goo blog サービス終了のお知らせ 

作って遊ぼう&学校の応援

 最近JavaScriptを独学で取得、学校支援の〈動く教材〉を作っています。

PPバンドのかごづくり

2021-01-09 09:33:19 | 作って遊ぼう教室
 PPバンドテープって知っていますか。荷造り用のダンボール箱を縛ってある青いテープのことです。実はホームセンターに色々なものを売っています。これを使ってペン入れを作りました。今回は3色を使いましたが、まずは、手元に青色荷造り用PPバンドテープがありましたら、それで作ってください。



 PPバンドテープで、色々なものが作られますが、ここでは机上においてペンなどを入れるかごを作ります。中学生8人に作ってもらいましたが、1時間30分ほどで作ることができました。低学年には考えるところや細かい作業があり難しいです。高学年の皆さんならできると思います。
<作り方>パソコン版


これが"かご"です。高さが9cm 直径8cm ほどです。写真の左側のかごをこれから作ります。
 色を紹介すると、かごの底をつくっているのは紫色と黄色です。これが側面にきて縦すじになります。側面の横に巻いているのが赤色です。横すじと表現します。

PPバンドテープとは荷造りをするテープです。

 100m巻きで400円ほどで売られています。色々なカラーがあって好きな色で作ってください。
 材料はPPバンドテープだけです。かごを一個作るのに必要な材料は、
 紫色 -- 33cm -- 4本
 黄色 -- 33cm -- 4本
 赤色 -- 28cm -- 5本
です。
 これらを巻いてあるものからはさみで切り取ります。
 PPバンドテープは張りがあってツルツルして扱いにくい材料ですのでちょっとした準備が必要です。
 まず、底をつくっていきます。紫色4本と黄色4本を使います。

 紫色4本を横に並べて揃え、その両端を透明テープを貼って固定します。黄色も同じです。
 4本束の中央に点をつけていきます。これを目印に後で中央に織り込んでいきます。

紫色か黄色のどちらかひとつの一端の透明テープを外します。ここでは紫色をはずします。

紫色のPPバンドテープを黄色に編み込んでいきます。写真のように横に滑らすように差し込んでいくとやり易いです。

 紫色と黄色の中央の両方の目印を会わせるように網目を移動させてしっかり密着させます。また、互いに直角になるようにします。


しっかり密着したところを固定するために、編み込んだ両面に透明ガムテープを貼ります。

 固定できましたので、4本束の両端の透明ガムテープを全て外します。このとき、織り込み部分の透明ガムテープが外れないように慎重にしてください。

底から側面に立ち上げるために、PPバンドテープを折っていきます。ここも慎重にしないと固定のために貼った透明ガムテープが外れてグチャグチャになってしまいます。全て立ち上がったのがこの写真です。

 次に側面を作っていきます。横すじとなる赤色5本です。

 これには一方に端から2cmのところに印が付けてあります。他方の端をこの2cmに重ねます。

 すると、28cmの長さの2cmを重ねると周囲26cm の円となります。重なったところをホッチキスで留めます。

 この輪を立ち上がった紫色と黄色の上からかぶせて編み込んでいきます。この輪の内側にするか外側にするかは考えてほしいところですが、少し説明します。
 底の上面から立ち上がったものは、輪の外側通します。底の下面から立ち上がったものは、輪の内側を通します。わかっていただけたでしょうか!ホッチキスの針の部分は外から見えない位置に動かします。角にあたるところは摘まんで折り目を付けます。

 赤色の残り4本も同じように輪にします。

 輪を立ち上がったところにかぶせ2段目として織り込みます。内側外側は1段目の逆になります。

 同様に3段目4段目5段目と編み込んでいきます。

 5段目をグ~と力を加えて下に押し込んだところです。硬く編み込まれました。

 縦すじの内側から立ち上がっているものを外側に折り曲げると、押し込んだ赤色の横すじが浮き上がってくるのを止めることができます。その先端の角をはさみで切り取ります。

 先端を側面の横すじ3段目に差し込みます。先端の端を切ったのは、差し込みやすくするためでした。端が3段目の下側から出て来るようでしたら少し短く切ってやり直してください。

