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濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

電気自動車を「スラムダンク」名言で語るなら

2018-03-06 17:02:52 | 電気自動車
かつて週刊少年ジャンプに連載されアニメ化も果たし人気を博した「スラムダンク」、略してスラダン。
物語の台詞は多くの成人男子の脳裏に焼きつき今も忘れられない存在です(笑)
自分もその分際だから、電気自動車とコラボというか掛け合わせました…「充電を制する者はEVを制する」の続編。

「…EVに、乗りたいです」
三井寿「安西先生…バスケが、したいです」が元ネタ。
とにかく初心忘れるべからず!ホントに乗りたいなら初心貫徹、無事お迎えできるよう日々研鑽あるのみです。
最低でも電気自動車の欠点は熟知し、自己解決できる方策を練っておいて下さい。
※今まで散々書いてきましたので過去記事参照で結構。
仕事柄電力会社のプランや電気工事配線の規定などを知っていたから大半は自己解決できました。
電気のことを知らない妻子が乗りたいとは言わなかったし、全て自分でやらないことには難点克服は難しいです。
類義語に「オレは今なんだよ」、思い立ったが吉日!それを初志貫徹すれば念願は叶うでしょう。

「諦めたらそこで試合終了」
湘北高校バスケ部顧問・安西氏の台詞…スラダン愛好家が最もよくリピートします。
電気自動車は電欠が命取り!充電器が混雑していて下手に諦めてしまうと電欠(=試合終了)になり試合終了。
もちろん従来のエンジン車に乗り慣れていて電気自動車購入への障壁が高い場合も、諦めずに根気よく日々研鑽して相棒を説得しましょう!
まずは費用対効果、次に充電設備の設置、配線容量や契約の確認…ハードルは高いですがネバーギブアップだ!
これで諦めなければ非常時停電の際も電源確保できます…ミーブパワーボックス購入もこのネバーギブアップ精神で粘り強くいくぜ!!

「充電を制する者はEVを制す」
主人公・桜木花道の名台詞「リバウンドを制する者はバスケを制す」より。
ボールをゴールに押し込んで得点を増やすリバウンドを連発していた様子は将にEV充電にうまく被さります。充電器の容量の違い・使用頻度などを確認しておけば計画も立てやすいです。
宿泊を伴うならホテル旅館などの充電器の有無も調べて充電回数を減らすことも可能。賢く充電、それがテーマ!

「まだあわてるような距離じゃない」
陵南高校バスケ部・仙道彰の台詞「まだあわてるような時間じゃない」の変形。周囲の状況を逐次冷静に確認していれば大抵のことは解決します。
充電器のある場所が第三候補まで判れば走れる距離を電池残量から逆推し、EV系アプリで待ち時間や次の充電器の確認をすることで心の余裕が生まれます。
元台詞も味方のチーム員に心の余裕を生れさせるために出した発言ですよ。

「俺を倒したければ…死ぬほど練習してこい!」
これも仙道の名台詞。とにかく日々鍛錬あるのみだ!
ご存知の通りEVはまだ充分普及しておらず、欠点の克服や美点のすばらしさは充分伝わってません。ロングドライブのコツや電費の伸ばし方も充分確立したとはいえませんし。
だから日々鍛錬していかに効率よくEVを乗りこなすかは自分で色々勉強し実際に乗りこなすなどの練習が必要。
それもまだ前代未聞クラスのクルマとあらばマヂで死ぬほど情報収集しなきゃいけません…それを厭わない者のみがEV乗りの栄冠を与えられるのだ!(爆)
言い換えれば「EVに乗りたければ…死ぬほど勉強してこい」です。

「おうオレは三井 あきらめの悪い男・・・」
三井寿の名言その2.…とにかくEV乗りには根気が必要!
買うまでの幾たびもの障壁を乗り越える強い意志はスラダンから学びました。[その意味でもここに記す]

「家庭充電こそEVの生きる道なんだよ!」
湘北高校バスケ部・宮城リョータの台詞「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」をEV(電気自動車)にあてはめると意外にもしっくりきます。
EV(電気自動車)ならではの利点と言えば、自宅でエネルギーを補給できること!
エンジン車だったら燃料を買いにガソリンスタンドまで行かなければなりませんがEVにはそれがないので時間の節約にもなります。
もひひとつEVならではの使い方として、車に充電した電気を交流100Vへ変換して家電を扱えること。アイミーブならパワーボックス外付けで可能!
いうなれば「100V電源供給こそEVの生きる道なんだよ」です(笑)

「骨が折れてもいい…歩けなくなってもいい…やっとつかんだチャンスなんだ!」
キャプテン・赤木剛憲の台詞にも「諦めの悪さ」が出ています。総じてスラダンは諦めの悪いキャラが多い(笑)
※ZARD「負けないで」と同じ!そのZARDもスラダンのED「マイフレンド」を歌っていたから尚更親近感あります。
自身がEV乗りになる前段階の太陽光発電設置も、本来諦めていたところへ「小さなパネルを組み合わせれば0.5kW増量できる」話がチャンスとなった記憶があるもので。
それで深夜電力が安くなり、今回軽自動車買換えでアイミーブ大勝利につながるキッカケになっています。
もちろん今回のアイミーブ購入も装備のよい中古車が出たのが絶好のチャンスでしたが。
チャンスと思ったことは逃さずしっかりやり遂げる!これがスラダンの哲学だと今でも思い知らされます。

「一年の頃から、ずっとだ」
赤木は2年間バスケ部で修行し、やっとのことで名門ライバル校との対決に至りました。その時の言葉です。
…ちなみに我輩はアイミーブ初試乗から苦節7年!!(爆)いろいろ計算し、やっと割に合う話が出たのが今の愛車。
それだけ長年思いを募らせ、やっと念願が叶ったときの心の充実感は大きいもので。

ざっとこれだけ挙げてみました。
他にもまだあるはず…コメントでお知らせ下さればレスを返しますので決して諦めずに!

