(2008年の記事)
2時間目に、3年生への最後の授業を行いました。
私の授業としても最後になるのかなとも思いながら。
未来を生きる子どもたちに、この25年間、養護教諭としてたくさんのことを伝えてきました。
いのち、メディアリテラシー、からだ、心、生き方、7つの習慣、コミュニケーション・・・・
いろいろな切り口はありますが、いつも最後に伝えたいと願うことは、
「あなたにはかぎりない可能性がある。あなたには価値がある」
ということ。
自分の人生は、自分の責任で、自分の足で歩きなさい。
そのことを、伝えてきたのかなと思います。
今日は、楽しい3年3組の授業でした。
個人的にかかわった生徒もたくさんいる重いがたくさんある大好きなクラスです。
「ハッピーを呼び込むことばのエネルギー」
生徒たちの感想を紹介します。
◎今日の授業、聞けてラッキー!このクラスにいることも奇跡だ。「ありがとう」が飛び交うクラスにする!
◎今日から、ポジティブに生きていこうと思います。おれは、大きくなるぞっ!
◎何事も気持ちの持ち方で、いいほうにも悪いほうにも行くんだなと思いました。だから、これから、何があってもハッピーセンサーが働くように日頃のことばづかいを意識して以降と思いました。
◎とてもよい授業でした。この授業で思ったのは、自分はラッキーだなということ。受験前に、かぜにかかったので、よかったのかな。それともみんなに迷惑?
◎心理学に興味があったので、とても有意義な時間を過ごしました。高校に言ったら、ユングとかの本を読みたいです。
◎ことばをかえるだけで、幸せになったり、不幸になったりするなら、これからは、ことばにきをつけて「死ね」「うざい」ではなく、「ありがとう」「うれしい」などのことばを使っていきたい。そして、生きていることに感謝したいです。
◎無意識のこと、もっと知りたい!!!
◎いつもの気持ちの持ち方とかことばの重さとか、いつもは考えていないようなことを気づかされた授業でした。これからのためになることばかりで「ああ、そうか」と何回も納得していました。これから、私がどう生きていくのか、そのために友達の接し方 ことばづかいを考えていきたいです。
◎ところどころ、はいるジョークが面白かった。楽しく授業に取り組むことができました。ありがとうございました。
◎自分の思っていることでハッピーになったりすることはすごいと思った。
◎これからの人生のためになるお話でした。
◎常に無意識で起こっていることがある。ふわふわことばを使おうと思う。
◎いつもプラス思考でいればよいことを引き寄せられる。意識と無意識が1:20000というのはおどろいた。
◎常にふわふわことばを使い、プラス思考でいれば、何事もうまくいく。
◎今日のはなしを聴いて、本当にたまに思っていることと似ていた。前まで私は、ずっと「つらい」と思うことが多かった。何をしていても、うまくいかなくて、「どうしてだろう」と、考え、最終的には「なぜ、私だけ」と思うことがあった。でも、ふとした時にある人から、「それでも、それがあなたなのだから」といわれたことがあった。そこから、考えが変わった。何事にも「プラス」に考えることが多くなった。「プラス」に考えると、自分にも余裕ができるようになり、他人の相談も本当の気持ちで乗れるようになったし・・・。今いる友達とばらばらの道を進むけど、一緒にがんばってこれて、よかったと思う。
◎気持ちしだいで変わるんだって思った。人間は面白いです。うん、興味深い。私はふわふわことばの人間になりたい。
◎プラスに考えるようにしたい。本当に今の自分の頑張りが、いつか報われるなら、つらくても耐えようと思った。
◎「ありがとう」このことばは、本当に幸せになれると知った。普段、仲のよい子や好きな人に言われると気分が幸せだ。私も、相手が幸せな気分になれることばを使っていきたいです。
◎ようは、楽観的に考えるといいってことだ!授業も楽しく受ければいい!
◎うそっぽい感じ。人は、物事に期待しなければ、すくなくとも腹は立たないと思っている。
◎今まで、自分が言葉にしていたことが、どれだけ人を傷つけていたかわかりました。これからは、毎日、ありがとうがいえるようになりたいです。
◎受験の時、おれ、めっちゃポジティブだった。「全部うかっとったらどないしょー」「えらべんよー」とか言うとった。この先も、こんなノリで生きていこう。知っている子が「シンデレラ」にたとえて教えてくれた。「いつかきっと・・・絶対私は幸せになるわ!!」と、鏡の前で自分に話しかける・・・深いよね!
◎自分はいつも、マイナスの事ばかり考える。「自分がやったってしょうがない」とか。これからは、プラスに考えて、大きな人間になりたい。そして、周りの人間を幸せにできるようなコトバを発する人間になりたい。WHY?ではなく、HOWを使って・・・
なんだか私まで授業に参加していたような気分になれました。
若い感性は素直で柔軟。だから余計にこの時期に内観することが生きてくるんだと思います。私も先生を見習って良いファシリテイトができるように努力します。
更新を楽しみにしております。
もし良ければ、私のブログにも遊びに来てください。
http://diary-english.seesaa.net/
自分自身の価値や誇りを「踏みつけにされた」子どもたちが、再びそれらを取り戻していく過程、自分自身の価値」を認められない現実を逆転させていく取り組み - 感動的です。「トラックバックさせていただきましたので、よろしければごらんください。