姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

体験と検証で現実を生きる

2010年12月11日 | ママンコーチング

【2010年の記事】


 願いがかなう人というのは、強く願っている人ではなく、そうなって当たり前と心からの確信を持っているひと。

 これは、願望実現の理論では当たり前になってきている法則です。

 その思いを深い部分にインストールする方法が、NLPのアズイフフレーム。

 これを応用したのが、ママンコーチングや保健室コーチングで使っている 

ハイパーソリューショントーク(ドリームクエスチョン)です。

 とはいえ、やはり、これはあくまで イメージの世界。

1日10分 こうしたトレーニングをしても、残りの23時感50分の間、

それを否定するような言動を無意識にしているとしたら、やはり、願望達成は 難しいということになります。

 いろいろな手法が あふれている現代。怪しげなヒーリングによって潜在意識を一気に書き換えます系のものもあります。

 しかし、それは、自分以外の何かのエネルギーを使うものであり、一時書き換えられたとしても、何かの拍子にもどっつぃまう可能性はあります。何しろ、結局は すべての発信は自分に他ならないのですから。

 ほかの人との力でできたことは、深い部分で「自分で自分の人生を生きていくことができません」と宣言しているのも同じ。

 補助的に活用するのは、いいと思うのですが・・・

 じゃあどうすればいいの?

 現実の生活の中で、こうすればこうなる、こうすればいいと、頭でわかっていることを 

体を動かして やってみて 体験して、確信していくこと。すごく泥臭い方法です。

 体験、検証を繰り返し、いつもこうなるのが当たり前という状態を 

頭ではなく 体に定着させること。その時にそれは「真実」となります。

そう思えた時が そのことが当たり前のようにできる人ということになります。

 「あの人がやると必ずなるのに、ほかの人ではできない」という状態も起こります。

 頭だけで理解してやったことは、その人の当たり前ではないからです。

 こうして書いていることも、文章で書いて知ることと 実際に 体験して実感して、

道を歩いてみて 自分の中に落とし込んだものと

 知識で知っていることでは、まったく結果が変わります。

 いろんなことを、学んで それを現実生活で体験し、検証して、出来て当たり前の状態を作っていくんですね。

 こうしたことを理解したうえで、いろいろな手法を補助的に使っていくことが大切なのだと思います。


 自転車が乗れるようになったことを思い出してみてください。

 自転車の乗り方という本を読んで 学びましたか?

 もし、読んだとしても、それだけ伝乗れたよという人はいないでしょう。

 そうではなくて、転びながらも、何度もチャレンジして、自らの体を動かして 

検証し、「乗れるのが当たり前」という真実を作り出したはずです。

 乗れるのが当たり前になると、ちょっと乗らない時期があっても 

乗ろうと思うとすぐに乗れます。

 体が覚えたことというのは強力です。

 だれかが こうやっていたから 自分もこうやってやってみようというのは、

 はじめのうちはそれである程度まで行くかもしれません。

 または、補助輪をつけたり、後ろで支えてもらって やっと立てるかも知れません。

 でも、いつかは自分の体で 自分が本当に痛い目をして、自分のやり方を編み出していかなければ、いつまでたっても「真実」となりません。

 真実をつかんだつもりが、たくさんのエネルギーを吸収していたり、

いつまで、後ろで支えてもらって 「自分一人で乗りこなしたつもり」になっている人もいます。

無意識に人の情報を投げて、自分の想いに取り込んでしまうというパターンの人もあります。

WIN-WINと言いながらも、それは、実のところ、搾取でもあります。

 以前はこのパターンの人に 情報を回されて混乱することもありましたが、

今は、自分を主軸氏として動くことができる世にうになったので、

人の投げ込みに対して、罪悪感なく対応できるようになりました。

 まったく一人で、立ち上がって それでもやるという本気の覚悟がないと 

いつか自分の前に立ちはだかる大きな壁を乗り越えることができなくなってしまいます。

そのためにも 実は 「孤独」という状態も 一時的に必要なのです。

 ひとりだけど、一人ぼっちじゃないっていう状態かな

 だから、まったくのピンで立って やるだけの 本気の覚悟があるのか。それも大切。

 そのベースがあって 「決めて 動く」が機能する。

 小窪 荒島 語録

 「決めると枠ができる。この枠の中にどういう期待値を入れるか。入れた期待値が真実になるまでやり続ける。この間、他の常識や人の情報に振り回されることなく、一心にやる。これが、決めて動くということ。」



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