PCR検査で陰性の結果はすでに取得済み。フライト前の事前準備として、厚労省のweb情報を元に、各種アプリの登録、誓約書の記入、質問票webの入力によるQRコードも作成等、飛行機に乗る前に準備できることは事前に全て完了。あとは空港に行って飛行機に乗るだけだ。
1. フランクフルト空港
年末は日本への帰国者でチェックインが結構込み合ったものの、11時過ぎの空港到着で2、3人くらいしかカウンターにいない。
セキュリティーチェックや出国審査も当然ガラガラで待ち時間なし。皆さん暇なので、「どこ行くのー」とか、「家族連れてくるんだー、良かったねぇ」、「どれくらい一人で暮らしたの」とか世間話しながら通過。
ルフトハンザのセネターラウンジはこれまでと同様、室内飲食禁止。何か欲しければ、水やコーヒー、プレッツェルをくれるが、外で飲み食いするか日本へのお土産にするしかない。ラウンジでシャワーの後に一杯やる楽しみが出来なくなったのが辛い。当然、雑誌や新聞もない。
2. 羽田到着
ボーディングブリッジを接続しても、なかなか降ろしてくれない。15分くらい待ったところで国際線乗り継ぎの人が優先降機。その後、前方から順番に降機。その後、唾液テストや書類提出。厚労省のweb記載の書類以外にも必要なものがあったので、飛行機内でくれる書類ももらっておく必要があったようだ(簡単な書類なので、書類提出時に用紙を貰っても直ぐに記入できる)。
唾液テストの結果が出るまでに着陸後3.5時間くらい。自分の検体番号を呼ばれて結果を受け取ってから、ホテル移動待ちの場所に移動。なお、家族の場合にはバラバラにならないように、一度に検査結果を伝えてくれていた。
20人弱集まったところで、検疫、入国審査、荷物受け取り、税関申告といういつもの流れを経てバスに向けて移動。ここまで着陸後約4時間。
因みににバッゲージクレームでは検疫探知犬がお散歩。周囲を見てると犬が来る前に1名自白者を発見。昔に比べて肉類は罰則が厳しくなってるので要注意。
3. 羽田~検疫所の確保する宿泊施設
変異株の流行国からの帰国なので、直接自宅には帰れない。最初はバスに乘って演繹所の確保するホテルに移動。
バスは自由席。前方席からホテルに入れるかもと思い、最前列に乗車。同じグループの全員が乗ったところで出発。行先は両国のAPAホテル。全室禁煙。
首都高を使わずに両国まで移動。所要時間約50分。ホテルに着くと、まずは係員が荷物をホテルの中へ。続いて前方席から降車しチェックイン。
ロビーで説明を聞いて、体温計と弁当(昼飯)を受け取ってようやく自分の部屋へ。
廊下には見張りがいるので、一度部屋に入ったら脱走不能。3日間おとなしくするしかない(ホテルのコインランドリーへの外出は可能)。
羽田着陸からホテルの部屋までで合計約5時間。非常に疲れた。
典型的な日本のビジネスホテルで狭い。TV、WIFI、バスタブ、トイレ、冷蔵庫、寝間着、インスタントコーヒー・緑茶、各種アメニティー(シャンプー、リンス、歯ブラシと歯磨き、髭剃り、ポット等)が一通りそろっているので、滞在で不便なことはなさそう。
これが入所日の昼飯。冷えた弁当。これに500mlの水が1本ついて来る(部屋には別途2本の水)。
以下は入所のしおり。
このしおりでの飲酒に関する記載の表現が悩ましい。「飲酒はできません」
ホテルではお酒を入手できないので飲むことはできない。これは間違いない。一方で事前にお酒をスーツケースに入れておけば飲酒可能。飲酒禁止とは記載されてないので、どうするかは自己判断。なお、喫煙に関しては空港で渡された別紙に禁煙と記載されているので、上記のような飲酒と同じような解釈はすべきでない。
当日の夕飯はこんな感じ。キノコの炊き込みご飯と白身魚の照り焼き。炊き込みご飯が冷えてても美味しい。魚の方は普通。あとは味噌汁でもつけばいいのだが・・・。
4. 退所
3日目の朝にサンプル(唾液)を採取してテスト、陰性だった人は最短16時ごろにバスに乘って、羽田に戻されてお仕舞。退所は当日の16時か翌日の10時か選択可能ということだ。ホテルにハイヤーを手配して帰りたいものの、近隣からの苦情(待機の車で渋滞)で、空港戻しとのこと。
家族連れで帰国される方は、出来る限り事前に書類やアプリの準備をすることをお勧め。
(空港でアプリの確認を行うので、最悪、そこで登録すれば大丈夫。よくわからない場合には、空港で係の若者にお願いするとサクサクやってくれる。)
早くホテルに移動したければ、飛行機とバスは前方に座るべし。