不機嫌はすでに一つの罪悪である。
『若きウェルテルの悩み』の中の言葉だったと思います。
記憶はあてにならないもので、このとおりの言葉があるかどうか、保証はしません(笑)
ウェルテルが愛するロッテの新居を訪ねた時、ロッテの夫がとにかく不機嫌な人であるのを見て
何かこんなことを心の中でつぶやくのです。
私の父はこのロッテの夫そのとおりの人物でした。
がみがみうるさく言うのではなく、ただいつも不機嫌で、
「ちっ!」とか「けっ!」とか「はん!!」しか言わない。
(たまに口を開けばもちろん毒々しくきついのですが)
親が説明なく不機嫌だと、
子供は原因を探して自分のすべてを否定し始めるものです。
私がこんな不出来でなかったらお父さんはもっと楽しくできたんじゃないかと。
その思いから解放されたのはずっと後。
もうおばさんになってからです。
私があの人みたいだったらお父さんはきっと納得してくれただろうと思える、
美人で優秀ないとこがいたのですが、
その人が母に言ったのです。
「おじさんがまだ結婚前で実家にいた頃よく遊びに行ったけど、
私がこんにちはと言っても、おじさんはこんにちはでもなければ、よく来たなでもなく、
怖い怖い顔でギロォ・・・っとにらむだけで・・・!
あんな怖い人はなかったわ!」
それを聞いてやっと、あの人でダメなら誰でもダメだ。私のせいじゃない、と納得。
でもあの不機嫌の理由はいまだに分かりません。
ミスなく完璧だけどいつも不機嫌な人より
なにやかや失敗だらけで問題多いけどいつも機嫌よく前向きな人の方が
一緒にいるにはありがたい。
できるだけ機嫌よく前向きでいたいなと思います。が。
私の性格は父親似なんですよね~! (^▽^;)
うーわっ!!似てない!!おまけにデッサン狂ってる。ごめんなさい!
プロの絵に文句つけてしまったので自分でも描いてみました。
ゆづ❤は描けない、美しすぎて怖ろしすぎる、絶対難しい、と思ってましたがやっぱりです。
でもゆづ❤を描いてると目力がつく気がする。
どっちもボールペンぶっつけ
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