なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

情けねえー

2014年11月19日 13時08分07秒 | 日記
私は障害を持っていることを気にしないように堂々とありのままに生きて行こうと決めてます。
だけどそれが揺らぐのが、親が入院した時ですね。50代の一人娘なら、先頭切って看病しなきゃあ行けない立場の私。でも現実は、何も出来ずにかえって母に心配される立場。誰かに相談しようものなら「娘さんをどっか(施設)にやったら」と言われます。10数年前の父親の入院では、家族の付き添いを強要されて娘がいるからと泊まり込みだけを断ったら、娘を施設に入れるか、1日1万円を払い付き添いを雇えと看護師に言われました。それは越権行為だったらしく翌日に看護師長から謝罪されましたけどね。病院は患者の家族の都合など聞かない。厚労省は「病人の世話は看護師がやるもの」と位置づけており、サービス適応外、それでは現場が成り立たないから、しわ寄せが家族やヘルパー(10割負担)にきますね。
実は今、父親が入院中なんですが、高齢の母が毎日病院に行ってます。さすがに今は、看護師がやってくれています。父は母がやらないことが不満みたい。こういう時ほどヘルパーさんに家のことをしてもらいたいのに、利用者が入院したからサービス停止です。
私、何も出来なくって、情けない。健常者でないのを嘆きたくなり、母の負担を軽減するために「施設」に行こうかなという考えがよぎりますが、地域にこだわって生きてきたんだからと、ぐっとこらえてます。