アスタコイデスノコギリ(韓国済州島産)の幼虫を確認しました。
カテゴリーから入ると飼育過程等に繋がります。
↓ 前記事 :済州島個体群
母虫2頭のうち、今日は1頭分1セットだけ掘り出してみました。
親虫の羽化から産卵に至るまでの時系列は以下の通りです。
羽化:2022年11月〜休眠〜(1オス2メス)
活動開始(後食):2023年4月上旬(休眠期間約5ヶ月)
交尾:2023年5月19日〜産卵セット:5月28日
産卵確認:6月4日(容器底部に卵)
↓ 卵確認から約1か月経過(母虫は次セットに投入中)
↓ 底部に幼虫 マットは「ヒラタ・ノコ1番」
トレイに移した産卵セット、マットをほぐすとポロポロと幼虫が出てきます。
材も齧ってはいますが、想像していたほど派手な痕跡ではありません。
この母虫はマットに多く産んでいるようです。
マットから出てきた幼虫の数は24頭でした。
掘出した幼虫は初齢初期が多かったのでマットに戻し、材も崩さずそのまま埋めました。
↓ 1セットでマットから出てきたのは初齢幼虫24頭
↓ 材も齧っているのでこの中にも幼虫がいると思われる
↓ 材表面に初齢幼虫
↓ 体内内容物色からすると、マットから材に潜り込む途中
↓ もう片方の母虫も健在
今日はひとまず1セットだけ掘り出しましたが、とてもよく産んでいました◎
滑り出しは上々です!
母虫は2頭いるので貴重な幼虫がもう少し採れると思います。
↓ 種オスは半月前に死亡 サクエチ漬で生体時より濃い色になった
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