7月18日(月)祭日の日は台風6号が四国に向かって接近中の為、朝から
雨が降り続く中を予定通り歴史探訪に出かけました。
先ず最初に目指したのは岡山市北区新庄に在る国指定史跡の造山古墳
でした。ここは今回訪問するのが初めてでしたが、迷わずに到着することが
出来ました。
大変有り難いことに整備された大きい駐車場が有りました。その駐車場には
造山古墳群の模型が有り、そしてその足許のタイルには古墳の概略図面が
描かれていました。それと最後の極め付けは「KING OF KIBI」と刻銘され、
少しデフォルメされてはいるものの金色(こんじき)の輝きを放つ「吉備の王」の
像が設置されて居る事でした。如何でしょうか、この威風堂々とした姿は・・・。
駐車場内で写真を撮り終えた後は、そこから目測で200m位の距離にある
古墳を目指しました。上方写真にある階段を上り容易に墳頂部に着きました。
そしてそこで見つけた神社を撮りました。それと神社から俯瞰した遠景写真も
撮っています。それに墳頂の後円部の写真も撮りましたが、草で被われて
いました。
さてこの造山古墳について少し説明を加えさせていただきます。当古墳は
墳長が約350m、後円部の径が約200m、高さが約24m、前方部の幅が
約215mを計測する前方後円墳であり、岡山県で第一位、そして全国でも
第四位の規模を誇っています。自由に立ち入る事が出来る古墳に限定を
すると全国第一位となります。
この古墳の規模から推定して、古代の吉備には中央の政権に比肩しうる
強大な勢力が有ったものと思われます。
詳細については古代史をもっと掘り下げて探究する必要を感じます。
以上造山古墳についてのリポートでした。