濃飛樹脂軌道

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日産ゴーン氏釈放と今後の日産を語る

2019-03-06 20:48:19 | 電気自動車
ネットニュースで元日産会長ゴーン氏の釈放が報道されています。
…今までベールに包まれていた真実はこれから解決していくのでしょうか?

もう日産の要職からは解放されているので日産の問題に直接触れるのは適切でないかもしれません。
しかし電気自動車乗りとしては注目の企業。今後の日産にお願いしたい話はいくつかあります。
1.ゴーン時代の日産は5ナンバーサイズ小型車が少なく顧客の不満が募っていました…今後キューブなど5ナンバーのコンパクトカーはドンドン増やすべし、そうでないとトヨタ・ホンダなどの後塵を拝むだけです。
2.車種はともかく小型自動車の電気自動車を出してください!日本の道路は路地などが狭隘、1.7m以下のサイズが未だに人気ですから。
3.同様の理由で軽規格の電気自動車が要求されているのも事実。三菱アイミーブがバンパー大型化(主に歩行者保護の法律が原因)で軽逸脱のため早々に軽の電気自動車を出すべきです!
4.商用車のEV化も期待しています。NV350キャラバンの電気自動車が出れば工事現場や幼稚園送迎など、蓄電池つき作業車・コミュニティバスとしても重宝します。
5.番狂わせ:ノートやセレナなどe-power搭載車をPHEV化しませんか?多分どちらも売れます!
三菱アウトランダーPHEVに乗っている人の中にはそう思う人も居るはず。1500Wインバーター搭載で停電対策もできて一石二鳥。三菱もデリカD5-PHEVを出せばいいです。

ここで少し余談。
ゴーン氏釈放に使われた車はスズキ・エブリィ…この車は日産にもNV100クリッパーとしてOEM供給されています。
スズキ側のコメントに「困惑している」とありますが、そもそもOEMで同じものを横流ししているスズキが言う話ではないでしょ!(突っ込み所満載)
…今やスズキはトヨタに近寄っている事情もあると思いますが、この話が元でOEM政索が崩れて後継が三菱ミニキャブがエンジン車で復活するか?はたまたミニキャブミーブが日産へも提供されるか?これも見所ではないでしょうか(笑)
※それを考えるとゴーン氏は今後の日産のことを少しは考えているのかもしれません。この一件でスズキと手が切れ三菱が新しい軽バンを作るともなれば巧妙な心理戦になります。
(軽商用車が独占禁止法に触れていれば三菱の軽商用車生産復活も歓迎されるはず)

笑っちゃうニュースながら、いろいろ考えさせ楽しませてくれたゴーンさんに拍手!
それにひきかえ日本の司法行政など「出る杭を打つ」旧態依然の発想しかできないのか?ゴーンさんと元ライブドア社長・ホリエモン(堀江貴文)と境遇が似ている気がします。
もしゴーンさんにユーモアセンスがあるならホリエモン同様、日本のメディアは彼に救いの手を出すかもしれません。明るいキャラクターで電気自動車への思いを熱く語るなら尚のこと…愛すべき馬鹿なら悪くは思いません(笑)。