 側面の外側から立ち上がったものは内側に折り曲げてください。

 これも角を切り取って、横すじの3段目に差し込んで留めます。

 これで完成です。机上において鉛筆やボールペンを入れるなど活用してください。何年も使えるものになります。

<作り方>パソコン版


兜(かぶと)づくり

2021-01-07 11:34:15 | 作って遊ぼう教室
 そこに新聞紙かチラシありませんか! ここに次のような三種の兜(かぶと)の作り方を紹介します。時間があれば作ってみませんか。






〔パソコンページ〕



 5月の節句でお馴染みの兜(かぶと)です。私の小さかったとき、この兜をかぶって、新聞紙で刀を作ってチャンバラをしました。楽しかった思い出の品です。
 まず折り紙で作り方を説明します。その後、新聞紙で頭にかぶれる兜を紹介します。
 折り紙では3種の兜の作り方を説明します。“一般的な兜”“高い兜”“角(つの)兜”です。

それでは“一般的な兜”です。


折り紙を色のない方を上にして置きます。


まず、三角形に折ります。山の形になります。頂上が下になるように置きます。


左の端が山の頂上に重なるように折ります。


右側も同じようにします。


左右下の先端が上の先端と重なるように折ります。


図のように折り曲げて“角(つの)を作ります。


下の三角の部分が二枚重なっていますが、その上の方を折り線のところから折ります。


更に折り線のところから折ります。


下のもう一枚を、兜の内側に折り込みます。


一般的な兜の完成です。



次は高い兜です。


折り紙を色のない方を上にして置きます。


図のように三角形に折ります。三角の山の部分が下になるように置きます。


右の先端が下の頂上と重なるように折ります。


右側も同じようにします。


図のように左の辺が中央と重なるように折ります。


右側も同じようにします。


下の先端を左右とも折れ線から折り曲げます。ここが角の原形です。


角の原形を折れ線から折ります。立派な角になりました。


下の三角の部分が二枚重なっていますが、その上の方を折り線から折り曲げます。


また折れ線から折り曲げます。


下のもう一枚を兜の内側に折り込みます。


高い兜の完成です。


三つ目は角(つの)兜です。


ここでは一カ所ハサミを使います。
これまでと同様に折り紙の色のない部分を上にして置きます。


三角形に折ります。三角の山の部分が下になるように置きます。


左の端が山の頂上と重なるように折ります。


右側も同じようにします。


一般的な兜とここから違ってきます。
折れ線から折ります。一般的なものより大きな角の原形となります。


切り線のところをハサミで切ります。


切ったところの下の部分を折り線から折ります。


下の部分をこれまでと同じようにします。




角(つの)兜の完成です。


実際にかぶれる兜を新聞紙で作ります。
一般的な兜は、両開きした新聞紙の縦辺、つまり短い方の辺の長さを一辺とした正方形にしますので、一枚の新聞紙で作ります。


図のように折って折った部分が直角二等辺三角形になるようにします。しっかり折り目を付けます。


開くと折り目が付いています。


下の(ここ)のところから新聞紙が正方形になるように折ります。重なった部分は少量のノリでくっつけると後の作業がやりやすくなります。


この正方形で一般的な兜を折ってください。

かぶれる一般的な兜の完成です。大人の頭も入る大きさです。

次に高い兜を作ります。
新聞紙の長い辺を一辺とした正方形を作ります。したがって新聞紙が二枚必要です。
長さの物差しとして補助の新聞紙がもう一枚、合計三枚を使います。
まず、補助の新聞紙を横向きに置きます。


その左側の端に合わせて新聞紙を縦に置きます。


補助の新聞紙の右側の辺に合わせて新聞紙を縦に置きます。
新聞紙の長辺を辺とした正方形ができます。重ねた新聞紙の上の二枚を少量のノリでくっつけると後の作業がやりやすくなります。


この新聞紙で高い兜を折るとかぶれる兜ができます。大人もかぶれます。

高い兜の完成です。


皆さんで楽しく作ってください。

〔パソコンページ〕




長さを変えてホイッスル

2021-01-04 11:30:33 | 作って遊ぼう教室


 牛乳パックで、長さを変えてホイッスルを作ってみました。長さが変わると音の高低が違ってきます。長さがだんだん長くなると、音が低くなっていきます。

 音の共鳴する箱部が立方体のものを各種(一辺20mm、18mm、15mm、10mm)を作ってみました。これも一辺の長さを変えると、音の高低が違ってます。一辺が短くなると、音は高くなります。