あったらコワイ?軽規格電気自動車

2018-03-06 10:09:26 | 電気自動車
嘉門達夫「あったらコワイセレナーデ」に便乗して「こんな軽規格電気自動車があったらどうか?」考えてみました。

三菱編:もちろん軽規格電気自動車のパイオニアですから書きますよ。
・ミニカ(乗用タイプ商用車)
軽の商用ライトバンが絶滅した三菱が復刻させるならアリ。ただFFベースだと作れないかもです(アイのセンタータンクがアイミーブの電池スペースなっている)ミニカダンガンはEV化しても人気出そうですが。
アイミーブは前愛車eKスポーツに比べて荷室が高くなったので実用性は低いと感じますがフロントが短い分荷室が長いので一長一短です。
・パジェロミニ
SUV全盛の今、復刻すれば相当のインパクトに。難点は重量が大きくなるのと電池容量も圧迫されることかな。
クロカン車は底部にダメージがかかりやすいので電池の保護も手厚くしないといけません…ただ一充電航続距離を落とす要素と懸念が。

ホンダ編:センタータンク採用車ならイケそうです(元々ホンダが開発したもの)。
・N-BOX:人気車なのでEV化されると更に売れること請け合い。
問題は電池容量確保のために荷室が圧迫され商品価値が下がることでしょう。
ホンダ車は基本ボディ剛性が弱い批評もあるのでEV化は危険!?…将にあったらコワイ!!(爆)
・N-ONE:比較的車高の低い軽自動車でセンタータンクレイアウト。
スポーティーで立体駐車場に入る電気自動車、あったら便利ですよね。
・Z、バモス:MRレイアウト車は大概検討に入るはず。
フィットEVのように東芝SCiBバッテリーを積むなら何とかなりそうですが…アイミーブを超えられるか!?
・トゥデイ:復刻ならこの人気車も検討するべし。
アニメ「逮捕しちゃうぞ!」で大人気を博した丸目トゥデイの復刻なら検討の余地はあります。問題はただでさえ低い車高、電池を積むと荷室がなくなります!!(爆)
この際初代にセンタータンクレイアウトを施せばEV化は可能。総じて剛性が低いホンダ軽でも断面積の小さいトゥディならばイケます。
・ビート:2シーターのEV、発想としてはアリ。
三菱アイに同じくMRだからEVの加速を堪能できスポーティーカーの面目躍如となるか!?(笑)
・Z、N360:旧車復刻の旗手として
いずれもホンダ車の人気軽自動車でしたが、車体剛性や危険回避性能に難があったのかまだ話は出てきません。
そんな不名誉を挽回するべく、センタータンクレイアウトを採用して彼らの後継車種を作っても悪くはないです。
電気自動車のプラットフォームを三菱アイミーブなどと共用にすれば安価かつ大量に電気自動車を作れるかもしれませんよ?それに合わせて過去の名車復刻ができれば自動車ファンも喜ぶと思うのですが。
エンジン車と違って電気自動車は部品点数も少なくパーツも共用しやすいので電池の性能とコストパフォーマンスが良くなれば売れるはずです。

ダイハツ編:EVで遅れをとったトヨタの配下だけに考えにくいですが…。
・ミラ:昔ミラターボというスポーティー軽カーがあって…あえて荷室を潰しても昭和末期の車好きなら復刻版EVだとしても昔を懐かしんで買うと思います。2速ATの不満もEVにすれば解消するし。
・オプティ:ワンモーションデザインがEVになれば人気出ますよ。
銀色ボディが人気の車種は総じて造形もしっかりしているので、アイミーブ同様スペシャリティカーとしての需要・女性受けも良いとされます。
でも電池配分に難あり…やっぱりあったらコワイか。
・ハイゼット:「鉄腕DASH」で屋根にソーラーパネルをつけソーラーカーと銘打たれた「だん吉」の種車。
肝心の走行距離はバッテリーが鉛蓄電池ゆえに50~60kmでしたが。この際「だん吉」の後継車を作れば更に注目を集め、ダイハツも本腰で電気自動車製作を検討するようになるかもしれませんよ?

スズキ:エネチャージ(マイクロハイブリッド)でリチウムイオン電池を使っているから考えられなくもないですが。
・ラパン:立体駐車に入る・女性受け良し・デザイン性◎…それならEV化されてもコワイとは思いません。
ただFFレイアウトだから根本的に無理があるように思いますが。
・エブリィ
三菱ミニキャブミーブをOEM調達してくる可能性もありそうです(爆)ただそれでは軽トップメーカーとしてのスズキの面目は立たない!!(爆)
・カプチーノ:ホンダビート同様、スポーツカータイプならクルマ好きへの訴求は可能。
・セルボ&マイティボーイ:80年代の軽スペシャリティカーです。
いずれも生産中止になってから人気が出た。時期的に復刻には適してます。
エンジンを外して電気機器や電池などを積み、手作EVとして再生されるものが多い名車。

