姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

【講座の感想】脳のRASのシステムのことが大変よく理解ができました

2023年12月13日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「【講座の感想】脳のRASのシステムのことが大変よく理解ができました」です。

 

毎月開催している島根県飯南町/公益しまね女性ファンド助成事業『生きる力の育て方講座』

 

10月のテーマは、「やる気を引き出す言葉がけ「忘れ物しないようにね」って言ってない?」でした。
8月から、弊社のコミュニティ会員にも、声掛けをし、有料参加ですが、今回も7名の方が申し込んでくれました。

 

保健室コーチングベーシックコースを了生にとっては、「復習」のはずですが、
やはり、忘れてしまっていることや忙しさの中で、
意識できなくなっていることに気づいてもらう大切な機会となったようです。

 

何度も何度も繰り返すことで、受講生の時には気づかなかったことが、
そういうことか!と理解が深まったり、新しいアイディアが生まれる機会となります。

 

次々と新しいことを学ぶことも大切ですが、基本的なことをどこまでも掘り下げていく
ということが、本当に大切ですね。


今回は、主に「RAS(網様体賦活系)」のことを扱いました。
なぜ、目標を持つ必要があるのか、
私たちが何かを実現しようとするときに、必要なものとは何か?について、
わかりやすくお話しました。

 

飯南町の参加者の方からも、脳の仕組みについて、理解できた
といううれしい感想もいただきました。

 

 

 

 

感想をいただきましたので、紹介します。

 

「人のせいにしなくてもいい」なんて素敵な言葉でしょう!と思いました。
今まで生徒の言動、保護者の言動、先生方の言動に対し、『人のせいにする人だ』と心の中で責めていました。自分自身もわかっているけれど人のせいにすることがありました。人のせいにしていることを自分で感じ、ちょっと嫌になる自分もいました。
この講座を受けて、人のせいにするのを責めるのではなく、人のせいにしない生き方ができる、自分で人のせいにしないことを選択できるという伝え方があることを知り、自分も楽になりました。そしてとにかく人に伝えたいと思っています。 嫌なこと、なりたくない自分、やりたくないことがたくさんある生徒、先生方がいます。どう伝えるとその人たちに響くか、伝わるかをずっと考えていました。この講座で少しずつ見えて来たように思います。自分で言葉を選ぶ人生、生き方を選ぶ人生、私は選ぶ人生を送りたい。そのことを生徒、先生方に伝えるためのヒントをたくさん頂きました。ありがとうございました。( 養護教諭Iさん/保健室コーチングコース修了生)

 

 

 

普段、保健室で執務していると、自分の可能性をつぶす言葉を使っている生徒が非常に多いことに気づきます。生徒だけではなく、教職員も保護者も多いです。保健室コーチングを学び、言葉の大切さを知り、日頃から言葉がけや思考にも気をつけています。

 10分しかない保健室には、様々な生徒が来室します。「あの子がいるから学校が楽しくない」、「誰々のせいで、やる気うせた」等、放課後になると、教職員も「あの先生は、全く仕事ができない。あの先生のせいで、自分は忙しい」と愚痴を言いに来室されます。
夜になると、「保護者が、同じクラスの〇〇の親呼べ、あの子のせいでうちの子は学校に行けない」とか言って来校されたりします。そのたびに保健室コーチングで学んだことを思い出しながら、まず自分の状態を整え、軸を作り、丁寧に話を聞きます。気になる言葉に対しては質問をして、一つしかない焦点を別のことに向けたり、言葉の大切さについて話をしています。

 先日、北美奈子先生の「おしゃべりしながら保健指導をつくっちゃお!」の講座を受講し、Nちゃんが「ゆうくんとラスくん」の紙芝居を読んでくださって、感動して涙があふれてきました。「これだ!!」とひらめき、頻回来室生徒に昼休み、保健室で紙芝居を読みました。
この紙芝居は、脳の仕組みについてとてもわかりやすく、中学生でも十分な内容です。

最近、朝登校すると、教室に行く前に保健室に来て、「今日の目標は、楽しいこと3つ見つけるよ」と言ってくれる生徒もいます。また、「誰々さんのいいところ見つけたよ」と、報告に来てくれるようになりました。
子どもの力はすごいです。全校生徒に対して、授業等の取り組みまではできていないのですが、地道な活動をしていきます。 今日、学んだことを活かして、集会で生徒や教職員向けにいつでも話ができるように準備します。これからも学び続けていきます。今後ともよろしくお願いいたします。(Cさん/保健室コーチングコース修了生)

 

 

 

脳のRASのシステムのことが大変よく理解ができました。
意識したことを意図時に情報収集しているのだと思います。これはいいことにも悪いことにも使われているのだと思います。目標を達成するためにはものすごいプラスの働きをするし、ネガティブなこと、例えば、相手の揚げ足やあら探しなどをする時には、ものすごい力を発揮しそうだと思いました。 また、私も目標を見失い、新しいことに飛びつくというようなことを経験したことがありますが、目的地が設定されていない状態なのだと思います。そういう時には、一時的な情報に流されたり、一時的な感情に流されたりと自分も非常に不安定だし、身近な家族のや周りの友人のアドバイスにも耳を貸さなかったりといった経験があります。脳内のシステムと理解すると(この体験の意味が)腑に落ちる部分がありました。

