今日は二十四節気のひとつ【春分(しゅんぶん)】です。
夜がだんだん短くなって、昼の時間とほぼ同じになるころ。
毎年、このころに咲くのが写真の花です。
春のおひさまのようなこの花、何の花なのか分かりますか?
沈丁花にもよく似てますが、同じ仲間のミツマタ(三椏)です。
以前は、紙の材料として匹見でも盛んに栽培されていました。
焼畑の後に植えられ、数年ごとに収穫されていたとのこと。
今は出荷する人もなく、ミツマタ畑はスギ林に変わっていたりします。
その名残がスギ林の中で花を咲かせているのです。
ちなみに「ミツマタ」の名は、この枝分かれの様子から。
律儀に3つずつ分かれていきます。 (経済課 T)