円環時間と直線時間

（株）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「円環時間と直線時間」です。


今日は、
「時間」の捉え方の
お話をしようと思います。

私たちが
人生を生きていく時
2つの時間の考え方がある
と言われています。

１つは円環時間
もう1つは直線時間

●円環時間
同じことが繰り返されるような時間意識

近代以前の生活では
季節の流れに従って
タネや苗をまき、育て、
収穫し、また、次の苗を植える

という同じサイクルを
大事にしていました。

基本的には同じことの
繰り返しなので
昔のやり方を
踏襲するというなどの
行動が中心となります。

●直線時間
過去―現在－未来という
流れをとらえた時間意識

未来を想定し
現在の行動を考えていきます。


●円環時間と直線時間は
どっちがよいのか

円環時間だからアカンとか
直線時間だからＯＫとか

そういうことは
ないと考えています。

円環時間の考え方は
規則正しく

ルーチンをコツコツと
やり続けるには
必要です。

ただ、
ビジョンも目的なく

今日と明日の区別もない
単調な日々を
繰り返すだけの
円環時間を
過ごしているとしたら

そこに成長はないのかも
しれません。

直線時間では
ビジョンや理念にそって
その時間の中でできる
「最大限」を考え、
成長していこうとします。

ただ、どんな未来を
想定するかで
行動は変わります。

こうなったらどうしよう
という思考で
想定するのか

これをやり遂げる！
という思考で
を想定するのか


●両方を上手に使う

この2つの時間の考え方を
知った時

両方必要だな～と
感じました。

これをする！という
目標を設定し
直線的な思考をベースに

そのために
日々、コツコツと
続けていくことを
円環時間で継続する。

ただ、この円環は
同じ場所で
同じことばかりを
繰り返しているのではなく

直線思考における
成長の視点に
リンクして

螺旋階段上に
上昇していく。

そんなイメージが
浮かびました。

ビジョンにロックオンし
新しいことにチャレンジ
する傍ら

コツコツと
やり続けていくべきことも
嫌がらずにこなす。

その積み重ねが
人生となるのかな
と思います。

人間は
その人生を閉じるとき

やってしまった
後悔より
やらずにいたことを
後悔するといいます。

直線思考と
円環思考を使って

のびやかに
そして豊かな
広がりの時間を
過ごしたいですね。


それでは今日も
ステキな1日を！


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この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年3月12日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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