姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

続・記憶は捏造される/虎と馬をつれてくるな!

2022年03月08日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「続・記憶は捏造される/虎と馬をつれてくるな!」です。


昨日は、
「自我が形成される前に、感覚として受け取った事実の解釈は
透明ビリーフとなる」というお話をしました。

 

 

そして、桑原自身も「かわいそうな私」をやっていて
それを波動ワークショップで話したら
先生から衝撃的なツッコミを入れられた
というところで終わりました。


今日はその続きです。


もう10年以上前の波動ワークショップで
桑原は、自分が幼い時、
いかに、周りの大人にひどい目にあわされたか
ということを延々と話していました。


桑原
「それってもう、トラウマですよ。」


先生
「みんな、すぐにそうやって寅と馬をつれてくるんだよね。
トラウマだって言った瞬間にそれはトラウマになるんだよ」



桑原「!!!」


先生
「インナーチャイルドとかね。そりゃ、そんな癒されない自分がいるって思ったら、
それが自分の中に生成されるだけのこと」


(注:これは決してインナーチャイルドという概念を否定するということではありません)

ちょっと笑ってしまいました。あまりのぶった切りに!

きれいごとは言わないのが、波動ワーク
 

そして、ああ、そうだなぁと納得!


波動理論を学んで14年。
今は、過去に対する認識は全く変わりました。

最初は
ほんの小さな出来事、言えない想いがあって 
小さいうちに自分の想いを表現できたなら
そこで終わっていたのに 

それをしないままでいて
想いにふたをしたり、
別のものにすり替えていくうちに 

その記憶に、いろんなものを取り込んでくっつけて、
人の見解や慰めや同情のことばも
とりいれちゃったりして、巨大化した妄想になっていく。

妄想とまではいかなくても
記憶が編集され、捏造されたものとして出来上がる。

編集された想いや記憶を何度も思い出して
心を過去に持って行って執着する。


しかし、そのことは、何も生み出さないのです。


潜在意識には、
時間の概念も空間の概念もないのですから 
過去に執着すれば、過去の再現を現在の時制で
同じようなことが起きてくる結果を導きます。

そして、こうつぶやきます。

「ほらやっぱり、このパターン」 
「いつもこうなっちゃうんだよね」
「また、このパターンか」 


この言葉は、この思い込みを強化し
さらに現実で同じことを現象化させます。


桑原の中にあった、幼いころの大人に対する怒りは
自分が何度も何度も繰り返して思い出し(内的世界の中で繰り返し上映し)
現象化させていました。

そして、そこにまたまた、新たなる負の意味付けまでして
「私ってかわいそう」の被害者になっていく。

NLPや波動理論に出会っていなければ
過去のパターンを繰り返すだけの人生を
進んでたかもしれません。

大切なのは過去がこうだった、ああだったというのではなく 
現実の中で起きていることの意味を知って
現実をこなしていけば、同時に過去のできごとの意味づけが
変わっていくということ!

なぜなら、
今起きていることは自分の内面の映しだから。

 

今を生きるのです。
今この瞬間には、過去も未来もないのです。


何かのスピリチュアルな力で、
苦しみを取り除いてもらうものではないのです。

自分の現実を変えていくのは
自分の意志で決めて、その思いを心に持ち続け
自分の体を使って、現実を生きることだけ。

 

それを嫌がって、何か別のものの力で
苦悩をとりのぞいでも、それは自分の体を使って
乗り越えたものではないので

 

次に生まれ変わったとき、
今よりもっと大きな課題をもって生まれてくるだけのこと。


桑原が学んでいる波動理論は
心の傷を癒すとか、先生方が傷を取り除いてくれる
というものではありません。

心の傷が思い込みだったっていう
「ありゃま~」の気づきを得て、自分が日常で実践するための
ヒントを得るのです。

だから、その人がまだ、
自分の傷に重い意味づけを持たせたい時期なら、
それはそれでとことんやっていった方が
よいと思います。

苦しくて、傷ついて、可愛そうな自分をさんざんやって
・・・いや、そうじゃないよ!!って思った時に 
初めて、道が見えてきます。

保健室コーチングも波動脳科学も
「助けてもらう」
「誰かのすごい力で苦しみを取ってもらう」
というものではありません。

知識やスキルでもありません。

自分の力で自分の現実を変えていくために 
自分と向き合うためのもの。
自分の問題の本質と向き合うためのもの。

これまで外のせいにしていたものを
自分のものとして受け容れていく必要があります。
 
自分自身の人生も自分自身も
認めて、受け容れて、
人生を自己責任として生きていくことの覚悟です。

生きるのが楽しくなるということは
苦しみが取り除かれるということではありません。


どんな状況であっても、
自分次第で乗り越えられるという人生の醍醐味を実感できる自分を
育てていくということです。



それでは
今日も、素敵な1日を!

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2022年2月3日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

 

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