡単に予約できる。クレジットカード払い可能。日本で発行されたVISAカードであったが、全く問題なく処理出来て、直ぐにメールで予約確認書や領収書が送られてきた。

② PCRテスト実施
 テスト会場はAllerheiligenstraße 13, 60313 Frankfurt am Main。でかい看板が目印。すぐにわかる。U Bahnで出かけたものの、ここなら車を路駐でも大丈夫と後悔。
 予約時間よりも20分程早く着いたものの、そのまますぐに受け付け&試料採取終了。綿棒を喉と鼻に突っ込んで試料採取することから、不快感はあるものの一瞬で終わるのがいい。日本の入国検査での試料採取は梅干しの絵を見て唾液を溜めるので、時間かかって面倒。なお、受付と試料採取の担当者はドイツ語only(とはいうものの、雰囲気的に何言ってるかは、ドイツ語が分からなくても十分理解できるから実務的に無問題。しかも言い方と物腰が結構穏やかなので気楽)。たぶん、本当に困った事態になれば、英語を喋れる人が出てくるはず。

③ PCRテスト結果入手その1
 試料採取(3/16 17時)の翌日の13時半にメールで結果のpdf到着。なお、メールの発信元はサンプル採取先ではなく、別の分析機関(IMD Labor Frankfurt: www.labffm.de)。
 注意点はドイツ語のレポートで日本の入国条件を満たした記載事項ではないこと(試料採取方法や試料採取時間等、複数の項目が欠落)。

 そこで自分の名前やPassport情報をかきこんだ日本の指定書式と共に、結果をサンプル採取先(Covid Testzentrum <frankfurt@covid-testzentrum.de>)にメールして、日本の指定書式での結果再送を依頼(事前に会社の知り合いがこの段取り確認済み)。

④ PCRテスト結果入手その2
 依頼(3/17 14時半)してから2時間ほどで結果がメールで到着。予め指定書式に自分で必要事項を可能な限り入力していたものの、それは使われずに指定書式に全て手書きで記入し捺印して返送。ファイル形式はjpg。
 以上でおしまい。後の課題は日本入国後のホテル拘束3日間だ。

ドイツ駐在2021:イベリコ豚ロースを堪能

2021-03-14 | ドイツ赴任_現地料理

初日:端っこの方の形の悪い部分を適当に切って焼肉を堪能。

二日目お昼ご飯:薄く切って焼いて、ニンニク+醤油+白ワイン+砂糖のタレに絡めて豚丼。

二日目夕飯:厚切りポークステーキ


 表面はカリッ。なかはしっとりジューシーに焼きあがった。イベリコ豚特有の甘い脂と弾力感ある肉質。無茶苦茶旨い。

 まだまだ100gくらい残ってるので、最後は生姜焼きにでもしてみようか。


ドイツ駐在2021:ポルトガルスイーツのお店 Cafe Estrela Doce

2021-03-14 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 フランクフルトでエッグタルトを堪能中。これまでに中央駅のパン屋で買ったり、ザクセンハウゼンのお店を調査済み。今回はベルリッツの先生に教えてもらったNiederradのCafe Estrela Doceへ。

自宅から約9km。自転車で行こうと思ったものの、先週から冬の気温に戻ってしまったことから車でお出かけ。

 お店の近くに路駐して店内へ。
 1個1.5EUR前後でいろいろ種類がある。

 
 zitronen kuchenとエッグタルトを選択。これが日曜日の朝ごはん!

 レモンの方は仄かなレモン風味でしっとり食感が美味しい。エッグタルトはサクサク&トロッとした触感が最高!

 次回は家族の渡独後に一緒に来てみよう。



ドイツ駐在2021:高級スーパー FrischeParadies でお買い物!

2021-03-13 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 会社の人に教えてもらった高級食材店のFrischeParadies 。レストラン向けのお店らしいが、一般客もOKとのこと。気になっていたので探検に行ってみた。

 流石、高級食材店!ReweやAldiには売ってない。

 Friedrich BeckerのSpätburgunder。日本で買うと3000円くらい。

 パック入り生ハム。高い!

