三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地生活:Fringe benefitでCompany Carゲット その①

2020-02-28 | ドイツ赴任_現地生活
 ドイツ駐在により購入して1年経ってない車を手放して大損。駐在先では、さすがに運転手付きではないが、車が職層別に支給される(リース)。所謂Fringe benefit(給与本体以外の付加的な給付)だ。

 現地担当に何に乗れるの?と婉曲に催促すると、好みの車を聞いてくれたので、指定された燃費基準の中で探索。
 どうせなら日本でまだ売ってない車で自分好みのを選ぼうということで、MercedesのGLB(200dの四駆)を希望してみた。

 で、引き渡しの連絡をもらって受領したのがコレ。

 GolfのGTIといった心をクスグルやつではない。2L TDIの普通のモデル。直近で日本に帰った若者の車。あくまでもGLBが来るまでの場繋ぎと思いたい。

 早速、引き渡しの車両担当に、お願いした車はいつ貰えるの?と聞くと、上司に聞いて頂戴というお言葉。

 自席に戻って「アレどうなの?」と質問しようと思っていると、速攻で車両担当の上司から見積もりが到着。簡単に言うと「高いからダメ、他の希望教えて」。
 
 うーん。困った人だ。希望を挙げたときに、「予算オーバーなら連絡してね」と言ってるのに、3週間くらい放置プレーをされた挙句、部下の車両担当に様子を聞いた途端、今日付けの積もりを送ってきて拒絶査定。「お前、仕事してないだろ!!!」 Webで見積もりが出るのは確認済みだ。

 周辺からの情報を総合すると、私の駐在はイレギュラーで後任がいなくて、しかも短いからリースとして割高だからダメらしい。

 こうなることを予想していたので、GLBの200dよりも安い奴を速攻で6つ選んで代替案として提出。何が来るかお楽しみだ。

 とはいうものの、このGolfの2.0L ディーゼル。非常に気持ちいい。車両が軽いところに、150馬力でディーゼル特有の低回転からの高トルク。非常に走りやすい。一人で乗るならこれで十分。但し、来月に家族が来たら、これは狭くて嫌だ。荷物があまり入らない。

 所望の車が来るまでの繋ぎとして楽しもう!

 本日の教訓:言わないとヤラナイことを改めて認識。嫌味にならない程度に、適度に要コントロール。まあ、どこでも一緒だと実感。


ドイツ赴任2020_現地生活:ドイツのパン Dinkelkruste(REWEの全粒粉パン)

2020-02-25 | ドイツ赴任_現地料理
 前回の見た目がパウンドケーキみたいなChiabrotを3週連続で食べたので、そろそろ違うものを食べてみよう。で、目に留まったのがこれ。説明書きをググると、全粒粉のパンのようだ。1個1.79ユーロ(500g)。結構重い。

 
 スマホと比較。結構な大きさ。一人で食べるには1週間かかりそうだ。
 
 早速切って夕飯に。
 
 今晩の夕飯
 ・さっき買ってきたパン。全粒粉なので、中は茶色。
  外側はパリッ。内側はきめ細かくずっしり。何もつけなくても美味しい。白ワインに合う。
 ・ルッコラと生ハムのサラダ
  ルッコラを洗って水切りしてから、ハムを載せるだけ。お好みでオリーブオイルをかけてもいい。塩味はハム由来のみで十分。
 ・味噌仕立てのポトフ
  コンソメの代わりに、カツオだしを放り込んで、食べる直前に味噌で仕上げ。ゴボウや豆腐が入っていないので、豚汁と呼ぶのは止めておく。因みにお肉はベーコンを利用)。大量合成して、一人暮らしで活用中。

 このパンも我が家的にOK。酸味が無いので我が家好み。また1個我が家の食べられるパンを発掘!
 

ドイツ赴任2020_現地生活:フランクフルトのカーニバル

2020-02-23 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 2020年は2/20~2/26がカーニバルシーズン。ドイツの三大カーニバルとしてはデュッセルドルフ、ケルンとマインツが有名らしい。
 カーニバルの最初の日は木曜日で、「女のファストナハト」と呼ばれ、女性が主導権を取って暴れる?らしい。この日はネクタイをしていると、女性にちょん切られることがある。とは言うものの、 会社の女性複数(ヘッセン出身)に聞くと人生でそんなこと1回もしたことがないとのこと。ごく一部の地域の話らしい。
 さて、駐在で時間を持て余しているので、地元(フランクフルト)のカーニバルに行ってみた。祭りで一番盛り上がるのはバラの月曜日(Rosenmontag) らしいが、行ったのは日曜日。十分盛り上がっている。地下鉄で中心部に行くと、電車の中から仮装した人の姿有。駅(ハウプトバッへ)を降りると仮装者多数。みんな気持ちよさそうに酒を飲んでいる。
 地上に出て、あたりを見回すと人の群れがあるので行ってみると、パレードだ。
 
 大砲に火薬をセットして、いきなりドカーン!