最も印象に残ったのは、養護教諭の先生たちが言葉を意識的に変えることで、保健室の利用者や病気や怪我が劇的に減ったデータです。私も子育てや職業上、子どもたちと関わることが多いです。私も子どもたちにかける言葉を変えようと思いました。また、「たい」ではなく「ます」と断言して、決意を表明します。 脳にあるシステムを理解し、意識的に利用して、より良い毎日を過ごし、より良い人間関係を築いていきます。
(飯南町在住 Tさん)

 

 

葉と脳の仕組みの関係を再確認することができ、子どもたちに伝えたい内容が明確になりました。「人生と旅は同じ」ということやパソコンの検索システムの例えが、とても分かりやすかったです。

「行き先(ゴール=実現したいこと)を決めると脳が動き出す。」
このことを知り、体験できるとその人らしい人生につながるのだと思います。しかし、先生のおっしゃったように、自分のことになると目的地を設定せずに、何となくや言われるがままに生活していて、否定語を連発する日々を送っている人が多いように感じます。やはり、自分の望む状態を言葉にし、脳でイメージすることは人生において大切だと思いました。

日常のなかで、自分で考え決めて動く体験が必要なのだと思いました。 また、否定語を変換する際に、肯定的な映像で思い浮かべることができる言葉を使うことがポイントと分かりました。今度から意識して使っていきたいと思います。 今回、参加するにあたり、必要なメールを見つけられず、「脳の焦点化の原則」を体験することになりました。自分の思い込みで、必要なメールも「不要」と判断し、見ているはずなのに見つけられませんでした。まさしくこれだと実感しました。
 (養護教諭Kさん/保健室コーチングコース修了生)

 

 

久しぶりに、脳の仕組みを復習しました。
人生と旅は同じ!という言葉から、旅行に行くときは、目的、行先も必要な準備も確かにできているなと思いました。そして、旅行中、目的を達成するために、アクシデントが起きたとしても、予想と違っていても、「ここに行きたい、ここで○○やりたい」が明確なので、なんとか工夫したりやり方を変えたりこれはよしとして諦めたりやめたり、自然に目的達成のためにその都度決断して自分で納得して進んでいるなあと。その結果、いろいろあったけど、目的地に行けたし○○もできた…と思って、楽しかったな、行ってよかった、また行きたいなとワクワク幸せな気分になって帰宅しているなと思いました。

これを、自分の人生や何かを取り組むときにできたら、、、、最高ですね。目的を決めること(明確にすること)は、楽しくて充実した瞬間、日々、人生を作るなと思いました。自分の脳、ラスを上手に使わなくては!と思い出し、これには言葉の使い方が大事で、言葉を使うには目的も大事でした。講座を聴きながら、コレ大事だった、今、これしてやってないかい?など出てきて気づけました。はい、リセット、目的を達成するにはどうしたらいい?やりたいことはこれだったよねと呟いて、穏やかさを取り戻しました。繰り返しですね。今日も気づく講座をありがとうございました。
 (養護教諭Nさん/保健室コーチングコース修了生)

 

 

今回気づいたこと3つ。
①すぐ別のことに焦点化している自分。
行事があって、ゴール設定を明確にしてもなぜか当日はバタバタこなしている自分が、なぜだろうと思っていたのですが。 瞬間瞬間で意識の焦点が変わっていく。トリックのところで実感しました。
で、私はどうするか? ⇒行事の当日に、「私は」をつけて宣言する。 そして目につくところにゴールを書いて貼っておく。

②自分で制限をかけていたこと。
「人のせいにしなくて大丈夫」のところで、 近頃、立場のせいにして自分に制限をかけていたな、と。 そんなことしなくていい。
で、私はどうするか? ⇒ちょびっとずつ活動範囲を広げます。

③大切なことは繰り返し繰り返し。
今回の講座の内容は、今までに何度も触れてきたテーマでした。それなのに聴くたびに発見がある。ということは、何度でも繰り返し伝えていくってやっぱり大事だなと。今は、対象が子どもたちからお母さんに。私はどんな思いで何を伝えるか。 改めて自分と向き合います。
 (保健師Aさん/保健室コーチングコース修了生)

 

 

参加させていただき、ありがとうございました。
目標を決める理由、RASの働きと特徴、改めて学ばせいただき、自分の焦点が周りの人のできてないとこに向きがちになっていることがRASに届いていることに気づくことができました。 学級がしんどくて、先生たちがしんどくなって、どんどん保健室に居場所を求めてくる子どもがいて私もその負のスパイラルに入ったらいけないと決めていました。
自分も子どもたちも先生も可能性があると信じて関わる!思い出しました。
ラスに行き先を設定し直し、新しい今日をスタートさせます。 これからも、学びと体験を自分が繰り返し続けていきます。ありがとうございました。。( 養護教諭Kさん/保健室コーチングコース修了生)

 


 



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