27日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株亜種である「BA.2」株の感染が急速に増えていると報じた。写真はデンマークの首都コペンハーゲン。
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2022年1月27日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株亜種である「BA.2」株の感染が急速に増えていると報じた。
記事は、BA.2がデンマーク、英国、インド、スウェーデンなどで急速に感染者を増やしており、1月初旬時点で英国では少なくとも400人が感染し、世界の40余の国で同株が見つかったと紹介。元の株であるBA.1よりも急速に感染が広がっていることから、より高い感染力を持つ可能性があるとする一方、その分析はまさに進行中であり、英衛生安全局の関係者が「現時点で、BA.1よりも重症化リスクが高いことを示す十分な証拠はない」とコメントしたことを伝えた。
また、英国のジャビド保健相が「変異株の出現は、ワクチン接種が引き続き重要性を持つことを表している」と語り、フランスのベラン保健相が「多かれ少なかれ、われわれにとって既知のオミクロン株の特徴に合致している」とし、必要以上に恐れる必要はないとの見方を示したことを紹介している。
一方で、シャリテ−ベルリン医科大学のウイルス専門家クリスチャン・ドロステン氏が「2種類のオミクロン株のいずれか1つとデルタ株が結合すれば、より危険なウイルスが誕生する可能性がある。そのようなことが現在発生している可能性があるということに、警戒しなければならない」と語るなど、専門家からは新たな変異株の出現に対する危惧の声も出ているとした。(翻訳・編集/川尻)
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