※番狂わせ:スバル(富士重工)
数年前に軽撤退のスバル。4気筒エンジンが足枷だったら電気自動車に切り替えていたほうが賢明だったかもしれません。
・ステラ、R1は試験的にEV化されていましたが、ニッケル水素電池採用のため一充電航続可能距離が短く三菱アイミーブに負けてしまいました!!(爆)
※いうなればランエボに負けたインプレッサか(ォィォィ)
復刻するなら以下の車種が検討に値すると思います。
・R1:いったん電気自動車化が試作されたものの電池容量不足で消えたモデル
スバル360にも通じるデザインに古さは余り感じられないのでアイミーブM並に10kWh程度のリチウムイオン電池を積めば売れるかもしれません。
スペシャリティカーとしての需要は確実にあるはず。
・ステラ:これもEV化されるもすぐ終わってしまいました。残念!
でもスバル車は剛性が高いので三菱車に同じくEV化に向いた車種は少なくないと思います。ホンダのセンタータンク技術を導入して電池をそこに置けば済むのではないかと。
・サンバー:かつてゼロスポーツがこれをEV化しようとして失敗した車種。
これもミニキャブミーブといい勝負になった可能性あり。元々RRだからEV化しやすいはずです。
サンバークラシックEVならば園内巡回車としてクリーンな環境で走らせられるメリットは大きかったです。

車種選びは個人の独断と偏見です(爆)

アイミーブ中古の選び方。

2018-03-04 12:58:47 | 電気自動車
「中古の電気自動車選びは難しい」と思っている皆さんへ。
今回、自分がアイミーブ中古を選んだときのポイントも併記します。
自分は予め各種研究研鑽していたので事故買換時もスムーズでした。

1.どのモデルがいいの?
普通に考えれば走行距離で決まりますが、最大の問題はバッテリー!
Mタイプだけメーカーが違い(M:東芝、他:GSユアサ)急速充電や高温・低温環境に強く劣化の口コミを見ないことから万人向け。他のモデルは走行用電池の劣化口コミが結構あり、G・ベースグレードは電池交換事例を見かけます。Xは経年浅くまだ高値。
Mタイプは急速充電がオプションですが、急速充電付は補助金も多く中古でも大概付いています。
※結論:M≫X>G>ベースグレード[遠距離に使いたい方は別]

2.走行距離・年式との関係は?
エンジン車と違って酷使で劣化するのはバッテリー・インバータ(電力機器)・サスペンションなど。エンジンに相当するモーターは意外に傷みにくいです。
走行距離が製造後の年数×1万以上だと足回りやバッテリーの劣化が考えられます…ここまではガソリン車と同じ。
しかし逆に走行距離が短い車も問題!リチウムイオン電池は満充電で長時間経つと劣化が早くなります。常時アダプターを繋いだノートパソコンのバッテリーが早く劣化した苦い経験からそこは重視。
年式は新しいほど高いですが、新車登録後5~6年のリース落ちは供給も多く値段も手頃です。自車もそれ
※高価な電気自動車は残価設定リース設定が多く、ディーラーいわく5年契約満了での返却が主流だとか。元レンタカーはETC付シルバーが多い。

3.必要な装備は?
EV専用ナビ+バックカメラがあれば最強ですが自車ナビはEV非対応…仕方なく自ら充電ポイントを登録しました。
バックカメラは充電器へバックで付ける際に役立ちます。純正ナビにはバックカメラが付かず、それを嫌って後付けナビ+バックカメラにする方も多い。
純正CDプレイヤーやラジオ付などはナビ取付時に工賃が必要です。自力作業できれば別ですがそうでなければ避けたい。
高速走行は電力消耗が激しいため避けてます…下道なら道の駅ごとに充電すれば困りません。
シートヒーターは後付けでもok!実際使えば少しは暖かいです。
Mグレードならメーカーオプションが多く付いているものを選びましょう。後付困難な装備は妥協しないで!

4.カラー
中古車は基本カラーを選べません!販売台数の少ないアイミーブは尚更。Mタイプは銀が多く、黄・マルーンは初期型限定なので要注意!
アイミーブのイメージカラー「赤白ツートン」は初期型かMタイプに多い。
ラッピングが多く設定され、ディーラー公式10種類以上…愛車のチェック柄が一番人気で中古でもよく見かけます。
二番人気のハローキティ(赤白ツートン用)はキティラー御用達、見かけてもすぐ売れます!(爆)

5.付属品(充電器の種類)
200V普通充電器はディーラー物件ならまず付きます。
街の中古屋だとない場合もあるので現物またはネットの情報を確認下さい。
大概付属品は標準の200V/5m充電ケーブル。200V/10mや100V/5mが必要なら三菱ディーラーへ発注下さい!
※アイミーブMは日産リーフ用充電器でも充電可能です。ヤフオクなら中古が格安(200V/7.5m)

6.購入店舗
三菱ディーラーならサポート万全で多少高くても安心。購入地点でバッテリー容量も測定してくれます。無難な選択肢
次点はハイブリッド車専門店。電動車の知識がありそこそこ対応できます。
一般整備工場だと手に負えない場合もあるので、三菱電動車両サポートに入って万一の時にディーラーへ持ち込める体制を作るべし。

7.充電カード・三菱電動車両サポート
アイミーブ・ミニキャブミーブ・アウトランダーなどは「三菱電動車両サポート」に入っていれば急速充電も安く済みます(1分単価5円)。
登録は簡単、電動車両サポートのサイトから登録ナンバー・車体番号・決済カードなど各種情報を入力すれば1週間でカードが送られてきます。
充電カード発行のほか、充電器の場所が記された「おでかけBOOK」の配布や万一の電欠時レッカーなど各種サポートサービスも入っているので遠出するなら必須です!
税抜き月額は、個人向けがベーシック五百円、プレミアム千五百円。法人向けはコーポレート千円。
違いは充電料金(プレミアムなら道の駅急速が割安・NCS普通充電は無料)・おでかけBOOK発行回数(ベーシックは初回のみ、プレミアムは年一回)・優待サービス・電池容量測定サービス(プレミアムは年1回無料)など。
特に大きいのは電池容量測定サービス!新車登録後8年間16万キロ以下ならば容量測定時に残り容量70%以下で無料または安価で交換できる制度があります!中古購入で気になるバッテリー問題もこれで安心
・プレミアムはMタイプ以外事実上必須!
・月5回以上急速充電する場合もプレミアムがお得!
自分は月1~2回遠出に使うし容量測定データも欲しいので、Mでもプレミアム選択です。

