なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

徒然なるままに

2024年03月20日 10時19分00秒 | 日記


今週(13日から19日)は、ホワイトデーが含まれていたため、いろいろなものが家にやってきて、おやつに困らない週でした。中でも珍しかったのは、可愛らしい飾り付けの小さなドーナツ、テレビで紹介され食べてみたいなと思っていて、誰に言ったわけでもないのに、プレゼントしてくれた方がいて嬉しかったです。ドンキホーテで売っている「にんにくMAX」という炒りごまは、ご飯が進みます。とにかくいろいろいただいてありがたかったです。皆さんこれからも仲良くしていきましょう。

そして、わが街にある「多賀城碑」が国宝になるとか、すごいわ。多賀城で宮城県の中でも知名度が低い街だと思うんだけど、これで少しは知られるようになるといいなぁ。まぁ宮城県も全国的には知名度は低いなあ。「仙台」は知られているんだけどね。ともあれおめでとうございます。

イオンの映画館が「椅子利用者の介護を拒否した」とネットで広まっています。イオンはすぐさま「不適切な対応であった」と謝罪しました。私も車椅子利用者なので、他人事とは思えずググってみました。そしたら最初の印象とは違う内容でしたね。昨今はどこの映画館でも「車いす席」というものがあります。私はこの席が設けられたことにより、1人での映画鑑賞が可能なため、喜んでいました。でもその席は1番前や、入り口の近くの端っこだったりするので見づらいんですよ。特に字幕は読みにくい位置であることが多いのです。それでもないよりもましと、思っていました。
今回の方は、それとは事情が違うみたい。この頃私は映画館に行かないので、事情に疎かったのですが、追加料金を払って特別なシートに座ると言うことができるらしいんですけど「リクライニングシート」と言うのがあり、その方はその席に座りたかったみたいです。はじめての利用ではなく、4回目だったらしいです。よく読んでいくと、その席に行くためには、4段の段差があり、介助するときに危険な部分があるということ、そういう意味でご利用遠慮お願いしたいと言ったみたいですね。その職員が一方的に悪いと言うわけでもないかなと、不適切であるとすれば、「他の施設の利用」を勧めたたことだと思うし、リクライニングシートの周りに段差がある設計をしたこと、追加料金を払ってチケットを買っている以上、対応しなければならないということです。一方的に謝るのではなく、ご遠慮願う理由をちゃんと説明して、本社は今後こういう設計を行わないようにすればいいと思います。4月から「障害者や高齢者が施設を利用する場合、合理的配慮をしなければならない」と法律で定められます。この「合理的」って、文言、曲者です。相互で話し合う機会を儲けようということらしいですが、現場でそれを求められても大変でしょう。若い頃は果敢に挑戦して壁にぶつかりながら社会の間口を広げていったんですけど、この頃は「私の若い頃に比べれば」という気分になり、あまり挑戦していない私がいます。この方は若いのでしょうか特別シートに座りたいと思う発想が私にはありません。でも思ったことを発信できると言う事はいいですね。だけど、世の中いろんな考えの人がいて、傷つけられることも多いと思います。イオンの素早い謝罪というのも、謝っておけばいいかと言う安易な態度が見受けられます。これでは前に進みません。だけど、2年位映画館に行ってないなぁ。私も歳をとったわ。