
ドストエフスキーが死んだのは
1881年の1月9日。
それはなんか、なんとなく知ってた気がする。
けど、画家クラムスコイが、
彼の死に顔をスケッチしてたとは知らなかった。
クラムスコイは、
その頃のロシアの権威主義的な画壇に反発して、
生涯、「ふつうの人」しか描かなかった。
もちろんドストエフスキーは天才だ。
けど、この死に顔は、
天才である前に、
彼もまた「ふつうの人」だったことを
伝えてくれてるようで、
なんだかほっとする。
いやしかし、
えんぴつと水彩絵の具だけで描いてるとは、
ちょっと思えないなぁ。。。