 最後に、箱部の長さが変えられるホイッスルも作ってみました。

 どうぞご覧ください。

 ここでは、作り方を詳しく紹介していませんが、このブログをご覧になった後で、先に紹介した《牛乳パックでホイッスルを作る》(タップ)をご覧ください。どれも10分ほどで作ることができます。

 また、この型紙をダウンロードできるホームページがあります。A4厚紙にダウンロードしたPDFファイルを印刷して、型紙を作ってください。ホームページは ここ をクリックしてください。

 牛乳パックから側面が4枚切り取れます。その1枚は60mm×190mmの大きさです。その制限のもとホイッスル各種を作ってみました。
 まず、長さを変えていきます。(幅は一辺を20mmとしています。) 




 一番左側は長さの続きで、長さ15mmのものです。長さ20mmまでは、型紙の外形が長方形になっていますが、20mmより短くなると、写真のように複雑になります。つまり、長さが幅一辺より短くなるとこうなるのです。


 これらの型紙作成のために、印刷用ファイルを作ってみました。ダウンロードできるホームページがありますので ここ をクリックしてください。


 Xmasケーキの箱は型紙づくりにはもってこいの材料です。このような強くしっかりとした各種型紙が25枚ほどできました。


 音の高さが変えられる、長さの変えられるホイッスルを考えました。できれば曲を弾けるものと思いましたが、そうはうまくいきません。スムーズに音程を変えるところまではまだできていません。参考のために紹介します。
 このホイッスルは2つのぶぶんからできています。ホイッスルの本体の筒部分、箱部の長さを変える長い箱です。


 長い箱を筒部に差し込んで使います。押し入れると、共鳴する箱部の長さが短くなり音は高くなります。引き出すと、箱部の長さが長くなり音は低くなります。音が漏れないようすき間がある場合には、テープを重ねて巻きました。
 
 実際に使ってみると、出し入れはできますが、スムーズかというと、引っ掛かりがあってうまくいきません。難しいものです。今後の研究で解決していきたいと思います。

 この型紙を紹介します。


 いかがでしたか、いろいろ工夫してみました。

 

2021干支 丑(うし)のキッチンペーパーアニマル

2021-01-01 08:34:18 | 作って遊ぼう教室
 2021(令和3)年の干支、丑(うし)さんをキッチンペーパーアニマルで作ってみました。



 いかがでしょうか。

 作り方をまとめたホームページを作りました。ぜひ覗いてみてください。作り方をダウンロードすることもできますので ここ をクリックしてください。

 いくらか作ってみましたのでご覧ください。
 正面・左右からの3ショットです。

 後の方で作り方も紹介していますので、最後までご覧ください。





































 集合写真です。みんな揃うと"楽しそう"です。







 作り方です。身近な材料で作れますので、ぜひ自分で作ってください。







 いかがでしたか。私は制作した"この丑(うし)ちゃんの集合写真"を年賀状にしてみました。


  年賀状には、この写真を使用されていいですよ!!!!!


  作り方をまとめたホームページを作りました。ぜひ覗いてみてください。作り方をダウンロードすることもできますので ここ をクリックしてください。 



 

毛糸のボンボンの作り方(指を使って)

2020-12-27 16:19:40 | 作って遊ぼう教室
 指を使った毛糸のボンボンの作り方を紹介します。前回紹介したものは厚紙が必要でしたが厚紙の代わりに指を2本使います。これはある小学校の放課後子ども教室コーディネーターが子どもたちが簡単に作れるように工夫されたものです。
 作り方のホームページを作りました。プリントにして活用できるようにしたものです。
〔 ホームページ 〕

 〔毛糸〕と〔ハサミ〕さえあればできますが、〔定規〕と〔くし〕があれば便利です。


 まず、ボンボンのひもになる毛糸を20cmほど切り取ります。


 毛糸のひもを人差し指と中指の間に挟みます。


 人差し指と中指に毛糸を20~30回ほどゆるく巻きます。強く巻きすぎると後で取れなくなってしまいます。


 巻き終わったところです。写真は30回巻いたところです。


 指の間に挟んだ毛糸で、巻いた毛糸の中央を縛ります。一方の手には毛糸を巻いているので、他方の手で縛ることは難しいですが、毛糸を一周か二周させて絞(し)めてください。


