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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

再生の祈りをささげ秋遍路  あきオジ

2012-09-08 08:57:06 | 日記
その地方で暮らせば当たり前のことなのに
その土地を離れると懐かしくなる。

人の思いは自分でもわからないもので突き動かされていることが分かります。
自分は自分でもわからないものです。

玉棚に孫の笑ひを馳走哉  一茶

有様は我も花より団子哉  一茶

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じっとして汗かくビルの昼休み  あきオジ

病人の目線気にする見舞い哉  あきオジ

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あれもまあ馬頭観音桔梗さげ  あきオジ

2012-09-08 08:49:15 | 日記
葬列足早やな足に暮色まつはり  放哉

(出家前の技巧的な「うまいだろう」と言わんばかりの句ですね。
そんな気がします。放哉は出家して突き抜けたときの句がいいですね。そう思います。

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俳句はけづりとりの世界なのです。
引き算ではなくけづりとりですね。

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ありがたさ乗り越えひたすら藤のびる  あきオジ

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恥ずかしさ脱ぎ捨てさりし夏になり  あきオジ

2012-09-08 08:31:55 | 日記
昭和記念公園です。

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毎日続けることも大変ですが
読む人も大変でしょうね。

書いている者は「自分の記録」として残りますが
読む人は名句なら記憶されるでしょうが、多くは、流れていってしまうのですから。

いやいや、それぞれに楽しみ方があるのですね。


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永田耕衣、秋元不死男などの句集を読むのですが、どうも馴染めません。
まあ、そんなこともありますね。

当分の間は好きな俳人を好きなだけ。
それでいいのですね。

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縄打ってつんざくとおもふこころかな  夏目成美

(成美は、お気に入りの俳人です。人がらにも興味ありますが、現代作家より先鋭的でいいですね。)

今生を柿のはらから照り合へる  堀 葦男

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