 山車の上からお菓子(飴が多い)や玩具をばらまきまくり。たまに顔にぶつかる。

 
 楽団もやってくる。

 子供たちが喜びそうなイベントだ。ずっと沿道に立っていたら、かなりのお菓子を貰えそうだ。節分の豆まきで、お菓子をまいているような感じ。

 流石にこの年でお菓子を貰ってもしょうがないので、何枚か写真を撮ったところで退散。この手のイベントは観客ではなく、参加者にならないと面白くない。

ドイツ赴任2020_現地生活:VENOSでMALTA産本マグロを調達

2020-02-23 | ドイツ赴任_現地料理
 平日は肉が多いので、週末になると魚が食べたくなる。そこで今回はVENOSへお買い物。前に行ったKOSMIDISの近所。KOSMIDISよりも大きい。魚の種類が多い。今回の目的は鮪。一目散に購入して帰宅。
 生のMALTA産の本マグロで500円/100gなので、思いのほか安い。日本だとキレイに柵取してるとはいえ、800-1000円くらいしたと思う。
 

 早速、ぶつ切りにして頂く。中とろと赤身が楽しめる!非常に美味しい。
 
 次回は鮪以外の魚介類を買ってみよう。マテ貝やムール貝、鮭なんかを試してみるつもり。因みにここは野菜が安いのもいい。REWEの1-2割引きくらいで、しかも鮮度がいい。

VENOS: Rödelheimer Landstraße 75-85, 60487 Frankfurt am Main

ドイツ赴任2020_現地生活:Amazon.deで二段ベッドを購入/配送日の変更

2020-02-22 | ドイツ赴任_現地生活
 来月には家族をドイツに連れてくるものの、子供たちのベッドが足りない。しかし、2LDKの物件なので幾つもベッドを置けない。そこで二段ベッドをAmazonで購入。
 本当は家具屋で買いたかったものの、見に行ったときは意思疎通が出来ずに(英語を話す店員がいない)断念。その後、メールでお店に質問すると英語の問いに対して何故かドイツ語での返事という返しに戸惑いつつ、google大先生の活躍により、納期に問題があることが分かって降参。
 やっぱりAmazonが簡単でいい。支払いは銀行情報を入力してお仕舞。大物で配送に制約があるようで、直前に電話をしてくるという。うーんヤバい予感。ドイツ語でまくしたてられたら何もしゃべれないぞ。ドイツ語で電話がかかるなら、同僚に助けてもらえる会社にいる時にしてくれないとまずい。
 さて、どうなることやら。
2/24追記 
 メールで発送連絡到着
 輸送業者はDHLではなく、GLS。 
2/25追記
 メールで配送予定時間の連絡
 日程は別メールで連絡とのこと。
 
2/26追記
 配送日のお知らせ。何と明日だ!しかもこの日はまだ引越ししてない。amazonでは3/2以降と出ていたのに!
 
 なんだか下の方が配達の変更のような感じ。翻訳にかけるとビンゴ。早速クリック。すると輸送業者のGLSのサイトへ。ここでは言語で英語も選べたので、あっさり予定変更完了。入力が終わると以下のような完了画面になって、メールでも変更連絡が来る。あーよかった。
 

ドイツ赴任2020_現地生活:日本からの荷物が税関でストップ

2020-02-19 | ドイツ赴任_現地生活
 会社の若手があれこれと、赴任前の会社の荷物を送ってきてくれるので、非常に助かる。その中で1件気になるものが。1月末に発送したものがまだこない。おかしいなぁと思っていると2月の中旬になって、配送完了メールが到着。郵便局のwebでみると、ドイツでは税関止めになった場合も配送完了メールが来ることがあるらしい。そこでDHLのサイトで配送状況を確認。見事に税関に取っ捕まってる!これは呼び出し状を待つ以外に道は無い。