 手の甲の方から見たところです。絞(し)めているのがわかります。


 絞めた状態で、巻いた毛糸を指から抜きます。ひもは絞めたままですから、ここでしっかり結びます。毛糸は強く引っ張ってもは意外と強くて切れません。強く強く絞めて結んでください。もしも切れてしまったら、新たに毛糸のひもを作って結び直してください。


 指の入っていたところにハサミを入れて毛糸を切ります。


 もう一方も同じように切ります。


 切った毛糸をよく見ると切れていないところがあります。そこをよ~く探して全部切ってください。


 両方を切ると、毛糸が広がって丸くなります。毛糸のひもで結んだところが少しすき間ができますが、丸くなるよう整えるとボンボンができました。


 このままでも十分ボンボンなのですが、これにくしを通すと次の写真のように1本の毛糸が3本にほどけます。
 つまり、30回巻きのボンボンだと(30×4=120)の計算で120本の毛糸で出来ています。その1本1本が3本に分かれるので(120×3=360)の計算で360本になります。




 くしを通しているところです。全体をまんべんなく通してください。無理に通すと毛糸が飛び出したり引き抜いてしまったりします。優しくくしを通してください。
 最後は、ほどけていない毛糸がないかしっかり観察して全部をほどいてください。


 これがくしを通したボンボンです。


 くしを通すと、強く通したところが飛び出してしまい丸くないボンボンになってしまいます。そこで飛び出したところを丸くなるようにハサミで切って整えます。
 実際やってみると、切れ味の悪いハサミでは上手く切れません。そんなときにはハサミを替えてやってみてください。


 ふわふわの毛糸のボンボンの完成です。


 いかがでしたか。上手くできましたか。放課後子ども教室ではこのボンボンづくりを楽しんでいます。
 ここでは指を二本使って丸いボンボンを作りましたが、指を3本4本使うともっと大きなボンボンになります。大きなボンボンは自由な形に切り込むことができるので、球形だけではなく色々な形や動物の形に切り込むことも出来ます。自分なりに工夫して楽しんでください。
 小学生であればランドセルの飾りに、大人の皆さんであれば携帯ストラップ代わりに活用しては如何でしょうか。

 パソコン用のホームページをつくりました。次のアイコンをクリックしてください。 
〔 ホームページ 〕





 






毛糸のボンボンの作り方

2020-12-27 16:17:10 | 作って遊ぼう教室

 毛糸のボンボンは「おもちゃ」というよりはチョットした「飾り」として活用されるものです。作ってみると実に簡単にでき小学校1年生にも出来るものです。一つだけ手伝ってほしいところがありますので注意して読んでください。 必要なものは〔毛糸〕です。道具として〔厚紙〕と〔ハサミ〕が必要です。 厚紙はボンボンの大きさを決める毛糸を巻くもので、次の写真に示しています。この2枚が一組です。 サイズを紹介すると、幅が40mmの厚紙を2枚準備します。コの字型になるように中央に5mm~10mmの溝をハサミで切ります。 上写真の厚紙を重ねて毛糸をゆったりと30回巻きます。毛糸の両端は10cm以上余らせておきます。 厚紙の中央のすき間を活用して、毛糸の両端で巻いた毛糸を中央で縛ります。2回ほどしっかり巻いて結んでください。毛糸は簡単には切れませんが、切れないようにきつく結ぶのは難しいのでここは大人が手伝ってください。もし切れてしまったら、新しく毛糸を20cmほどに切ってそれでしっかり縛って結んでください。 厚紙を両方から引き抜きます。 厚紙のあったところにハサミを差し込んで写真のように毛糸を切ります。 もう一方も同じように毛糸を切ります。 両方を切ると毛糸が四方へ広がって丸いボンボンとなります。しかし、少し縛ったところがすき間になりますので、そこを手で丸く調整すると完成です。 厚紙の幅を40mm・30mm・25mmと変えて作ってみました。 毛糸の撚りを伸ばしてやると1本の毛糸が3本に分かれます。その一つ一つも広がってふっくらしたものとなります。 撚りを伸ばす道具としてブラシを準備します。 写真のように、毛糸にブラシを通していきます。まんべんなく通します。 ふんわりとしたボンボンとなります。 大きさの違うボンボンもブラシを通してみました。 如何でしたか。意外と簡単に毛糸のボンボンができました。小物の飾りとして活用してください。作ってびっくりしたのが、毛糸が意外と切れにくいということです。小学生だったらランドセルの飾りには最適です。


