とうとう8日の夜に多賀城でも雪が降りました。9日の朝に目覚めたら、屋根に積雪。出かける用事があったので焦って介護タクシーを呼びました。雪は本当に危ないです。車椅子はスリップするし、ブレーキが効かなくなるし、ひどい時には車輪が空回りします。幸い今回は昼間には溶けて事なきを得ましたが、積雪がすごかったり気温が低くなれば、道がアイスバーンになって、何日も外出が不可能になります。これからはそういう事で気を揉まなければならないと思うと憂鬱です。
とはいえ、雪を喜んでいる子供たちもいて、世の中色々です。
ニュースに目をやれば「電動車椅子の利用者は、外で飲酒したらダメ」と警視庁が注意喚起してるとか。んでも、映像見ると原付バイク型のいわゆるシニアカーを「電動車椅子」と言っていて、私が使っている車椅子にモーター付きのユニット式のものと一括りにされていまして、なんか違和感。SNSをみても「危ないから」ていう事で、飲酒禁止に賛同する人多かったんです。酔っ払いは総じて危ないですよね。電動車椅子だけを挙げつらって攻撃するのは如何なもんでしょう?
「危ない」という、大義名分が出来て、「障害者が酒を飲む」事への嫌悪感、深層心理的な差別が表に出た感じがします。私にとって、電動車椅子は、靴と同じです。「酔っ払いは危ない」は先刻承知。自己責任で気をつけます。