デマントイドとツァボライト

もひとつおまけにガーネット。（もうやめろったらｗ）
ヤフオクの超プチプラ出品者さんでミニサイズのデマントイドが出ていたのでゲト。

ちいさーい。でも澄んできれい。デマは高いから仕方ない。
デマントイドはアンドラダイト＝灰鉄柘榴石の緑のもの。カルテツアンね。（うるさい）
発見命名は古く、長く宝石として珍重されてきた。デマントイドという名は「ダイヤモンド」から来ているとのこと。へえ、知らなかった。昨今の宝石業界が売るために作った商品名かと思っていた。
一番高評価なのはロシア産で、しかも「ホーステール」と呼ばれる細いインクルージョンが入ったものらしい。
ま、そんなのは星の彼方なので、こういうプチプラもので色を味わう。
淡くていい色です。
ちなみにアンドラの黄色はトパゾライト、黒はメラナイト、虹色を見せるのがレインボー・ガーネット。（またややこしくする）　アンドラというのはけっこう曲者ですな。

ところが緑ガーネットにはもう一つ「ツァヴォライト Tsavorite」というのがある。まあ普通は「ボ」と書くわな。なぜか２個持ってる。
「ツァボライト　デマントイドとどう違う」

ツァボは真正グロシュラーの緑のやつ。《微量のバナジウムとクロムにより緑色を呈する》らしい。割合新しく発見された石。発見から世に広まるまでの経緯はウィキにあるけどあんまり愉快な話じゃない。
ちなみにグロのうち蜂蜜色～オレンジのものは前記事のヘッソナイト、ラズベリー色のものがロゾライト。（もういいよｗ）　いや書くと覚えるかと思って。（いくら書いても覚えてないじゃんｗ）

うーん、違いはよくわからない。ツァボの方が濃くて少し青っぽいのかもしれないけど個体差もあるだろうし。ツァボの方が安いというのはある。
まあともあれ、緑のガーネットというのは美しいです。（つまらん感想ｗ）

＊すんません、最初の投稿で二ヶ所ほど誤記があった。ボケてきたらしい。