スラウェシ(セレベス島)に分布するパリーオオクワガタD. ritsemaeは
南部のロンボバタン山塊と周辺に分布するウンガイパリー ungaiaeと
スラウェシパリー(セレベスパリー)と呼ばれる astridae の2種がおり
前者野外個体の流通は稀ですが、後者は毎年ある程度の数を見かけます。
↓ スラウェシパリー野外個体 Pulu Palolo
↓ 過去の参考記事
私はパリーオオクワガタが好きで
なかでも東ジャワと、スラウエシのパリーには特に思い入れがあり
小屋のスペースと相談しながら6年ぶりの飼育を開始しました。
↓ 今回入手した野外個体 オス66㎜up メス33㎜ Pulu Palolo
↓ クワガタナカセ(ダニ)付着
↓ スレの少ないメス 33㎜
↓ 腹面にはオレンジの微毛が残る
スラウェシパリーの産卵セットは
リサイクルマットに1か月ほど埋め込んだコナラ材
所謂「バクテリア材」を産卵1番で埋め、追い掛けなしの持ちバラとしました。
管理温度は他種との関係で21度くらいです。
↓ 底部はマット硬詰め
↓ スレ少なく、爪も鋭い
↓ 早々マットに潜っていった
今回入手した66㎜upの個体だけを見るとそこそこ立派に見えるのですが
6年前記事にした個体を横にすると様子は一転します。
↓ 66㎜upの中歯型
大型の迫力はものすごく
こんなものを見たら思い入れずにはいられません。
これに匹敵するような個体を羽化させたい気持ちは
採卵必須、産卵木にほどよい硬さの「バクテリア材」を選びました。
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