濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

本当に電気自動車が普及するときは…?

2018-09-12 22:40:20 | 電気自動車
今年は集中豪雨やら猛暑やら台風やら…何かと自然の猛威に晒された年でもあります。
其の度に河川の氾濫・浸水・停電・断水…ライフラインというかインフラがズタボロになっていきます!!(爆)
その様はインフラ屋(電気屋)やっていると否応なく思い知らされるもので。

都市部のインフラ復旧は早いですが、僻地になるにつれ停電時間が長かったり、断水の影響が残ったり、何かとロクなことがないことも判明(爆)
電力会社は私営企業だから顧客満足度やクレーム対応上、人口密集地や大口顧客を優先するでしょうが…これでは地方在住者にソッポを向かれるでしょう!
特に自宅に太陽光発電を持っている電気自動車(EV)ユーザーから手を切られてもおかしくありません。

元々電気代がガソリン代より格安・オイルなどエンジン系消耗品交換が不要・近くにガソリンスタンドがない…など、電気自動車に向くのは都市より地方ともいえます。
持ち家・地方在住でクルマ複数台保有・住宅用太陽光発電設備あり・インフラ設備が貧弱…条件が揃うほど電気自動車有利です。

もし配電線が切れて停電したとしましょう。
住宅用太陽光発電のパワーコンディショナーには100V/1500Wまで供給可能な自立運転モードがあり、そのモードで専用コンセントに100V充電ケーブルを接続すればリーフやアイミーブなどEVへの充電は可能です。100V充電ケーブルを別途入手する必要はありますがないよりはマシ。
その電気を真っ暗な夜に使うためには、これまた別売りのミーブパワーボックスやリーフto100Vなどのインバーターが必要ですが、これひとつで100V/1500Wまで出力可能なので夜間照明・通信機器・冷蔵庫・扇風機などへの給電は可能。災害時に役に立つアイテムですが、ポータブル機器でアウトドアにも使えるから一家にひとつあってもいいでしょう。
※当方自費で買うべくお金を貯めています…あとヤフオク等で不要品を売却しないと。

さらにその上を行く機器として三菱smartV2Hがあります。
これひとつで自宅の電力は十二分に補えますが(6kW)…高価な上にi-MiEV(10.5kWh)では容量が不足気味。最低リーフ24kWhがほしくなります。

電池がなくて困った思いをした方は将来クルマを買い換える際に「走る蓄電池」電気自動車を検討しましょう。
家庭用蓄電池が10kWh未満でも100万円越え、それより電気自動車購入のほうが色々使えて且つリーズナブル。
住宅用太陽光発電をお持ちの方も、設置後10年で電気買取価格が下がるならば「走る蓄電池」に蓄電して使うこともお考え下さい。
本当に電気自動車が普及するのはソーラー発電のある家から…自宅も今後該当するからi-MiEV購入です。