三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:2泊3日で化石掘りと黒い森ツアー

2021-08-22 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 駐在中に欧州内の各国を回ろうと思ったものの、迂闊に国外に出ると罹患者数の変化によっては面倒なことになる。仕方ないので夏休みは国内旅行でBaden-Württemberg州へ。狙いは化石掘りと黒い森の散策。

 朝7時出発で最初の目的地はHolzmadenの化石博物館。8割以上は高速道路で運転は非常にラクチン。約250kmを2.5時間で走破し到着。
 私設博物館で大きくはないが、結構きれいなのが飾ってある。


 こんな感じのアンモナイトが取れたらいいなぁと気分が盛り上がる。

 お次はこの博物館の近所(車で10分くらい)のOhmdenの化石堀場。駐車場に着くと結構な数の車が止まっている。

 石でケガしないように軍手を持参すると共に持ち帰り用に新聞紙と入れ物(段ボール箱とかバケツ)を持って行くと良い。入場料と発掘道具のレンタル料金を支払って、早速発掘開始。
 ひたすら地盤を切り崩す。夏の日差しが非常に暑い。飲み物必携。

 得られた成果はこの通り。
 このように書くと、自分で一から切り出したように見えるが、実際は違う。
 発掘場の真ん中に既にいろんな大きさの石が切り出してあるので、それを鑿で割って取り出しただけ。ある種のくじ引きみたいなもので、割っても出てこなかったり、あまり綺麗なのが出てこないことが多い。何個かに1回こういった感じで綺麗に見える奴が出てくる。割れないように新聞紙で包んでお持ち帰り。帰国後に自宅に飾ろう。
 
 次の目的地は黒い森のTriberg。カッコウ時計と滝で有名な町だ。化石堀場から車で1.5時間。
 まずは世界最大といわれるカッコウ時計のお店へ。ついたのが丁度4時前で観客多数。どんなアクションが見られるのかと思っていると、上の窓からカッコウがサクッと出てきてお仕舞。もっと華やかな動きを期待していたので、がっかり。
 お店のカッコウ時計を見ていると買いたくなるが、機械式の物は鎖が長いので、日本の狭い家には不向き。かと言ってクオーツ式は気分的に何だか嫌なので、購入を断念。
 
 初日は以上でお仕舞でTribergのホテルへ。家族経営のこじんまりしたホテルで落ち着いていていい。

 2日目はホテルの近所のトリベルグの滝へ。ホテルで貰ったバウチャーのお陰で入場無料。チケット売り場で落花生を一袋買ってリスにばら蒔きながら遊歩道を進む。徒歩10分程度で滝。
 マイナスイオンをたっぷり浴びて、あとはホテルに戻る。

 お次の目的地はWaldkirchのアスレチック。ホテルから約40km。駐車場に車を止めてからの徒歩の道のりが長い。
 こんな感じの山道を20、30分歩いて入口に到着。

 もの凄いアスレチック設備を期待したものの、中身は非常にシンプル。

 こんな感じのつり橋メインで、あとは別料金の長い滑り台(麓の方まで一気に降りてしまうので、やるなら下山時)。消化不良でアスレチックを終えて再びホテルへ戻る。

 最終日はBurg Hohenzollernへ。Tribergのホテルから約80km。ドイツ三大美城の一つ。TVドラマのミルドレッドの魔女学校の撮影はこのお城。
 Eltz城とは違って、お城に到着してしまうと全景が撮れない。お城に向う道で車を止めて撮影。山が雲海に覆われているときは天空の城ラピュタといった感じになるらしい。駐車場からは無料の送迎バスでお城へ。中をぐるっと見てお仕舞。
 13時半に城を出発し、16時には帰宅できると思っていたら、大渋滞にはまって約4時間の運転。StuttgartでA8が3車線から2車線になるところで渋滞。恒常的に渋滞しているようだ。今回はスケジュールの組み方で失敗。2日目にお城で3日目にアスレチックにしておけば、A8を使わずに帰れた・・・。