姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

学校再開に向けてのアイディアが生まれました!~質問カード・DE・zoomセッション感想~

2020年04月25日 | 質問カードzoomセッション

質問カードを使ったzoomによるグループセッション 感想その2

今回の4名の参加者への魔法のギフトは「いそがしール」でした。

このギフトが、質問への答えやアクションプランのヒントになります。

 

4月23日のグルコンセッションに参加されたRさんの感想を紹介します。

 

 【Rさん 千葉】・・・・・・・・・・・

「あ~、コンサル受けて良かった!!!」と、晴れ晴れした気分。

「繋がってるな~」とほっとするような、くすぐったいような、安心した気持ち。

共通ワードは「自分自身」だった!

これが終了直後の感想でした。

1~2日経ち、本当に、そうだ、感じています。
 
1 全体の感想

「良かった」と感じる要因の一つに、

保健室コーチングを学んでいる仲間同士、というところは大いに関係していると思いました。

安心感、信頼感を持っている同士なので、すんなりとクループでコンサルを受け、
進めることができたのだと思います。

もし、知らない人同士では、様子を見ながら考える癖が発動したら、
自分の本音の部分にたどり着くのに時間はかかるだろうな、と思います。

同じ学びをしてきた人同士だから、自分の考えも言えたし、
相手の考えも聴くこともできたと思います。

コンサルを受ける前に、学校休校中で、一人でワークシートに書き出し、
現状と未来に向けどうしたいのか、保健室経営をどう考えるか、など洗い出していました。

ワークシートで、気づきや方向性も見えてきたところではありましたが、
コンサルを受けたことで、自分の一人の考えから派生して広がりと深まりに繋がりました。

また、一人で考えるより、グループでできること
画面上とはいえ人と繋がっていることで、安心感による心地よさがあったから
発想や気づきがあり、広がりと深まりに繋がったのだなと思います。

2 質問カードのすごさ

テーマは個々で違っているのに、質問カードの質問が4人全員に共通していたことに、
改めてすごさを感じ驚きが新鮮でもありました。

最初のカードが出た瞬間、「それ?」(やっぱ、でたか・・・)、
と、4人が似たようなリアクションだったように感じています。

2~4枚の質問も、個々に必要な質問で、
自分の下にある想い(気づかないふりしてる想い、眠っている想い)を起こしてくれた質問となっていました。

そして、最後の質問には全員納得。
「降参。御見それいたしました!」という心境でしょうか。

「はい、やっぱり、私。私の問題でした~」と、
みんなが自分を受け容れた瞬間でもあったように思います。

あの共有した瞬間、
同じ場にいなくてもzoomで時間は同じに共有している凄さを感じました。

他には、一つの質問から、それぞれが感じたり出てくる考えは違っているものの、
根本は同じ事を答えていたように思います。

表面は違って見えても、根っこは同じ。
見えているものだけから判断せず、見えないところにも目をやることを
現場で質問カードを使う時や、何か気になる事象が起きた時の、
物事の捉え方について、再度、学ぶことに繋がりました。

 

3 自分のコンサルテーション

休校が続き、学校再開の動きや予定が変更に次ぐ変更。

国、県、市の組織に呆れている自分がいたり、
転勤先で自分が思うように仕事を進められていない感を抱いたりして、
日々モヤモヤとした感覚を時折抱いていました。

コンサルテーション当日の昼に、
こんな状況下で学校再開するかもしれないという市内の仲間から情報が入り、
どうすりゃいいんだという中でのコンサルテーションでした。

学校再開について、大丈夫かな?という想いと、ゴールはやった!できた!無事でよかった!
という想いをイメージしてコンサルシートの記入が始まりました。

質問カードに答えながら、自分の想いを書き出していく。
わかっていたけど、やはり自分自身の問題、一人一人の問題なんだな、とわかり、ブレていた自分に気づくことができました。

具体的に、何をしていくかを落ち着いて考え、いくつかアイディアも浮かび、穏やかな気持ちで終了することができました。

現状からゴールまで描いた無意識のラインと、5つのポイント、質問カードによる自分の回答、この関連性と影響は今後どうなるんだろう、
ととても気になりました。

そして、翌日。

現実がやってきたのは驚きました。

一枚目の質問「本当の問題は何ですか」。
私は「アイディアが通らない、と決めつけていること」と、自分に向き合うことができました。
その後に続く質問に答えていった最後に「自分発信(伝えることは伝える)をする」と決めていました。

また、質問カードが終わった後の「小さな一歩で何をしますか」で具体的なTO DO中で、
「心配(不)の洗い出しからの対応をさぐる」としていたので、
学校再開後、体調不良の早退者の対応と動線等をどうするかについて考えていました。

学校再開前後の対応について、市教委からの文書が職員に配布されていて、そこをきっかけに、
学校再開後の対応に関して、教頭先生と話、私が考えていた対応のいくつかを伝えることができました。

そして、早退者の動線、待機場所、感染防止対策として店頭のようにビニールを仕切りに使用してはどうか、
など具体的に話すことができました。

質問カードの2枚目「誰かに手伝ってほしいこと、思ってることはありますか」。
私は「先生方、市・県教委の組織、ボランティア」と書き出しました。

この点について、コンサル翌日に早退者の動線は、先生方の意見を聞くことができましたし、
ビニールの仕切りについては、まだ教頭先生どまりですが、
帰り際の教頭先生との会話で「市の教育長さんは相談してみて、これは必要だ、と決めたらすぐに行動して協力してくださるよ。」
という話をしていて、教育委員会もアイディアを欲しがっているんだな、
あとは、どう市教委に伝えていくかだな、
と考えながら「必要となったら、市教委が準備協力してくだいますかね」と言葉にして、退勤しました。(「サッシて」が入ってますね…)

質問カード3枚目「どうしてそのことは、あなたにとって問題なのですか」
私は、「組織として新コロ感染拡大予防を意識して考えてやっている、と感じられない。視点、ゴールの違いがあると思う」と書きました。

このとき、問題を他者にすり替えてるなと、なんとなく感じました。

質問カード4枚目「本当の問題は何ですか」
私は「自分がやろうと思ったことを躊躇している。尻込みしている自分。相手、周りに望んでいる?」と書き出しました。

そして、最後の質問カード「それ、だれの問題」
「・・・・。そうだ。私だ」と、受け容れました。

3枚目以降のカードから、組織は自分たちと方向が違うのでは?と、
どこかの時点で思い出してから、きっと私たちと違うんだ、私たちのことはわかっていない、
とすねて決めつけていたと気づきました。

ひょっとしたら、私たち養護教諭仲間でそう思い込んでいる人もいそうだぞ、とも思いました。

視点を変えたら、先生方、教育委員会は、授業を進めたい、
安心して授業成立させたいと思っていて「安心して授業」は共通ゴールなのではないか、と思えるようになりました。

新型コロナは、表面の問題に翻弄されるのではなく、
「安心して生活する」をゴールにそれぞれの立場、職種、場で、一人一人が考え、
それを言葉にして、コミュニケーションをとりながら、生きていくことが大切なのではないかな、と思いました。

長くなりましたが、1時間半のコンサルモニター、楽しくかつ自分を気づく場で、とっても充実したものでした。

思考は一人でじっくりとしたい場合があるけれど、人と繋がることが絶対に必要だと思いました。
人とのコミュニケーションから、必ず次に繋がる何かが見つかると体験しました。
 
新型コロナ発生によって、世の中が変わるキーワードは「コミュニケーション」なのかもしれませんね。

 

姫先生、今回も貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

また、一緒にモニター体験した3人の方々、ありがとうございました。

 

 



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