韓国メディア・クキニュースは25日、”いちご大福騒動”が新たな局面を迎えたと報じた。
“いちご大福騒動”とは、ここ2年間韓国で話題となっている、いちご大福販売をめぐる同業者二人の争いである。2013年にフルーツ大福専門店をオープンさせた同業者金氏と安氏だが、その店の権利をめぐるいざこざがエスカレートし、裁判にまで発展している。投資金の多かった安氏(投資金の割合51%)が金氏(投資金の割合49%)を追い出したとして、世間では金持ちの暴挙の例として取られ、安氏はネット上などで非難を受けた。韓国ではナッツリターンと肩を並べるほどの大騒動だった。
2013年、金氏と安氏はお金を出し合い、いちご大福を目玉とするフルーツ大福専門店を開いた。オープン直後に金氏はいちご大福“名人”としてテレビの取材を受け、お店は大繁盛。しかし、番組放送から間もなくして、金氏と安氏は仲たがいをした。当時、金氏は「日本に何度も行ってやっとの思いで手に入れたいちご大福のレシピを奪われた上、投資金も返してもらえずに追い出された」とし、国会の前で一人デモを始めた。一人デモの様子がテレビで紹介されると、金氏は一躍、金の亡者に追われた”貧しきがんばり屋”のイメージが定着。視聴者の同情を買った。あらためてお店をオープンした金氏は“元祖フルーツ大福”、“日本で100年続く老舗の味の秘訣”などとうたい大繁盛。フランチャイズチェーンの展開や百貨店内の店舗出店など、事業を大きく拡大した。一方の安氏はネット上などで誹謗中傷されるようになった。
そして、この騒動は急展開を迎えることになる。昨年、安氏が金氏を名誉棄損で訴えたのである。それだけではない。3月23日、安氏は名誉棄損以外にも営業機密保護に関する法律を違反したとして、金氏を再び訴えたのである。安氏は「大福の作り方を教えたのは日本の職人ではなく自分と自分の友人」だと主張している。検察のこれまでの調べによると、安氏は金氏に投資金を全額返したという。検察は金氏の話の一部がウソだとし、略式起訴した。
記事は、これまでの騒動の詳細を掲載するとともに、金氏が大阪でいちご大福の秘伝のレシピを伝授してくれたという大福屋の主人を取材し、その内容を伝えている。大福屋の主人は「金氏には2~3度しか会ったことがなく、大福の作り方も教えていない」という。さらに、金氏のうたい文句に対しては「100年だって?まだ始めて20年くらい」と答えたという。お店の目玉商品はわらびもちで、いちご大福は12月~5月までの限定商品。金氏はテレビで、「2009年10月に初めて大阪でいちご大福を食べて感動した」とコメントしており、記事はこの発言の真偽についても疑わしいとしている。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられている。
「発端はテレビの放送。日本で習っていないのに、日本から習ったとウソをついた。商売の経験もないし、餅の達人でもないのに。それにしても詐欺であることは違いない」
「投資金は放送が出た後に返してもらった。同業者だったのに、押し出されたら、ああするしかなかったと思う」
「詐欺だったのか。失望した」
「いちご大福、普通においしかった。なぜウソを?」
「全国民相手に、詐欺をしたのか?」
「テレビは早く訂正報道をしろ」
「良心はないのか?ウソがひどすぎる」
「お金のない若者が自分ではお店が開けないし、運営ノウハウもなく、同業者に助けを求めたが、裏切られ、投資金でもめ、テレビに出て投資金を返してもらった。その後はウソ」
「世界は広く、悪人も多い」
「社会に裏切りがまん延している」
「餅不買運動を!」
「日本から伝授された技術だと加盟店まで募集していた。だが、日本の店の人は自分は師匠じゃないと言っている。もう答えは明らか」
(編集翻訳 MJ)
“いちご大福騒動”とは、ここ2年間韓国で話題となっている、いちご大福販売をめぐる同業者二人の争いである。2013年にフルーツ大福専門店をオープンさせた同業者金氏と安氏だが、その店の権利をめぐるいざこざがエスカレートし、裁判にまで発展している。投資金の多かった安氏(投資金の割合51%)が金氏(投資金の割合49%)を追い出したとして、世間では金持ちの暴挙の例として取られ、安氏はネット上などで非難を受けた。韓国ではナッツリターンと肩を並べるほどの大騒動だった。
2013年、金氏と安氏はお金を出し合い、いちご大福を目玉とするフルーツ大福専門店を開いた。オープン直後に金氏はいちご大福“名人”としてテレビの取材を受け、お店は大繁盛。しかし、番組放送から間もなくして、金氏と安氏は仲たがいをした。当時、金氏は「日本に何度も行ってやっとの思いで手に入れたいちご大福のレシピを奪われた上、投資金も返してもらえずに追い出された」とし、国会の前で一人デモを始めた。一人デモの様子がテレビで紹介されると、金氏は一躍、金の亡者に追われた”貧しきがんばり屋”のイメージが定着。視聴者の同情を買った。あらためてお店をオープンした金氏は“元祖フルーツ大福”、“日本で100年続く老舗の味の秘訣”などとうたい大繁盛。フランチャイズチェーンの展開や百貨店内の店舗出店など、事業を大きく拡大した。一方の安氏はネット上などで誹謗中傷されるようになった。
そして、この騒動は急展開を迎えることになる。昨年、安氏が金氏を名誉棄損で訴えたのである。それだけではない。3月23日、安氏は名誉棄損以外にも営業機密保護に関する法律を違反したとして、金氏を再び訴えたのである。安氏は「大福の作り方を教えたのは日本の職人ではなく自分と自分の友人」だと主張している。検察のこれまでの調べによると、安氏は金氏に投資金を全額返したという。検察は金氏の話の一部がウソだとし、略式起訴した。
記事は、これまでの騒動の詳細を掲載するとともに、金氏が大阪でいちご大福の秘伝のレシピを伝授してくれたという大福屋の主人を取材し、その内容を伝えている。大福屋の主人は「金氏には2~3度しか会ったことがなく、大福の作り方も教えていない」という。さらに、金氏のうたい文句に対しては「100年だって?まだ始めて20年くらい」と答えたという。お店の目玉商品はわらびもちで、いちご大福は12月~5月までの限定商品。金氏はテレビで、「2009年10月に初めて大阪でいちご大福を食べて感動した」とコメントしており、記事はこの発言の真偽についても疑わしいとしている。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられている。
「発端はテレビの放送。日本で習っていないのに、日本から習ったとウソをついた。商売の経験もないし、餅の達人でもないのに。それにしても詐欺であることは違いない」
「投資金は放送が出た後に返してもらった。同業者だったのに、押し出されたら、ああするしかなかったと思う」
「詐欺だったのか。失望した」
「いちご大福、普通においしかった。なぜウソを?」
「全国民相手に、詐欺をしたのか?」
「テレビは早く訂正報道をしろ」
「良心はないのか?ウソがひどすぎる」
「お金のない若者が自分ではお店が開けないし、運営ノウハウもなく、同業者に助けを求めたが、裏切られ、投資金でもめ、テレビに出て投資金を返してもらった。その後はウソ」
「世界は広く、悪人も多い」
「社会に裏切りがまん延している」
「餅不買運動を!」
「日本から伝授された技術だと加盟店まで募集していた。だが、日本の店の人は自分は師匠じゃないと言っている。もう答えは明らか」
(編集翻訳 MJ)
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