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ひからびろ 3.0

密かに輝くラクダとビロード、ロバ。お願いだから、ひからびてほしい。

「ガキ」について。

2011-09-10 | 日記
9/10

経産相の鉢呂さんがやめちゃって、
みんな「政治家も記者もガキだガキだ」と、
そんな風にこき下ろしてたけど(ぼくもこき下ろしてたけど)

「いやそんな風にこき下ろすこと自体ガキだな」と思って、

一体に「言葉を費やする」ということ自体が、
そもそもガキなことなのかもしれないと気付いた。

いや、さらにもとをただすなら、
「ガキなこと」とはいったいどういう状態なのか、
これも問題にされてしかるべきなんだろう。

「子どもっぽい」とか、
「ガキくさい」とか、
「子どもである/大人じゃない」
ということを揶揄する言葉はいっぱいあるけど、
ぼくの中で「ガキ」という言葉は、
どうもそうした二項対立とはまた違った二項対立、
たとえば、
「正しい/正しくない」とか、
「良い/悪い」とか、
そういう図式の中で無意識に使ってたように思う。
というのは、
別に見ず知らずのオッサンに向かって
「いい加減おとなになれ!」
といいたい気持ちに駆られることはなくて、
むしろ、
「こいつはずっとそのまんま成長しないんだろうな」
という見離したような気持ちが強いからだ。

そうか、
「ガキだな」と口にする時、
ぼくの中にあるのは、
「○○君なんか、もう知らない!」
というドラマのヒロインみたいな心境なのかもしれない。

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