8.電気工事
新車購入ならディーラーからも手配できますが、中古だと自分で考えなければなりません。

電気工事士(第一種・第二種問わず)であれば自前で普通充電器(200Vコンセント)を取付できます!過去記事の部材を使って3万円、予備を含めても4万円程度。
そうでなければ電気工事店または有資格者の知人に頼むことになります(電気工事士法に規定あり)…知人に頼んでも相応の謝礼(概ね1万円)は必要。
電気工事士資格保有で友人に設置を頼まれる機会が多ければ全日本電気工事業組合連合のEVパートナー講習を受けても損はありません。

ざっと注意点を列記しました。諸経費は事前にチェックしましょう!

EVテクニカの充電器

2018-03-04 08:06:05 | 電気自動車
消費電力の少ない電気自動車普通充電器です。
[EVテクニカ公式サイト]←外部リンク

現在EV導入での悩みといえば充電電力の逼迫。
自宅に太陽光発電設備&エコキュート導入で辛うじて難を逃れていますが(最低200V/6kVA契約)それでも電力監視モニターで深夜帯に5.3kW(電気自動車3.0+エコキュート1.5+エアコン0.8)を記録。
正直余裕ないです、それだけ電気自動車の消費電力が大きい!

そんな悩みを持つEVオーナーの救世主となるべく開発されたのがEVテクニカ100V充電器。
テクニカ100V EV普通充電スタンド 入力100V対応 6A/9A切替型
元々100V電源しかない・配線に余裕がない・工事費に限りがある・契約を上げたくない…など、電気設備容量の低い物件向け。
マンション・アパートなど集合住宅に取付ける場合も、AC200V配線を引かずに済み工事費が安くなります。
既存コンセントに並列接続できるメリットも…尤も漏電遮断器取付とアース工事が必要ですが、新規配線が困難な物件なら有り得ます。
一見いいことずくめに見えますが、充電器本体の費用が10万円近くするので正直微妙です。工事費込み15万円は見たいところ。
せめて5万円(半額)になれば買う人も増えると思いますが。

欲を言うなら200V/9A仕様の充電器が欲しいです…EV2台同時充電のニーズは実際あるので(例:アイミーブ+リーフ)これを2台つけるのもアリ。
200V/15A配線に接続して各々を[200V/6A][200V/9A]に設定すればアイミーブとリーフを同時充電できる寸法。
充電電力量が少なく時間もかかりますが…容量の小さいアイミーブMなら6A/9時間でも無問題です。

今後新たな活用方法が見つかれば売れ行きも良くなるでしょう。
オフグリッドソーラーにインバータ経由で接続した場合、ソーラーパネルが800W(200Wx4台)でも100V/6A設定で充電できますし、1.2kW以上なら9Aでもイケます。
※9A設定はアイミーブ純正100V/10A充電器と同等ですがケーブルが長くなり(7m)取り回しが楽になります。
「旅館に設置する電気自動車充電器の考察」記事にある木造の日本旅館でもアースさえあれば何とかなります。

この手の充電器、もっと普及して欲しいです(笑)選択肢が増えるのはいいことだ!

寒冷地に強いアイミーブM(笑)・SCiBの底力

2018-03-03 18:48:06 | 電気自動車
アイミーブの廉価グレードMが実は寒冷地に強いことが判明!
理由は簡単、使用バッテリーの仕様です!!(爆)

東芝SCiBバッテリー公式サイトの記載を見る限り元は産業用で鉛蓄電池の置換え用に作られたもの。
基本リチウムイオンバッテリーですが、負極にチタン酸リチウムを採用し「安全性」「長寿命」「低温性能」「急速充電」「高入出力」「大実効容量」の向上を図っています。
用途は自動車・バス・鉄道などの乗り物や、エレベーターなどの産業機器、発電所などのインフラ設備がメイン。
※アイミーブM・ミニキャブミーブはその典型例です。

公式サイトに「キャパシタ並」の言葉が使われている通り、充放電サイクル15000回・急速充電6分という入出力密度の高さが売りであること、-30℃の低温でも使える温度特性は将に寒冷地対応の必須条件。
…昔のモービル石油CM「マイナス40℃の世界ではバナナで釘が打てます」を流用して東芝SCiBや三菱アイミーブMのCMを作ってもおかしくありません。
よって、アイミーブMは寒冷地最強の市販電気自動車になります(笑)。

一方SCiBの欠点はセル(単電池)電圧の低さ(2.4V)。一般的なリチウムイオンセル(3.6V)の約2/3です。
「SOC(充電状態)の広い範囲に亘って高い入出力特性を持つため、SOC0~100%で使用可能」「システムの電池搭載量の削減が可能」とありますが、ただでさえ軽自動車で電池容量の少ないアイミーブの一充電航続距離を更に厳しくしています(X,Gモデルの2/3)。
今のように急速充電器が道の駅ごとにあれば無問題ですが、僻地だと長距離走行が多い割に充電器が少なく電気自動車が普及しにくいです。

納車当日いきなりアイミーブMで冬の飛騨小坂へ吶喊した自分は無謀ですが(爆)良好な急速充電性能・温度特性に助けられて問題なかったのは事実。
アイミーブユーザーの口コミ「初期型は冬場の急速充電に時間がかかるがMタイプは大丈夫」も判りますよ。
ノートパソコンやモバイルプリンターも同じ、冬に電池容量が下がり丸一日使えず、やむなく暖かい場所へ移動して印刷したことも数知れず。
※もしダイナブックがSCiB搭載なら耐寒性能の高さで売れると思われます(笑)

寒冷地在住の皆様へ
アイミーブMなら寒冷地でも困りません!急速充電器の位置さえ判っていれば充分使えます!

