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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

夕焼けで涙あふるる菩薩哉  あきオジ

2012-09-16 06:49:15 | 日記
昭和記念公園の日本庭園です。
いろいろな橋があります。
季節の変化を楽しくみています。

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の梅がヽやどなたが来ても欠茶碗  一茶

わが春やタドン一ツに小菜一把  一茶

陽炎や笠や手垢も春のさま  一茶

(一茶の句には「あたりまえの人」の目線からの生活がみえる。それが魅力ですね。)

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そのうち、興味がもてるのではないかと思って、金子兜太、永田耕衣などを読んでいますが
いまのところ「お疲れさん」という感じです。
そのうち、何とか見えてくるかもしれません。

俳句は「突然」ですからね。

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蜻蛉が背中をうちて落ちてゆき  あきオジ

(病人でもなく、一人身でもなく、極貧でもなく、旅人でもないものは「当たり前」を取材すればよいのですね。)

赤蜻蛉浮かぶ高さも織り込みて  あきオジ

秋深く内緒話も消えてゆき   あきオジ

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することを探しもせずに昼寝する  あきオジ

2012-09-16 06:36:57 | 日記
このブログも惰性でいいですから、続けたいですね。
顔を洗うように、食事をするように続けたいですね。

どうでもいいことを書き続けても
10年続ければ意味が生まる。
そう、思うのです。

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曼珠沙華咲いて残さず散りゆきぬ  あきオジ

白髪抜く気力もなくて爪をきり  あきオジ

階段を数えて登る萩の寺   あきオジ


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朝顔の蔓のさきの命ふるはず  放哉

(放哉の句は、師匠が加除修正を行い、元句とは違っていると指摘されていますが、純血主義の日本人には気になるのでしょうか。ダビンチの時代も、光悦の時代も作品は弟子との共同作業、今のマンガも集団作業。なのに、俳句となるとちょっと気になる。不思議ですね。)

呼び返して見たが話も無い  放哉

(頑迷な放哉らしい、強がりの句ですね。これも名句の一つではないでしょうか。)

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読んで楽しむ。
自分でも表現してみる。
それも暮らしですね。

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里山の土蔵につきあたる山に向かう  あきオジ

2012-09-16 06:26:34 | 日記
昭和記念公園のシュウメイ菊です。
そんな季節ですね。
巾着田の曼珠沙華の情報を毎日確かめています。
ちょっとだけ忙しくなりそうです。

彼岸花が季節の区切りですね。

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何を求める 風の中ゆく  山頭火

木かげは風がある旅人そうし  山頭火

なた一枚ぬぎすてる旅から旅  山頭火

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「風のはて」(藤沢周平原作)をドラマで見ています。
サラリーマンのせつなさを描いたら、この作家はいいですね。

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生きることおおげさにする俳句かな  あきオジ

森に入る人はきえて静まりぬ  あきオジ

ガラス瓶時代を詰めて眠りけり あきオジ

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