 他に、指を使って作る記事もあります。ご覧ください。

〔毛糸のボンボンの作り方ー指を使ってー〕



紙トンボの作り方

2020-12-26 20:33:04 | 作って遊ぼう教室

 このページは過日紹介したものです。竹とんぼのようなオモチャが、ハサミと糊で、実に簡単に作ることができる優れたものです。小学校一年生が、1時間に3~4個も作ってしまいます。3m程度飛び上がることも可能です。

 キッチンペーパーやトイレットペーパーの芯がいっぱい余るので、何かに使えないかと、いつも考えていました。つい一ヶ月ほど前にフト気付いたのです。「芯を少しななめに切り取ったらプロペラになるかもしれない。」ということです。やってみたら、そのとおりになりました。小学一年生にもできるよう工夫がいっぱいありますので制作を楽しんで下さい。  ネットで調べてみたら、もう知られていることのようです。 では制作を始めましょう。


〈パソコンサイト〉




































 いかがでしたか。うまく作れましたか。  両手を擦って廻してみると、手に風が来るのがわかります。その方向に強く廻すと高く上がります。 次のパソコンサイトは作り方をダウンロードすることができます。どうぞご覧ください。



〈パソコンサイト〉




“新”12枚羽根風車(かざぐるま)の作り方

2020-12-22 09:52:30 | 作って遊ぼう教室


 これまで、色紙を1枚2枚と使った風車を紹介してきましたが、ここに色紙3枚を使った風車を紹介します。私の技量ではここが限界のものです。理論的には4枚5枚と作れますが、風を受ける色紙面が重なって、回りにくくなってしまうのではと思います。

12枚羽根風車の作り方

 回転軸などの作り方については、事前に〔4枚羽根風車〕〔8枚羽根風車〕の作り方を見て準備して始めてください。そこでは、割り箸を持ち手、爪楊枝(つまようじ)を回転軸として使います。風車が軸から飛び出さないようゴムや厚紙を付けてやるといいですね。そこは工夫してください。ストローの切ったものも使っていますが、風が強いとき、風車がつぶれないための工夫です。乱暴に扱っても壊れ難くなります。

 色の違う色紙を3枚使います。いずれも三角に2回折って折り目をしっかり付けます。
 お山の形になった頂点をチョッと(1~2mm)切ります。


 開くと中央に孔が空いています。


 一つの色紙の中央に厚紙をノリ付けします。厚紙の×印と色紙の折り目を合わせて貼り付けると厚紙の孔と色紙の孔が重なります。


 色紙の角から折り目に沿ってハサミで切っていきます。厚紙は切りません。4つの角から全部切ってください。


 厚紙の孔の回りだけにノリを付けます。


 残りの色紙のひとつを、中央の孔を合わせて、1枚目と2枚目の色紙の折り目を角度30度傾けて貼ります。


 厚紙のある部分を指で押さえて厚紙の型を取ります。厚紙のある部分がわかります。


 白線の四角が厚紙の型です。厚紙の角から放射状に引いた白線は1枚目の色紙の切れ目です。


 白線を手がかりに、実際にハサミで切っていくところを黒線で示しました。2枚目の色紙の角から切っていき厚紙のチョット手前(2~5mmほど)で止めます。そこから向きを変えて、厚紙と平行に切ります。1枚目の色紙の切れ目をチョット(2~5mmほど)過ぎるところで止めます。


 全体像です。全部同じ向きの方向を変えています。


 実際にハサミで切っているところです。


 4つの角から切ったところです。切り終えました。


 中央の孔の回りにノリを付けます。


 3枚目の色紙の中央の孔と2枚目の色紙の中央の孔を重ねて2枚目の角と3枚目の角を角度30度ずらして貼ります。


 厚紙のある部分を指で押して厚紙の型を探します。白線の四角が厚紙の型です。放射状の白線は1枚目色紙の切れ目です。


 この白線を参考に3枚目色紙のハサミで切るところを決めます。角から折り目に沿ってハサミで切ります。厚紙のチョット手前(2~5mm)まで切ります。そこから向きを変えて厚紙に平行に切っていきます。1枚目色紙の切れ目をチョット過ぎたところで止めます。


