7月18日(月)造山古墳の後は備中国分寺を目指して走りました。相変わらず
台風6号が接近中の為雨が降り続いていましたが、委細構わず目的地を目指し
ました。
そして国分寺の見える所まで来て、ひまわりの畑も見つけたのですが肝心の
駐車場が判らずうろうろした後、県道沿いに風土記の丘県営駐車場の看板を
発見し迷わず其処に車をとめ、歩いて数分でひまわりの咲く畑に着きました。
向日葵(ひまわり)の花が一斉に花開き、今日は隠れたままのお日様の
代わりに辺り一帯を明るく輝かせているようでした。
ご覧下さい、思わず息を飲んで凝視するこの向日葵の豪華な共演を!
雨の中、傘を片手に持ちながら一生懸命にシャッターを切りました。
国分寺五重塔を背景になかなか良い構図の写真になってると思います。
妻の「ひまわりが観たい」という強い希望があって来たこともあり、豪奢な
向日葵の花で彩られた畑は殊の他彼女を喜ばせました。
さてこの度初めて分かったのですが、ここらの史跡と名勝が点在している
地域を「吉備路風土記の丘県立自然公園」と呼称しているようです。
向日葵の観賞を楽しんだ後は、200mほど先の森の中にある国指定史跡の
こうもり塚古墳を訪ねました。
この古墳は6世紀後半に自然の丘陵を利用して造られた全長約100mの
前方後円墳です。内部の石室は巨石を用いた横穴式石室で長い羨道(せんどう)と
その奥の玄室とからになっています。
玄室には家形の大きな石棺が収められています。
そしてこの古墳は大きな墳丘や内部の石室、石棺に見られるように多くの
労働力を集めることが出来た支配者層の墳墓であることが示されています。
以上古墳の案内板の記述を転記しました。
今回のリポートはこれにて終了致します。