江浦小学校訪問 補足編

角倉小学校の訪問後、江浦小学校に寄りました。
「昔はここら辺に二宮金次郎の像があった」というので、
その位置にたってらって、撮影しました。
「人さまにお見せできる顔ではない」言うので、「うん、もっともだ」と
同意して、後ろ姿です。




これが、現在ある二宮金次郎の像です。天皇陛下の若かりし頃の
お顔に似ていますね。女子の方が、以前の二宮金次郎の像が写っている
写真を持ってきていたので、較べてみるとどうも同じ像のようです。




台座に何か書いています。「刻苦」です。




台座の裏側には
「皇紀二千六百年記念 寄贈者 杉田 横川伊助氏 田ノ首 濱田長太郎氏」
と刻まれていました。これで、以前のと同じ像だったことが確定です。
皇紀二千六百年は1940年です。
江浦小で学ばれた同期生は遅くとも1954年４月の入学時に、この像を
見られているはずです。イメージ的にははるか昔からあったであろうと
思われていた二宮金次郎さんは、そのわずが14年前に初めて江浦小の
校庭に立たれたんですね。




二宮金次郎さんは渡り廊下と四角い池の間に立っています。
そこで、はたと思い至ったのですが、この池は「新学びの池」として
作られたのではないでしょうか。江浦小の象徴の一つでであった
池は移築することはできないので、「新」学びの池として作られたのでは
ないでしょうか。校歌に歌われているのに、消滅することはないですよね。




かっての「学びの池」に水を供給していた水路は今も残っています。




江浦小の表札、これは昔と変わらないと女子。女子の記憶恐るべし。


by K