今の住処は全部付き(食器、家具、ネット環境等)で単身者用の物件。今月末にはここを出て、家族で住む物件に引越し。当然、ネット環境と言うようなものは無い。ネット接続にケーブル関係の配線工事が必要な場合には、前倒しで契約して工事をすぐに行えるようにしないと、引っ越し先ですぐに使えずに困る。
そこでネット契約を模索。
まずは現地社員で仲のいい社内のシステム担当に相談。
「unitymediaがいいよー、だけど、webで比較サイトがあるから見たらいいよ」との御託宣 。
まずはunitymediaのwebサイトでプランを確認。
なんかキャッシュバックがありそうだけど、一番早いプランは高そうだ。詳細に見ていくと、表示上の金額は初年度だけで、2年目からはEUR80くらい。
次に現地社員の薦めてくれた
Check24で調査。日本でいうところの価格.comだ。
今度はGoogle大先生に和文訳してもらう。一番早いのは高いのが分かったので、次点の下り400Mbit/sコース縛りで比較。一位はunitymediaだ。しかもunitymediaのweb直接契約よりもrefundが多そうな感じ。
というわけでweb経由で契約実施。
と思いきや、陥穽を発見。これって今の住所(仮住まい)で入力すると、面倒なことになるのではという疑問が出てきた。常識的に考えて、申し込み後に電話かメールのやり取りで引越し先での契約と伝達できると思う。
だけどここはドイツだ。バイオリニストの通関時にバイオリンに課税を試みようとする輩のいる国だ(最終的には解決するものの、常識で分かるだろうという思い)。自分の人生の狭い範囲での常識を期待してはいけない(どんなに自分が多数派にいると思っても)。
ヤバい香りがしたので断念。因みにcheck 24での契約では電話番号を入力するところがあったので、日本の携帯の番号を入れたらダメだったので、こっちの電話番号が必要と思われる(この時はまだ持っていなかった)。
やっぱりweb検索でヒットする先人のように素直に街角のお店で契約することにする。
いつもの買い物先のSkyline Plaza (フランクフルトのメッセの近所)のunitymediaへ。
契約をお願いすると、家のソケット形状を尋ねられて撃沈。
以下のタイプであれば工事不要で2-3日後には使えるということであるが、これら以外の場合には、技術者(テクニシャン)による配線工事が必要とのこと。これの段取りがあるから、まずはソケット見ておいでとのこと。
仕切り直しで不動産会社に上記に合致することを確認してから出直し。
先日の店員さんがいないので、一抹の不安を覚えつつ契約をお願い。但し、今度はソケットのことを聞かれるや否や、「大丈夫、これだよこれ。テクニシャン無しで接続できるでしょ」と知ったかぶりを披露できた。
しかも喜ぶべきことに、店頭ではwebのような特典(キャッシュバック)が無いと思いきや、初年度はEUR19.99で一番早いプラン(1000Mbit/s)で、2年目からはダウングレート出来るという!
と言うわけで初年度1000Mbit/s、2年目400Mbit/sで無事契約。契約前に聞かれたのはパスポートと銀行のカード(もちろんドイツの銀行)の有無だけ。この二つは契約に必須。あとあと電話番号とメルアドも聞かれたけど、これは無くても行けるかも(後日談:因みにメルアドには注文に間違いない?みたいなメールが来て、ボタンを「ポチ」とすると発送案内が来たので、メルアドはもしかするとあった方がいいのかも)。
あとはWiFiルーターをどうやって受け取るか決めてお仕舞。お店で受け取り(入荷次第、連絡してくれる)と指定する住所(契約する住所以外で受け取り可能)での受け取りの二者択一。
会社にしようか今の短期滞在のアパートにしようか迷ったものの、今のところアパートでの郵便物の受け渡しが順調なので(管理人さんが部屋に置いてくれる)、現住所への配送を選択。
文章で書くと長いが、契約書にサインする以外は全て、お店のお姉さんがPCに必要な情報をパスポートや銀行のカードから打ち込んでくれて、所要時間僅か10数分。
日本にいたら、何が何でも効率、コスト重視でネット契約に突き進んでいたところであるが、全てを自分で制御できる自信のないところでは、対人販売の有難さを非常に感じた。
なお、WiFiルーターは2-3日で来るとのことであったが、unitymediaからメールで発送連絡があり、待ち構えていると、3日目に配達に来たようだ。残念ながら不在のため持ち帰り。あとで取りに行ってこよう。
因みにunitymediaから来るメールは全てドイツ語。当然真面目に自力で読めない。Google翻訳に感謝。