軽規格の電気自動車(アイミーブ&ミニキャブミーブ)

2018-03-02 17:04:26 | 電気自動車
gooお題がちょうど「ミニサイズが出てよかったもの」なので便乗。軽自動車隆盛にも拘らず、悲しいかな軽の電気自動車「アイミーブ」「ミニキャブミーブ」は流通量が少ないです。
※画像はアイミーブM


日本初の市販電気自動車第一号は「i-MiEV(アイミーブ)」ですが、後発の日産「リーフ」に物量で負けたのか?最近滅多に話題になりません!(T_T)
三菱も売れ線ではないので近々生産中止になります。買うなら今でしょ!

売れない理由の欠点を先に書きますが、対処方法も判る範囲で載せます。
・デメリット
1.一充電走行可能距離の短さ
 軽自動車規格なので容積的にも電池容量は小さく、多くて16kWh、少ないと10.5kWhしかありません。
 愛車のMタイプは10.5kWhでカタログ値は120kmですが冬にヒーター・エアコンをつけると60kmしか走りません(爆)
 最近は岐阜県各地の道の駅に急速充電器があるので困りませんが、これが「遠出できない」マイナスイメージを作り結果売れなくなりました。
 ミニキャブミーブは商用車で重量もり更に短いです。コミューター専用の立ち位置。
2.電気自動車専用モデルでない(派生車種である)
 アイミーブ・ミニキャブミーブとも、三菱の製造販売規模ゆえ専用モデルでなく従来車種からの派生。その点ではリーフに負けます。
 同社のアウトランダーPHEVは割と売れていますが、逆に元車種アウトランダーが売れていません。
3.装備が貧弱
 元車のアイが2003年デビューということもあり、新時代志向のクルマにしては装備が貧弱です!
 リーフなどに標準装備されているEV専用ナビやシートヒーター・ハンドルヒーター等がオプションだったり、前期型は充電中に冷暖房が使えなかったり…その不便さでリーフに逃げられた。
4.タイヤが特殊
 元車種アイ同様、前後でタイヤサイズが違うので2本ずつ買わなければいけません!更にレアなサイズで高価ときた(爆)
 ネット通販なら安く買えますが輸送費に注意!
5.収容力が小さい!?
 アイミーブを買って失敗したと思わせるのが、後部座席後ろの空間の狭さ!アイならその下がエンジンルームです。
 そのため荷物置き場がeKワゴンよりも位置が高く、最近の軽購買層が荷物積載を重視するのもマイナス要因。
 動力機構がMR後輪駆動、将にスペシャリティーカー(爆)
6.冬は寒い
 ガソリン車はエンジンの熱があり冬は温かいですが、それがない電気自動車は寒いです。かといってヒーターをつけると走行可能距離が減るし。
 対策はシガーソケット電源の外付けシートヒーターで暖をとり消費電力を抑えています。それだけでも少しは違います!