 VENOSやKOSMIDISよりも魚の位置が遠い。指さしで買うなら、ここよりもあっちの方がいい。

 イベリコ豚。KOSMIDISだと、ここのメーカーの冷凍品があり、お値段は半値未満。但し、種類はこっちの方が多い。

 枝豆とイベリコ豚のロース(31EUR/kg)とワインを購入。貰ってきたチラシによると、第一月曜日は15%引きのようだ。次回行くならその日にしよう!

 早速、イベリコ豚をソテーして、柚子胡椒、トリュフ塩、ポン酢&ワサビで堪能!当たり前であるが、ReweやAldiで買ってくる豚肉よりも美味しい。
 

 

ドイツ駐在2021:簡単タラコパスタ

2021-03-11 | ドイツ赴任_現地料理

 まずはその中でタラコ缶を選択。ふたを開けるとこんな感じ。

 塩辛かったら嫌だなぁと思いながら試しに食べてみる。「うまい!」タラコの味だ(まあ、当たり前だ。)

 そこで適量を器に取り分けて、マヨネーズをかける。そこに茹でたパスタを放り込んで混ぜるだけ。仕上げは黒胡椒。

 
 缶詰で予め魚卵が解されているので、とても便利。あっという間にタラコパスタ完成。白ワインやビールのおつまみに最高!

 そこで早速、残りのタラコでもう1回。
 今度はマヨネーズ+アイオリソース+唐辛子であえてみた。アイオリソースのニンニクのコクで美味しさ倍増!
 

ドイツ駐在2021:一杯やってから、締めはタコ飯!

2021-03-07 | ドイツ赴任_現地料理
 金曜日にタコ、サーモン、豆腐、おからを調達済み。独り暮らしなので、同一食材を以下に飽きずに食べぬくかというのが課題。

 本日のお摘みは以下の通り。
✔締めサーモン(昨日の残り)
✔サーモンのスタミナ漬け(ニンニクと黒胡椒と昆布醤油に4時間漬け込み)
茹でタコのコチュジャン漬け
✔枝豆(冷凍品をKOSMIDISで購入)
✔おから(本日の朝に作成) 
✔冷や奴(昨日との違いは鰹節の有無)

 ドイツでおからを食べる機会があるとは思ってもみなかった。しかも自分で初めて作ったのがドイツでびっくり。出汁を食べる食べ物であることを認識。出汁の素の偉大さを感じる。適当に作った割に美味しい。次回も豆腐を買いに行ったら、おからを貰って来よう。

 サーモンのスタミナ漬けは我が家では頻出。温かいご飯と一緒に食べても美味しいが、ビールのつまみとしても優秀。ニンニクと黒胡椒の刺激が非常にビールに合う。ビニール袋にすりおろしニンニクと黒胡椒と出汁醤油又は昆布醤油を適当に入れて、冷蔵庫に放置するだけ。簡単で美味しい逸品。


 最後はタコ飯。これも簡単。米を研いで水と出汁の素とタコと刻み生姜と醤油を加えて炊飯器のスイッチオンでお仕舞。

 お酒の後のタコ飯最高!沢山作ってあるので、おにぎりにして冷凍しておこう。
 

ドイツ駐在2021:Kim's Tofuのおからを早速炊いてみた。

2021-03-06 | ドイツ赴任_現地料理
 KronbergのKim´s Tofuで貰ったおから。実は日本にいた頃は食べたことはあっても、自分で炊いたことはない。まずはググって食べ方を調査。生のおからはすぐにダメになるようなので、貰った翌日に速攻で調理。

 具はシンプルに人参とネギに決定。まずはニンジンをゴマ油で炒めてから、おからを投入。

 適当におからを炒めてから、出汁醤油(醤油+出汁の素+水+白ワイン+砂糖+あら塩少々)を投入して更に炒め、最後に火を止めてからネギを放り込んで混ぜてお仕舞。ネギの香りが非常にいい。


 あっという間に完成。ちょっと味見。適当な味付けであったものの、イイ感じ。まあ出汁の素を入れれば、何でも普通に旨くなる。なお、みりんの代わりに毎回、白ワイン+砂糖で料理しているが、家庭料理としては全く問題なし。

 一人暮らしなので、こんなに沢山一度に食べきれない。半分はタッパーに詰めて冷凍。残りは今晩のおつまみだ!
 