 数日後、呼び出し状が到着。保管期限(約2週間)を過ぎると送り返すというので、速攻で取りに向かう。向かった先はDarmstadt駅のすぐ近所の税関。駅からバスで5-6分くらいだろうか。

 早速中に入って、呼び出し状を渡すと荷物を持って来てくれる。転勤の引っ越し荷物で日本の会社に送ってもらったというと、会社に証明する書類を書いてもらってこいという。しまったと思い、箱の中身を見せながら追加説明。自分で日本で買って会社で使っていたものを送ってもらった。中古だとアピールすると、無罪放免。明らかに中古感のあるマウスやキーボードで良かった。こんなものに税金払いたくない。

 因みに最近税関が煩いようで、他の駐在員によると書籍ごときでも捕まっているようだ。


ドイツ赴任2020_現地生活:クラインマルクトハレ(市場)は人多すぎ

2020-02-18 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 土曜の午後14時。フランクフルトのHauptwacheの近所のクラインマルクトハレでお買い物をしようとお出かけ。

 行ってびっくり。激混み。外では多数の人々がワイングラスを片手に、しゃべりまくり。

 中も同じような感じ。
 

 ガイドブックの定番のフランクフルト市民の台所ともいうべき市場らしい。

 八百屋はさすがに満員御礼状態ではないが、すぐに食べられるような食材店(パン、ワイン、チーズ、魚介系等)では、お店の前は激混み。

 そんなに安くもないので(市内のムスリム系の商店や、倉庫街の食材店の方が安い)、早々に退散。

 因みに魚に興味があったものの、釣り師目線でいうと、合格ラインの魚は殆どない。劣化の早い青物系(鯵、鯖)は皆、4日以上たっているような濁り切った眼の色。言い方を変えると、生魚なのに干物の目の色。生食は精神衛生上したくない。無難そうなのは鮭やマス。こっちは比較的目が綺麗。こっちは気分よくお買い物できそう。

 とはいうものの、この市場の雰囲気は好き。混んでいるところに対して著しく拒否感を感じる性格が否定的にとらえている部分があるので、次回は朝いちばんに来て、サクッと何かをつまんで、お買い物をして帰ってみよう。

ドイツ赴任2020_現地生活:インターネットプロバイダーを契約

2020-02-17 | ドイツ赴任_現地生活
 今の住処は全部付き(食器、家具、ネット環境等)で単身者用の物件。今月末にはここを出て、家族で住む物件に引越し。当然、ネット環境と言うようなものは無い。ネット接続にケーブル関係の配線工事が必要な場合には、前倒しで契約して工事をすぐに行えるようにしないと、引っ越し先ですぐに使えずに困る。
 そこでネット契約を模索。

 まずは現地社員で仲のいい社内のシステム担当に相談。
 「unitymediaがいいよー、だけど、webで比較サイトがあるから見たらいいよ」との御託宣 。
 まずはunitymediaのwebサイトでプランを確認。
 なんかキャッシュバックがありそうだけど、一番早いプランは高そうだ。詳細に見ていくと、表示上の金額は初年度だけで、2年目からはEUR80くらい。
 
 次に現地社員の薦めてくれたCheck24で調査。日本でいうところの価格.comだ。
 今度はGoogle大先生に和文訳してもらう。一番早いのは高いのが分かったので、次点の下り400Mbit/sコース縛りで比較。一位はunitymediaだ。しかもunitymediaのweb直接契約よりもrefundが多そうな感じ。
 
 というわけでweb経由で契約実施。

 と思いきや、陥穽を発見。これって今の住所(仮住まい)で入力すると、面倒なことになるのではという疑問が出てきた。常識的に考えて、申し込み後に電話かメールのやり取りで引越し先での契約と伝達できると思う。

 だけどここはドイツだ。バイオリニストの通関時にバイオリンに課税を試みようとする輩のいる国だ(最終的には解決するものの、常識で分かるだろうという思い)。自分の人生の狭い範囲での常識を期待してはいけない(どんなに自分が多数派にいると思っても)。

 ヤバい香りがしたので断念。因みにcheck 24での契約では電話番号を入力するところがあったので、日本の携帯の番号を入れたらダメだったので、こっちの電話番号が必要と思われる(この時はまだ持っていなかった)。