・メリット
1.維持費・動力費(=トータルコスト)が安い!
 軽自動車が隆盛を極めるのは価格・維持費が安いこと。
 アイミーブも軽自動車だから車検・保険代・税金は安く、動力費(電気代)は深夜電力使用でガソリン車の1/10、車検代も軽ガソリン車平均より3万円も安い、バッテリーは8年間メーカー保証あり!
 売れない原因は車両価格の高さ…本体価格200万円以上では物好きしか買いませんよ。
 逆に諸経費を計算すれば乗り潰しで元が取れます。8年以上乗れば現在の軽平均より安い!
 しかも三菱の電気自動車は登録後8年間ならバッテリーのメーカー保証があります。電池容量測定に出して70%を切っていれば無料あるいは安く交換できるとか。
 あと電気自動車の中古車価格が安いのは有難いです…電気自動車はリース物件の5年落ちが結構出回っています。最近アイミーブMのレンタカー落ちやラッピング車が割と多く、リース期限切れで手放されたもの。現愛車は念願のMタイプなのでラッキーです(笑)
2.充電速度が速い!→充電が苦にならない
 アイミーブに乗る前に代車でリーフに乗った経験がある自分の持論、アイミーブMタイプの充電は全く苦になりません!
 リーフだと80%充電までに30分のところ、アイミーブMは15分で済みます(笑)充電時間の短さは美点。
 アイミーブM・ミニキャブミーブMは産業用バッテリー(東芝SCiB)を使っており、これを搭載したモデルはバッテリー不具合の口コミが全くありません!実際急速充電の繰り返しや低温環境下での急速充電においてリーフやアイミーブ初期型では容量低下するのに対し、SCiB搭載車であるアイミーブMは氷点下10度の環境でもカタログ数値どおりでした…このモデルはもっと評価されるべきです!
※真冬の下島温泉朝六荘で氷点下の寒さに一晩耐えたくらいだから低温性能は十分保証します。
 おそらく新車登録後8年の2020年になってもメーカー保証を受けなければならないほど劣化しないと思います。
3.派生車種だからパーツは結構ある
 元車種・三菱i(アイ)があるゆえかアフターパーツはネットショップを探せば意外に存在します。
 完全な新車種でマイナーだと対応していないものが多いですがアイに対応しているものなら流用できます。
4.軽だから小回りが利く
 アイミーブ・ミニキャブミーブとも軽規格ゆえ小回りが利きます。駐車場を選ばないのもメリット!
 狭い道を走るときはもっぱらアイミーブの出番(笑)ただし立体駐車には停められません(爆)
5.今でも通用するエクステリア(外観デザイン)
 妙に丸っこいボディが魅力。実際実物を女性に見せると決まってこの反応です(笑)少なくとも女性ウケは大変よろしい!
 アイが出回って15年が経ちますが、決して色褪せず今でも通用するデザインだと思います…そのうち「名車」認定されるかもしれません!?
 要はそれだけこの卵形フォルムが完成度高いってことで。鉄道なら新幹線500系が類似例。
 ラッピングも数多く設定されており、電気自動車に相応しいものも多く目立ちます。愛車のチェッカーラッピングは割とよく見かけますが注目を集めるのは確か。
6.加速のすばらしさ・エンストなし
 エンジン車では時折あるエンストも電気自動車なら一切無縁!事故に遭遇する確率も減ります。朝(特に冬)エンジンがかからず困ったりエンストした経験があったのでうなずけます。
 加速も強いです!電気を大量消費しますが出足は電車並みに早いです(笑)まるで阪神ジェットカー
 とても軽自動車とは思えない加速…近場に急速充電器があるなら一度お試しを。
7.電気だからできること:電源供給可能、災害&停電対策
 電気自動車ならではの活用方法に「クルマから電気を供給できること」が挙げられます。
 アイミーブ・ミニキャブミーブともディーラーオプションで「ミーブパワーボックス」が存在します。これでMタイプでも最大6kWh(AC100V/1500W)の電力を供給可能です。
 しかも100V充電も可能なので、ディーラーオプションの100V充電器を買えば停電時の太陽光発電自立運転モードからの充電も可能!非常災害時などに役に立つこと請け合いです。
 幸い自宅に3.5kW太陽光発電設備があるので、アース付コンセントを自前で付けるだけでアイミーブへ充電可能です。
 東日本大震災でアイミーブやリーフなど電気自動車が役に立った話を忘れてはいけません。特にアイミーブは小回りが利くから尚更。
 自治体がアイミーブを導入したのは環境性能だけでなく災害対策もあることをお忘れなく!
8.創意工夫のしがいがある。
 アイミーブには色々欠点がありますが、それを補って余りある魅力も多く、各自の創意工夫で乗り切るサイト・ブログ・SNS記事を多く見かけます。
 電費計(マルチモニター)・クルーズコントロール等は外付け社外品で対応可能ですし、シートヒーターは安価で入手可能・シートカバーは市販品が多くある・EV対応市販ナビも存在(バックカメラなしの純正を嫌ってそれをつける人も居る)。
9.モデル末期だけど造りはイイ・洗練されている
 作りが古いのは否めませんが、21世紀初頭のまだ日本が元気だった頃に設計されただけあって元の造りはイイです!
 ボディ剛性・操縦安定性・ミッドシップレイアウトなど、今の日本車が失いつつあるモノを備えているのは立派!
 フォルム・デザインも思ったほど陳腐化していませんし、質実剛健さはあるので外見や内装を気にしなければいいだけ。
※歌手でいうなら森高千里・岡村孝子・松本伊代みたいな存在です。年をとってもイイ人はイイのだ!

最後に、アイミーブは末期モデルです。買うならお早めに!
(重要なので二度言いました)

EV充電設備:川辺・七宗編

2018-02-28 06:26:39 | 電気自動車
このシリーズも中濃地区ほぼ全域に亘って書き綴り、残るは川辺・七宗。両地域とも語る余地・選び甲斐があります(笑)

川辺町は目玉観光施設はないがボート競技のメッカ、川沿いを想定。
1.川辺町役場
 町の中心地で川沿いにあり、公民館併設なので利用者もそこそこ居そう。普通充電器2~3台か20kW中速充電器1台でもいけそう。
2.ピアゴ川辺店
 旧ユニー系列の店舗は大概普通充電器1台が設置されていますが今後改装か閉鎖の恐れがあります…ここはいっそEVユーザーが恒常利用して店舗に訴求するのが早道。
3.国道41号沿いのコンビニ・川湊の里
 道の駅七宗の中速充電器が混むようなら農産物直売所「川湊の里」に充電器をつけてEV利用者を誘うべし。

七宗町は日本最古の石で有名な町ですが人口が少ないので公共の充電器を増やすべし。
4.七宗町役場・木の国七宗コミュニティセンター
 上麻生中心地にあり電気設備容量も余裕あり。道の駅の中速充電器口コミが悪ければ44kWクラスへ交換し、役場かコミュニティセンターへ移設するのがセオリー。そうでなくとも普通充電器2~3台が妥当。
5.こぶしの里
 神淵地区の有名な飲食店。県道「こぶし街道」沿いにあり定食の美味しさに定評があります。充電器が少ないので利用者の便を図って普通充電器あるいはEVコンセントを設置すべし。
6.サンホーム七宗(社会福祉協議会)※画像にある施設
 七宗町の福祉施設本拠地。現在運行中の送迎車を日産e-NV200(電気自動車)にして普通充電器2台あるいは30kW中速充電器を設け一般開放するとよかろう。神淵地区の充電器空白を解消すべきであります。

両町とも財政が厳しく実現の可能性は低いですが、あれば町の衰退防止に一役買うかもしれません。

旅館に設置する電気自動車充電器の考察。

2018-02-27 08:19:11 | 電気自動車
アイミーブで一泊旅行に出かけたときに思ったことです。
「一晩泊まっているうちに満充電できないものか?」
…そこで宿泊施設に設置すべき充電設備の考察です。