 

ドイツ駐在2021:早じまいで豆腐とタコぶつとサーモンを堪能!

2021-03-06 | ドイツ赴任_現地料理
 夜の1:30に業務開始で疲れたので、早じまいで美味しいものを食べようということで、Kim's TofuとVenosで食材調達!

 Venosではタコとサーモンを調達。

 タコ(18.95EUR/kg)は独り暮らしに優しい大きさを選択(約400g)。予め内臓は抜いてくれてたので、軽く塩もみしてヌメリを取ってから釜茹の刑。

 行きまーす。

 お風呂に入ったタコさん

 頭もキチンとつかりましょう!

 タコを茹でたのはコレが2回目。1回目は約20年前の和歌山在住時。紀州釣りのチヌ釣りの外道で釣れてしまったタコ。あの時もこんなくらいのサイズ。

 さて、全部準備ができたので夕飯開始。
おつまみは以下の通り。
✔サツマイモのキンピラ(昨日の残り物)
✔モッツァレラチーズとトマトとイチゴ
✔刺身盛り合わせ
 タコぶつ:茹でたて!
 サーモンの刺身:特に工夫無し
 締めサーモン:昆布と一緒にビニール袋に入れてから、ワインビネガーを適当に注いで4時間程冷蔵庫へ。途中で向きを1回反対にして、満遍なく浸かるようにして作成。簡単なのでお勧め。

 冷ややっこが最高!京都の久在屋の地豆腐には及ばないものの、豆の味が感じられて十分にうまい。適度な硬さの木綿で、とても摘まみ易いのもいい。しかも僅か2.5EURでこのお味。お値段と味のバランスが素晴らしい!残りの豆腐は麻婆豆腐にしてみよう。

 次点はタコぶつ。久々の触感がとても嬉しい。ワサビをチョットつけて食べると美味しさ倍増。残りはタコ飯にして食べよう!

 非常に満足な夕飯。
 
 

 

ドイツ駐在2021:美味しい豆腐と焼き菓子(カステラ&シフォンケーキ)@KronbergのKim´s Tofu

2021-03-06 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
(2022年追記:昨年末に閉店の模様)
 引き籠もり生活の楽しみは食事。美味しい豆腐が食べたいなぁとの思いで、ググっていたところ、フランクフルト近郊に豆腐屋を発見!

     Kim´s Tofu: Friedensstraße 15, 61476 Kronberg im Taunus

 Google mapで詳細に場所を確認。車は路駐できるようだ。そこで早速お出かけ。

 僅か10kmちょっと道のりで、レーダー(日本で言うところのオービス)を2基も発見。ドイツのオービスは情け容赦ない。日本のように20~30km/h超で、ようやく光るというようなものではなく、5km/hくらい超えたら瞬殺と言う仕様。初めての道は速度標識を見落とさないよう要注意。

 お店の入口。

 お店の中はこんな感じ。
 韓国の食材が中心。

 購入したのは以下の通り。
✔豆腐2丁:5EUR
(お店の人に声をかけると奥から袋に入れて持って来てくれる)
✔カステラ1つ:3.3EUR
✔シフォンケーキ2つ:6EUR
 オカラはオマケ(無料)


 お店のおばちゃんは愛想が良く、しかも英語でやり取りできるので、とってもラクチンなお買い物。おぼろ豆腐も売ってるので、次回試してみよう。因みに注文は、普通に日本語発音の「豆腐」とか「おぼろ豆腐」で大丈夫。

 帰りの道はNiederhöchstadt経由。こっちはレーダーが無かったので、次回からはこっちを使おう。

 
 家に帰って、早速おやつ!
 シフォンケーキが自分好みの味わい。ふわふわ食感で香りがいい。豆腐は夕飯に食べてみよう!まずは、おばちゃんお勧めの冷ややっこだ。