 やっぱりweb検索でヒットする先人のように素直に街角のお店で契約することにする。

 いつもの買い物先のSkyline Plaza (フランクフルトのメッセの近所)のunitymediaへ。

 契約をお願いすると、家のソケット形状を尋ねられて撃沈。
 以下のタイプであれば工事不要で2-3日後には使えるということであるが、これら以外の場合には、技術者(テクニシャン)による配線工事が必要とのこと。これの段取りがあるから、まずはソケット見ておいでとのこと。
 仕切り直しで不動産会社に上記に合致することを確認してから出直し。

 先日の店員さんがいないので、一抹の不安を覚えつつ契約をお願い。但し、今度はソケットのことを聞かれるや否や、「大丈夫、これだよこれ。テクニシャン無しで接続できるでしょ」と知ったかぶりを披露できた。
 しかも喜ぶべきことに、店頭ではwebのような特典(キャッシュバック)が無いと思いきや、初年度はEUR19.99で一番早いプラン(1000Mbit/s)で、2年目からはダウングレート出来るという!
 と言うわけで初年度1000Mbit/s、2年目400Mbit/sで無事契約。契約前に聞かれたのはパスポートと銀行のカード(もちろんドイツの銀行)の有無だけ。この二つは契約に必須。あとあと電話番号とメルアドも聞かれたけど、これは無くても行けるかも(後日談:因みにメルアドには注文に間違いない?みたいなメールが来て、ボタンを「ポチ」とすると発送案内が来たので、メルアドはもしかするとあった方がいいのかも)。
 あとはWiFiルーターをどうやって受け取るか決めてお仕舞。お店で受け取り(入荷次第、連絡してくれる)と指定する住所(契約する住所以外で受け取り可能)での受け取りの二者択一。
 会社にしようか今の短期滞在のアパートにしようか迷ったものの、今のところアパートでの郵便物の受け渡しが順調なので(管理人さんが部屋に置いてくれる)、現住所への配送を選択。

 文章で書くと長いが、契約書にサインする以外は全て、お店のお姉さんがPCに必要な情報をパスポートや銀行のカードから打ち込んでくれて、所要時間僅か10数分。

 日本にいたら、何が何でも効率、コスト重視でネット契約に突き進んでいたところであるが、全てを自分で制御できる自信のないところでは、対人販売の有難さを非常に感じた。

 なお、WiFiルーターは2-3日で来るとのことであったが、unitymediaからメールで発送連絡があり、待ち構えていると、3日目に配達に来たようだ。残念ながら不在のため持ち帰り。あとで取りに行ってこよう。

 因みにunitymediaから来るメールは全てドイツ語。当然真面目に自力で読めない。Google翻訳に感謝。
 




ドイツ赴任2020_現地生活:フランクフルトで家具屋さんの下見

2020-02-09 | ドイツ赴任_現地生活
 3月からの家族との生活を準備中。家具付き物件を選んだものの、2人を想定した家具のようで、子供用にベッドと机が足りない。IKEAの家具はイマイチ好みではないので、安価でいいところは無いかとググりまくる。その中で選んだのがこのお店möbelum 。ドイツに結構店舗があるようだ。木の家具でしっかりしたつくり。

 家の近所のトラムに乗ってお出かけ。トラムの11番もしくは12番でHugo-Junkers-Straßeで降りると目の前。道路を挟んだ相向かいにはホームセンターの
HORNBACHがある。


早速、二段ベッドを物色。
マットレス無しでEUR483。

こっちはEUR399。最初の奴の方が好み。

このベッド(EUR278)の下に、低いベッドを直角に差し込むのでもいいかもしれない。

 店員さんを捕まえて、質問を試みようとしたところ、一言Neinとのお返事。ここで買おうと思ったら、会社のドイツ人社員に助けてもらわないとダメかも。

ドイツ赴任2020_現地生活:ドイツのパン Chiabrot

2020-02-09 | ドイツ赴任_現地料理
 昔、出張の時に約2kgもある特大パンをお土産に持って帰ったことがある。見た目のインパクトがあって、家族が喜ぶだろうと思ったところ、大失敗。味が我が家好みではない。酸味のあるパンだったのだ。
 そこで3月末の家族の合流までに、我が家好みのパンの探索開始。あちこちにあるスーパーのREWEのパンを順番に試していこう。
 今回選んだのはChiabrot。持ったところ重量感がある。
 切ってみるとこんな感じ。
  
 パウンドケーキそっくりであるが、パウンドケーキのような甘みは無い。
外側はしっかりした触感で、内側はモチモチ。我が家で嫌いな酸味は無い。
 合格!
 これは我が家の食事にOK!