宿泊施設の設備を考え、大きく3通りに分けています。
1.部屋数10室以下、低圧受電
 最近泊まった下島温泉朝六荘を想定。
 低圧受電(1φ200V)の場合、分電盤の配線容量は少ないです。
 10kVA受電とすると充電に充てられる容量は1/10と想定して1kW、よって100V充電1台が妥当と考えられます。
2.部屋数15室前後、高圧受電
 同じ下島温泉の仙遊館を想定。ここは高圧受電(3φ6.6kV)なので容量は50kVA以上あると思われます。
 5kW充てるなら200V1台+100V2台が適当でしょう。
3.部屋数20室以上
 こうなると変電所容量も大きくなるはず。200kVA以上あるとすれば200V充電器も複数イケます。
 利用率の高いホテル・旅館なら20kW中速充電器もありえます(下呂温泉ホテル水明館など)。

充電時間
1.100V充電
 一泊二日なら17時チェックイン・9時チェックアウトとしても16時間。その間一切クルマを動かさないなら電力量は16kWhです。
 それだから駐車場につなげっぱなしでアイミーブなら満充電可能。リーフ初期型でも67%充電できます。たださすがに現行型リーフでは40%で不足を感じますが。
2.200V充電
 一泊朝食(B&B)で22時~8時としても10時間30kWh。
 アイミーブや先代リーフなら満充電、テスラでも50%イケます。家庭充電と同じなので電気自動車オーナーには判り易いです。
3.ChaDeMo(急速・中速充電)
 これがついている旅館は相当大規模のはず。
 20kWクラス1時間としてもアイミーブ・初期型リーフには十分。現行リーフでも2時間で満充電だから宿泊客から鍵を借りて従業員が駐車場へ移動し他の宿泊客のクルマを充電できます。

充電料金:電気事業法の絡みで電力量に応じた徴収が難しいので設備使用料としている施設が多いです。
1.100V充電
 1kWh30円として16時間で480円。計算が面倒なら1台500円としても話は合うでしょう。
 注意すべきはアイミーブMやアウトランダーPHEVの場合。これらは割高になるので300~400円など車種別にしても問題ないです。
2.200V充電
 スタンド型など認証が出来るのであれば1時間単位の使用料を徴収できますが、そうでなければ車種別にしたほうがいいかもしれません。
 アイミーブ/アウトランダー400円、リーフ800円…などにしておけば面倒な計算も要りません。
3.急速・中速(ChaDeMo)
 急速系充電器は宿泊客だけでなく一般のクルマも充電するもの。
 カード認証できるものなら頭を悩ませる必要はありません。
 認証できない機種の場合は回数で処理することになりますが、1回500円などだと容量の違いによる不公平もあるので車種別を検討するべし…ただ従業員への周知教育が大変でしょう。
 やっぱり基本はカード認証方式です。 

設置工事:電気工事士として、電気主任技術者として、思ったことを述べます。
a.100V/200V
 一般家庭に同じく、単相3線電灯用分電盤から20A分岐回路を設けるだけ。作業に伴う停電は漏電ブレーカー設置の時だけとして20分程度。
 もちろん駐車場に一番近い分電盤、他に負荷がある場合の目安は主幹ブレーカー容量が60A以上(エコキュートのある一般家庭の最低限)。
 とはいえ普段の負荷率が高ければ主幹ブレーカーが切れるかもしれないのであらかじめ負荷測定する必要があります。
※自宅につけて実運用に入った我が家でもEV+エコキュート+エアコン一台稼動で5.7kWを記録…切れる一歩寸前だったことがあります。
 この件は別途記載予定
b.ChaDeMo(急速・中速充電器)
 道の駅などにある急速充電器は新たに専用配線を敷く場合が多いので他の負荷を気にする必要は少ないです。
 注意すべきは高圧受電で受電箱(キュービクル)から供給する場合。事前に高圧設備保守担当者(電気主任技術者)に負荷測定を依頼して変圧器の容量に余裕があるか確認して下さい。
 高圧受電設備などから配線を引っ張る場合も電圧降下を抑えるため内線規定の適用が求められます。

この文面は電気のプロとしての視点も多分に含んでいます。判らないことがあればコメントなどで質問下さいませ。

EV充電設備:下呂・金山編

2018-02-25 21:50:12 | 電気自動車
まだ下呂市南部(下呂・金山)の充電設備ビジョンを語っていませんでした。

下呂市中心地:急速充電器は比較的充足しているので普通充電器をつけるべき場所を語ります。
1.下呂交流会館アクティブ
 ここは総合体育館兼文化施設。30kW急速充電器1台+普通充電器2~3台が妥当。合掌村44kW充電器の補完に30kW充電器を設け、逆に合掌村に普通充電器1台追設すれば完璧。
2.下呂市の行政系統
 下呂市役所、下呂福祉会館などに普通充電器が最低一台は欲しい…将来公用車を導入したら一般にも開放希望。
3.焼石駅周辺
 孝子ヶ池駐車場に30kW中速充電器1台または普通充電器1~2台あれば休憩場の利用者増えそうです。
4.小さなホテル・旅館など
 大きな旅館には普通充電器がついていますが規模の小さい旅館にはまだありません。
 具体的には富喜屋・ふじはら・松園・ラムネ屋…など。低圧受電でも100V充電ならできるので前向きに検討を。

