濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

おもちゃ病院を「スラムダンク」名言で語るなら

2018-03-05 04:58:00 | おもちゃ病院
25年前、週刊少年ジャンプに連載されアニメ化も果たし人気を博した「スラムダンク」、略してスラダン。
その物語の台詞は多くの成人男子の脳裏に焼きつき、アラフォー以上には忘れられない存在です(笑)
自分もその一人、その分際で玩具修理有志市民活動「おもちゃ病院」を語ります。

「…おもちゃ病院が、したいです」
元は三井寿の台詞「安西先生…バスケが、したいです」。
とにかく初心忘れるべからず!ホントに乗りたいなら初心貫徹、無事開院できるよう日々研鑽あるのみです。
※今まで散々書いてきましたので過去記事参照で結構。

「諦めたらそこで試合終了」
湘北高校バスケ部顧問・安西氏の台詞…スラダン愛好家がよくリピートする台詞のひとつ。
当初自分の住む可児におもちゃ病院がなく、多治見まで通っていましたが…不便を感じ、諦めずに可児市社会福祉協議会へ仲間集めを働きかけていました。
そして多治見の仲間を呼んで実際に可児で稼働し現場を見せたことで話が進み、なんとか可児設立に持ち込んだもので。
このとき諦めていたら美濃加茂も関も八百津も多分あり得ませんでした…その地点で「試合終了」というか。

「プラレールを制する者はおもちゃ病院を制す」
主人公・桜木花道の名台詞「リバウンドを制する者はバスケを制す」より。
自身はプラレール修理を起点としており、それが後々大きな糧になりました。
実際持ち込まれるおもちゃで一番多くカウントされているのがプラレールの動力車。
ギアボックスの分解組立・スイッチの接触不良改善・モーターの分解組立・電池端子の修理(研磨が多い)・配線の交換・半田付け(トーマスシリーズ)…それができればだいたいのことはこなせます。
何も動力車に限らず、情景部品の修理もあるので(サウンドもの・光りもの等)分野は多岐に亘ります…プラレーラー兼おもちゃドクターなら尚更感じるでしょう。岐阜県にはもうひとりそんな仲間がいるので心強いです(笑)

「まだあわてるような時間じゃない」
陵南高校バスケ部・仙道彰の台詞「まだあわてるような時間じゃない」より。
周囲の状況を逐次冷静に確認していれば大抵のことは解決します。
自分は終了間際にプラレール動力車を持ち込まれても、混んでなければ10分で何とかします…慌てることはありません、日々鍛錬あるのみ。
組織立ち上げも遅々として進まずやきもきすることが幾つかありましたが、あわてるようなこともなかったですね。
最近では中津川へ出張した時もクレーンゲームにかかりっきりでしたが、この言葉通りあわてなければ終了時間までに何とかなるものも結構ありました。
要は時間配分さえ分かっていれば冷静に対処できるってことで。

「電池チェックこそおもちゃドクターの生きる道なんだよ!」
湘北高校バスケ部・宮城リョータの台詞「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」は比較的万能。
この言葉が楽に適用できるほど、おもちゃ病院に来る故障玩具は電池切れが多い!
だからこそ電池チェックは欠かせません…最初にそれが判っていればいちいち分解することもないし。
あと電池切れを説明する時、おもちゃ病院の新品の電池を入れて確認するのも大事です。これも事前に容量をチェックしないといけませんが…これもおもちゃドクターの処世訓。
容量や種類が同じだと話にならないのでアルカリだけでなくニッケル水素など種類の違う電池を入れてみるのも手。
そして返却する時に電気自動車乗りのドクターが一言申し添えれば最強!「電池切れには必ず兆候があります…もしあなたが電池切れの車に乗ったらどうしますか?必ず切れる前に亀マークが出ますよ」と言ってディン☆とこない奥様・ママさんは一人も居ません。
※基本に忠実、それが大事。

「骨が折れてもいい…歩けなくなってもいい…やっとつかんだチャンスなんだ!」
キャプテン・赤木剛憲の台詞にも「諦めの悪さ」が出ています。総じてスラダンは諦めの悪いキャラが多い(笑)
※ZARD「負けないで」と同じ!そのZARDもスラダンのED「マイフレンド」を歌っていたから尚更親近感あります。
可児・美濃加茂・七宗・八百津・関…いずれも地元で根回しをして実際にイベント開催し、周囲を納得させながらチャンスを伺っていました。
美濃加茂の時はまず半年近く待ちましたが、可児に近く比較的あり楽に対応できたこともあって話は早い部類でした…しかしここでまさか「おもちゃドクター養成講座」を実施すかることになるとは思わなかった(爆)
しかし美濃加茂設置は念願だったのでそれこそ「やっとつかんだチャンスなんだ!」と強く実感!!講師を自分が担当するキッカケがこの言葉につながりました。
当初は受講生が少なく市民活動サポートセンターが心配がっていましたが、その時の心境は将に「受講生が少なくてもいい…設立までできなくともいい…やっとつかんだチャンスなんだ」でした。もし設立できなくとも「おもちゃ病院かに・美濃加茂支部」とでも銘打って美濃加茂市在住ドクターが居れば手掛かりは掴めたはずですし、可児の誰かが美濃加茂も兼任すれば団体登録はできたのでそう心配することもなかったです。
結局実施1週間前から申し込みが殺到!無事「みのかもおもちゃ病院」設立に必要な人数が揃い今に至ります。
同じ話は関・八百津でも再現されました。だからまもなく実施する川辺もそうなると思います。

「一年の頃から、ずっとだ」
これも長年続けていることが糧になる世界。スラダンは高校の物語だから3年間のうち2年以上やっていてこの言葉になります。
自分に置き換えて言うなら「35の時から、ずっとだ」、諺「継続は力なり」と同義語。
その経験も長さ(量)だけでなく技術力・会話術・データ管理能力・統率力など(質)がモノを言うので日々鍛錬は欠かせません。

ざっとこれだけ挙げてみました…他にあればコメントでお知らせ下さればレスを返しますので決して諦めずに!
…こうしておもちゃドクターの間でスラダンネタの会話をする時代は来るのだろうか!?
ってそれこそ「まだあわてるような時間じゃない」ですね!!(爆)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