ハチ帰る
2013-10-13 | 自然
しばらく更新が空いてしまったので、少し過去にさかのぼって記事を書きます。
9月24日のこと。支所の窓の外で何事か起こっているようです。
のぞいてみると、モクレンの木にミツバチの塊ができています。
そこへご近所のTさんがハシゴをかけて、何やら四角い箱を枝に乗っけて様子を見ているのでした。
聞いてみると、家で飼っているニホンミツバチの巣箱から蜜をとろうとした際、誤って巣を落としてしまい、その拍子にハチが逃げ出してしまったのだそう。
で、巣箱を側に置いて、もう一度入るのを待っているのでした。
数十分後、ハチに動きが出たようで、Tさんが網を手にハシゴに上がっていました。
たしかにだいぶハチは巣箱に入ったようです。
箱の底を慎重に網で覆って、ハチが落ちないよう気をつけて木から下ろします。
そして、無事、自宅へ帰ってきました。
しばらくはハチも興奮しているようで、周囲をたくさんのハチが飛び回っていました。
でも、不思議と刺されたりすることはありませんでした。
ニホンミツバチは、比較的温和なのだそうです。
匹見では昔からニホンミツバチが飼われ、ハチミツは砂糖替わりに重宝されてきたようです。
このお宅にももういくつかの巣箱が置いてあります。
飼い始めると、かわいくてしかたなくなるとのこと。
ただし、ハチミツはクマも大好き!
クマ対策だけはきちっとして、ハチとの生活を楽しんでいただけたらと思います。
(地域づくり推進課 T)