濃飛樹脂軌道

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高山本線下呂以北に普通列車が少ない理由

2018-04-20 21:42:54 | プラレール・鉄道
高山本線の普通列車に乗ってて思ったのが、どうして高山本線下呂以北の普通列車が少ないのか?
…考えられる理由は以下の通り。

1.普段の利用客が少ない
美濃太田までなら1時間2本でも結構乗っていますが、下呂まで行くのは1~2時間に1本。
普通列車で美濃太田から乗った乗客の大半は下呂で降り、高山まで空気輸送に近くなります。
逆に高山から美濃太田へ向かうときも、始発の高山での乗客は少なく下呂で一気に増える感じです。
これが通学時間帯だと益田清風高校のある飛騨萩原駅での乗降が多いですが、それ以外の時間帯は期待できないとのこと。
もちろんモータリゼーション(自動車化)の影響も無視できず、ここ数十年増加は期待できない傾向です。利用者は高齢者か学生などの交通弱者に限られますが。

2.特急列車優遇ダイヤの存在
高山本線はL特急「ワイドビューひだ号」専用路線とも言われていますが…スジ的には旧国鉄時代から大して変わっていません。
40年前でも急行のりくら・急行たかやま・特急北アルプスなどの優等列車が存在し、急行の止まる駅はそこそこ利用があったものの普通停車駅は惨憺たるものでした!!(爆)
この当時でさえ下呂~高山間の普通列車は日中4~5時間くらい運転されていませんでしたが、現在もそのまま引き継いでいる感じがします。
そもそも普通列車のスジを強引に急行などの優等列車に当てたからこうなりました…とにかくひどい。
それがモータリゼーションや過疎化につながったことをJR東海は分かってません(爆)国鉄時代からの伝統を引きずりすぎ

3.濃飛バス路線の存在
現在のJR東海がこんな有様では、地元の交通弱者はバスに頼る他ありません!
そこで飛騨地区のバス会社・濃飛バスが下呂~高山間にバスを走らせいますが…モータリゼーションが進行し乗客は少ないそうです。
とはいえ下呂~飛騨小坂間の本数は日中1時間に1本。比較的便利ですが実は下呂市がある程度補助を出しているからだとか。
※正直笑えません
地域内交通の確保を名目に、下呂市は濃飛バスに鉄道のない地域へのバス運行を依頼しています…飛騨小坂から下島・湯屋温泉へ、飛騨萩原から旧馬瀬村へ、飛騨金山から郡上市和良まで、など。
とはいえこれら路線も客が少なく、マイクロバスでも赤字。モータリゼーションの弊害ですね。

かくいう自分も一人旅だと車のガソリン代がかかるので時折鉄道利用していました。
下呂温泉に行くときも酒が呑みたい時など普通列車の鉄道旅は安い割には気楽に行けたものです。

しかし電気自動車導入で事情は一変!!圧倒的に安い移動費に負け、アイミーブ導入後は一度も高山本線に乗ってません(爆)
元々高山本線普通列車で旅する一般成人が少ないところへ長距離ロングシート車運行ですか!!正直もう利用価値ないです(爆)。


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