お役立ち情報ブログ

日々の生活やビジネスにおいて役に立ちそうな情報を収集、公開しています。

50代は「守りに入る」か「リスクを取る」か決めなさい

2016年02月03日 07時58分39秒 | お役立ち情報
普通のサラリーマンががんばって貯金をしても、1億円は難しい。リタイアまでに本気で1億円を目指すなら、若いうちからの大胆な人生設計が必要だ。そこで、お金のプロである、本田健さん(経営コンサルティング)と藤川太さん(ファイナンシャルプランナー)のお2人に金持ち老後への道案内をしてもらった。


本田さんがガイド

【起業家コース】才能を活かしてお金も幸せも手に入れる!

▼資産を脅かす生活のトラブルを回避せよ

50代になると、お金の稼ぎ方より、生活上の問題が収入や資産に影響してくるようになります。たとえば健康問題です。若いうちは健康であることがあたりまえでしたが、ある程度の年齢になると、病気にかかって仕事を休まねばならないケースも増えてきます。自分が現場にいなくても回る仕組みをつくっていたとしても、経営者が病気で会社から離れるのはトラブルのもと。最悪の場合、会社そのものが傾きかねません。健康も一つの資産と考えて、しっかり管理すべきでしょう。

具体的には、健康にお金をかけることを意識しましょう。一流のクリニックで定期的に検査をしたり、体にいい食品を食べるのもいい。いずれにしても健康の大部分はお金で買うことができます。ケチらずに自分の体に投資することが大切です。

パートナーとの関係をケアしておくことも忘れてはいけません。結婚から20年も経てば、当初のようなドキドキ感はなくなっているのが普通です。しかし、だからといって放置していると、離婚に発展するおそれもあります。もちん前向きな離婚ならいいのですが、離婚を機に生きること全般への情熱を失い、仕事もいい加減になる人が多いので注意が必要です。

60歳を迎えたとき、お金はあるけど毎日がつまらないという状況は避けたいものです。人生の目的は何なのかをこの時期にもう一度問い直して、ハッピーな老後を迎えてください。


藤川さんがガイド

【サラリーマンコース】不動産投資で1億円を目指せ!

▼定年後の人生を考えて目標を見直すこと

40代までは攻めの投資でしたが、50代になると様子が少し違ってきます。金持ちサイクルが3巡目、4巡目に入って資産が積み上がってくると、自分の稼ぎから貯蓄に回す金額より、運用収益のほうが大きくなってきます。これはいい傾向ですが、順調なゆえにリスクを恐れて守りに入りがちになるのです。もちろん守りに入ること自体は悪いことではありません。元金が大きいと、市場が少し動いただけで数百万円の損失になることもあります。そうした精神的負担から逃れるために、リスクが比較的小さい国債や社債などにポートフォリオを入れ替える手もあります。

ただ、1億円という目標を掲げるなら、50代でもある程度のリスクは取っていく必要があるでしょう。最終的な目標額の見直しも含め、そこは自分で判断しなければいけません。

運用収益が大きくなってきたら、会社を辞めて起業するという選択肢もあります。私は起業するよりサラリーマンのまま集中投資したほうがリスクは低いと言いましたが、投資がうまくいきお金の心配がなくなったら、起業も視野に入れるべきだと考えます。サラリーマン生活は60歳で終わりですが、その後も人生は続きます。社会との接点を持ち続けるために、生きがいのためにも仕事を続けたほうがいい。それには起業して自分の好きなことをするのが一番。50代をその準備期間として活用するのもいいでしょう。
本田 健(ほんだ・けん)

経営コンサルティング、会計事務所など複数の会社を経営する「お金の専門家」。主な著書に『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』など。最新刊は、『人生を変えるメンターと出会う法』。

藤川 太(ふじかわ・ふとし)

ファイナンシャルプランナー。「家計の見直し相談センター」の看板相談員。教育費と老後資金の危機を憂える著書『やっぱりサラリーマンは2度破産する』や『1億円貯める人のお金の習慣』が好評。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電力自由化でも、電気代が安... | トップ | 中国人、日本の病院と人間ド... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お役立ち情報」カテゴリの最新記事