 実際にハサミで切っているところです。


 4つの角から切りました。向きを変えるところは全部同じ向きにします。切り終えました。
 1枚目色紙の切れ目に2枚目と3枚目の色紙の切れ端をくぐらます。順にくぐらせたところです。




 3色のきれいな模様ができました。「ワー」という完成が上がります。「出来ました-!」という喜びの声も聞こえます。

 ひっくり返します。


 厚紙に貼っていきますが、同じ色から貼っていきます。厚紙の×印を基準にしてください。写真は2色を貼ったところです。


 全部貼り終えたところです。最終段階では指が厚紙の下に入らなくなるのでノリ付けは大変難しいものでした。そのときは爪楊枝(つまようじ)など細いものをすき間から差し込んで指の代わりにするといいでしょう。色々工夫してください。回転部分の完成です。


 軸と切ったストロー、柄を付けて完成です。

 軸の付け方は4枚風車や8枚風車の作り方に書いてありますので参考にしてください。



 いかがでしたか!作り方がわかりましたか。4枚風車や8枚風車、12枚風車の作り方から16枚風車の作り方もわかったのではないでしょうか。16枚羽根風車の色紙の枚数は?枚。各色紙のずらす角度は?度。

 参考に
 色紙2枚の場合は 90度÷2=45度  8枚風車
 色紙3枚の場合は 90度÷3=30度  12枚風車
 色紙4枚の場合は 90度÷4= ?① 度  16枚風車
 色紙5枚の場合は 90度÷5= ?② 度  20枚風車 ...........


答 ❓① 22.5度  ② 18.0度

    

〔パソコン〕




新二重風車づくり

2020-12-19 10:54:51 | 作って遊ぼう教室
 これは以前にアップしたものです。最近ご覧になった皆さんに紹介したいと思います。 

二重というのは、縦に二連の風車を並べて作ります。その2つが反対方向に回ると何とも嬉しい気持ちになります。
 どう作ると逆回転になるかよく理解できる作り方だし、それを自分で考えると、さらに喜びが広がります。












































牛乳パックでホイッスルを作る

2020-12-14 21:03:18 | 作って遊ぼう教室
 牛乳パックで「ホイッスル」を作ってみました。〔作って遊ぼう教室〕で子どもたちと一緒に作ることを想定して考えたものです。小学校1年生のだれにもできることをコンセプトとして考えています。ここに示すのは基本プランですが、教室の開催を積み重ねてよりよいものにしていきたいと思います。
 賛同されたら活用していただけることを希望します。



 息を吹きかけると、ピ~~ とよく鳴ります。



 作り方をまとめたホームページも作成しています。それをダウンロードすることもできますので ここ をクリックしてください。

 まずは、準備するものです。
材料は、牛乳パック・厚紙 です。工作するのに必要なものが、セロテープ・ハサミ・定規・ボールペン です。
 ホイッスルは息を吹き込んで音を鳴らすので、紙で作ったらすぐ湿ってしまいます。牛乳パックの内側は水に強いのでホイッスルを作る材料に最適です。牛乳パックの欠点としては、ボールペンやえんぴつで線を引くのがちょっと切れ切れになってしまうところです。



 ホイッスルは、箱部と吹き口からできています。箱部は" 音 "が響くところです。吹き口は口にくわえて息を吹き込みます。すると、ピーというきれいな音がします。箱部のすき間にどのような角度で息を吹き込んだらいい音が出るか工夫してください。



 次は制作です。たくさんのホイッスルを作るために、厚紙で型紙を作ります。この型紙をもとに牛乳パックに写し取る方法をとります。ここに基本的な型紙を示します。



 箱部は、立方体で一辺がa㎜です。一番右側だけ3㎜だけ短くします。このことで、息を吹きかける" すき間 "ができます。
 吹き口の長さは、口でくわえて息を吹き込みやすい長さです。(経験上)15~30㎜ほどがいいと思います。
 実線と点線がありますが、実線はハサミで切るところ、点線は折り曲げるところです。
 

