姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保健室コーチングベーシックコース東京1期 第2講の1

2010年08月28日 | 保健室コーチング


  東京ベーシック第2講 始まりました。

  第2講は全員が揃い、とってもおだやかな場の雰囲気があります。

  今回のメインは「質問」です。
 
  いろいろな視点から 保健室の現場で活用できる質問を学んでいきます。

  質問って本当にスゴイです。

  ラポールがあって 五感傾聴があって 質問と承認が生きてくるのですが、

  もっと大切なのは やはり 人間の仕組みを知ることだと思うのです。

  コミュニケーションが行われるなかで 無意識に行われている「省略」「一般化」「わい曲」。この仕組みを知っているだけで、質問することの目的が明確になります。

 ことばにならずに無意識レベルに沈んだままの情報を取り戻したり、

 塊になってしまっている抽象度の高いことばを 具体的にしたり、

 物事を単純に捉えようとしている脳のクセによって作られた無意識の方程式を崩していったり

 脳が痛みを感じる方向にあたっている焦点を もっと違う視点から眺めてもらったり

 目的を展開したり、さらに大きい目的につないでいったり

 時間軸や立場軸を変えて、柔軟な思考を促し、新しい解決策を生み出したり・・・

 質問の威力は スゴイです。

 プラス 保健室コーチングでは、コトバより体の感覚で受け取る子どもたちのために

 体を使って「感じて 変化させる」手法を取り入れています。

 変化とは、本来「アタマで理解する」ことではなく、「感覚」を変化させることだからです。

 人間の感覚を変化させることが 本来の変化であると理解すると 質問の質もぐっと高まってきます。

 今日は、言語の質問を中心にやりました。

 最後にお伝えした 自分の意思のチカラを使って 苦手な人に対する感覚を変えるというワークでは、パワフルな変化を感じていただくことができました。

 この2講のために準備した質問を学ぶワークはいくつかありますが、

 1講までの間に、受講生さんの状況も変わってきているのを感じました。

 明日は、さらに質問ワークを深めながら、体を使っての「変化」の体験を していただこうと思います。

 何か 大きな気づきが 学びの場に生まれそうな そんな予感がしています。

  
  




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