つづいて金山地区。道の駅かれんに30kW中速充電器があるだけで他が皆無なのは何とかしてほしいです。
5.金山振興事務所・本町よってこや(表題画像)・金山市民会館
 飛騨街道金山宿の中心部に普通充電器が1台でもあれば観光に一役買うでしょう。
6.レストラン飛山
 昔から有名なドライブイン。普通充電器(あるいはEVコンセント)1~2台欲しいです。
7.飛騨金山のコンビニ
 軽自動車の多い地方でアイミーブをあまり見かけないのは急速充電器不足が原因でしょう。コンビニにあってもおかしくないです。
8.旅館・民宿など
 福寿美・見附屋…など、古くからの旅館に100V充電回路をつける方法が考えられます。
 いずれも由緒正しい旅館でありながら客が減少気味…福寿美は元遊郭だけあって元赤線系旅館愛好家の興味を惹くのは確か。その趣は外見からも感じ取れます。
 この手の旅館は経営が苦しいので「あるうちに泊まれ」ですが…こうなったら自分がアイミーブで来て電気自動車充電器設置を訴求する他あるまい。

欧州や中国などではエンジン車に対する逆風が強く、トヨタやホンダも本腰を入れ始めたので、そろそろ空気を読んで頂かないと町全体が寂れるかもしれません!

ひだ小坂ぴーあーる隊&高山おもちゃ病院

2018-02-22 20:32:10 | 電気自動車
本日国道41号線巡回の旅に出かけました。
当然伴侶はアイミーブ!!(笑)

自宅を8時に出発、下呂温泉合掌村にて強制充電休憩(笑)これで居眠り事故の心配は減ります(発想の転換)。
※出かける前に妻からウオッシャー不具合と連絡を受け、調査したら遅れました(^^;

予定の時刻を過ぎて10時半に道の駅南飛騨小坂はなもも到着。本日のメインイベント1.です。
ひだ小坂ぴーあーる隊の会員が複数名喫茶店に集合、そこへ我輩が合流。
今回の議題は旧湯屋小学校の活用方法。集会場としての活用を模索していたようで、我輩はオフグリッドソーラー用に卸売購入した「わがや電力」とそれに付随したパンフ「ダイナミックラボ」を見せました…後者のパンフは鹿児島の廃校となった小学校をワークショップ・貸しスペースとして市民団体に安価で提供するもので、活用方法のヒントになるのは確かです。

ついでに「わがや電力」についても自身のブログと併用して見せた結果、やはり林業の町・小坂の住民はティン☆ときたようで、楽しそうだと言われました…ついでにこの本もじっくり読みたいとのこと。
幸いその本は貸し出すつもりで2冊持参しており、5月の萩原イベントで返却すればよいと話しましたが…向こうも良い本だと共感、1冊お買上げに…卸売価格横流しです。
※今後何らかのモーションが来るであろうことは容易に想像できます。
 雑談で「美濃加茂でワークショップやってる」と話したので部材収集と講座開催は任されそうです。

さらに雑談は続き、自分が最近下島温泉朝六荘に泊まった話をすると、そこでアルバイト経験があるとのこと。それだけ緊密ならば自分の宿に対する要望・ビジョンも通るかもしれません。
その小坂ぴーあーる隊は5月の萩原森の宝島イベントに出動予定。森の宝島実行委員とも緊密な関係にあるので期待できます。
自身「プラレールひろばin萩原」前泊確定ですので前日晩に打合わせかもしれません(笑)

有意義な時間を過ごし12時に出発。
道の駅飛騨街道なぎさで充電休憩し「高山おもちゃ病院」本拠地へ。本日のメインイベント2.
…いきなり電気自動車が止まっていて面食らった会員が複数居ました!!(爆)飛騨地方では珍しい様子。
※高山在住者は移動距離が長いので岐阜・名古屋のように電気自動車一充電で間に合う距離(往復100km以下)しか乗らない方は少ないです…意外に高山市は急速充電器が多いのに、気温の寒さでバッテリー性能が落ちるのでEVを愛車にしている人は少ないとか。

高山おもちゃ病院の倉庫を拝見…意外にプラレールの車両線路は多いですが情景部品は少なかったです。可児・美濃加茂・関などの中濃地方と違って、単価の高い情景部品は一世帯人数の多い飛騨地区ではあまり出回っていないんでしょうか!?
※萩原でも自分の持参する情景部品が珍しがられる傾向にあるのは確か。
とはいえ、これだけ広い倉庫を持つ高山おもちゃ病院は可児・美濃加茂・関など中濃各都市にある任意団体とは雲泥の差。今や「かえっこ」なるおもちゃリサイクル活動も運用しているから格が違います!!
※そのうち下呂市も追随しそうですが…そうなると下呂・小坂にも同種活動がほしいところ。

高山おもちゃ病院は電気電子系に弱いらしく(同じ話が萩原にも言えるが)、複雑なものは多治見送りも幾らかある模様…強電系の自分が萩原で活躍するくらいだから電子系の担当をドクター養成講座で増やしていく時がくるかもしれませんね。
ついでに多治見や可児の話題も出てきました…といっても両都市とも盆地で団地が多く、名古屋に近いせいで若者流出が著しく将来人口半減の危機を迎えるので予断は許されません。
…そのことを高山の方に話してもピンときませんが、そこはカルチャーの違いが根底にあるからでしょうね。

さすがに電気自動車だと充電時間を考慮しなければならないので早めに退散しました。
行きのなぎさ充電分で何とか合掌村へ到達、15分充電でそのまま可児まで帰れなくもないが今晩妻が使う予定なので七宗でわずかに補充電。20kW中速充電器はさすがに遅かったです。

それでは足りないのでローソン美濃加茂で充電しようにも先客リーフが充電中、可児のファミリーマートで再度補充電。コンビニは20kWクラスでも充電器争奪戦が起きるものです。
※教訓:混雑のない地方で多めに充電するべし

そんなこんなでリア充ドライブを終え、18時帰宅。