 例としてa=20㎜ の型紙です。牛乳パックの短辺が70㎜弱ですから、牛乳パックでできる最大のサイズです。



 それ(A)を含めて5種の型紙を作っています。B~Dは、牛乳パックの一面で2つ作ることができます。Eは、牛乳パック一面の短辺の方向に置けるので、たくさん作ることができます。



 牛乳パック内面に型紙を置いて、その形を写し取リます。つまりボールペンで型紙の周囲をなぞります。うまく線が引けないので何度も繰り返して写し取ります。特に凹部は正確に写します。ここは後で線を引く起点終点となります。直線部は、ちょっと消えたところがあっても、直線ですから予測できます。



 型紙を写し取った後、定規をあてて型紙と同じ線を引きます。点線は引きにくいので実線を引きますが、点線の場所はしっかり覚えておきます。



 外形を切り取った牛乳パックです。これからホイッスルを作っていきます。



 まず、型紙の実線部分をハサミで切ります。写真では“ 赤線 ”で示しています。



 切っているところです。



 箱部と吹き口部の間を山折りします。黄線で示しています。



 黄線の表側に定規をあてて折り曲げます。



 箱部の横線3か所を折り曲げます。青線で示しています。



 それぞれの青線に定規をあてて折り曲げています。



 箱部と吹き口部のたて線2か所を折り曲げます。



 青線に定規をあてて折り曲げます。



 箱部のすべての切り折りが終わりました。すると、このようにエビのようになります。



 箱部を作るために、写真のように丸めていきます。



 形ができると、図のように、周りにセロテープを貼って、しっかり留めます。



 次に、吹き口を作っていきます。
 吹き口の折り目2ヶ所を折り曲げていきます。



 吹き口ですから、息の通るすき間が必要ですから、厚みのある物を挟んで折り曲げます。最後は、ビニールテープを巻いて貼ります。



 作っているところです。



 出来上がりました。型紙さえあれば意外と簡単に作ることができます。
 吹いてみると、ス~ と抜けることがありますが、ちょっと角度を変えてみると ピ~~~と大きい音がします。体育の先生の持っているものと変わりません。

 小さなものは、高~いピ~ という音がします。



サイズを変えて作ってみると、音の違いが楽しめます。


 作り方をまとめたホームページも作成しています。それをダウンロードすることもできますので ここ をクリックしてください。



 




Xmas版キッチンペーパーアニマル

2020-12-14 10:18:00 | 作って遊ぼう教室
 キッチンペーパーアニマルのXmasバージョンを子どもたちに作ってもらいました。赤い帽子と赤い靴を準備していましたら、手袋もつくって!と言う児童がいました。そうして出来たのがこれです。
 いかがですか!Xmasの雰囲気はありますか。頭のところにカラー輪ゴムを付けてツリーに下げられるようにも工夫しています。


作り方はこちら

キッチンペーパータオルで作る動物(キッチンペーパーアニマル) - 開かれた学校の応援&作って遊ぼうブログ

[ハロウィンとクリスマス]バージョンのわんちゃんです。基本的なわんちゃんです。キッチンタオルでワンちゃん[犬]を作ってみました。体型はほんと...

キッチンペーパータオルで作る動物(キッチンペーパーアニマル) - 開かれた学校の応援&作って遊ぼうブログ



大きなPPバンドボールの作り方

2020-12-08 21:30:00 | 作って遊ぼう教室


 大きさは、直径15cmほどの球形です。
 作り方はセパタクローボールと同じ三竦み型の組み合わせですが、更に難しくなります。頑張って挑戦して下さい。
 完成したら、ハンドボール程度ですので、みんなでできる楽しい遊びを考えてください。 




































 作り方はわかりましたか。三竦みの型がカギとなります。
 三竦みは グー、チョキ、パー もそうです。グーは石、チョキはハサミ、パーは網(あみ)ですから、石はハサミで切れませんから石の勝ち、ハサミで網は切れますのでハサミの勝ち、網で石を包めますので網の勝ちです。
 三竦みの状況の三つの国があったとします。ある国が弱い方の国を攻撃して勝っても、次は強い国に負けますので、戦争を最初に仕掛けた国は必ず負けるので、どの国も身動きができない状況を《三竦み》といいます。