3月にも講演をしていただいた、チャプレンの沼野尚美さん
『チャプレン』という役割を知ったのはそんなに昔ではありません。(無知ですみません)
チャプレンの意味としては、礼拝堂付きの牧師、(大学や病院などの)施設付きの牧師、軍付きの(従軍)牧師、(刑務所の)教戒師等を指すようですが、最近注目されているのは医療現場におけるチャプレンの活動。
沼野さんは神戸の緩和ケア病棟に勤務され、がん患者さん、ご家族の心のケアをされている方です。
今までの活動を通して、体験された事から、どんなケアが心にしみるのか、こんなケアは・対応は辛くなるばかりなのだ、など具体的に話をされましたので、とてもよくわかりました。
末期のがん患者さんに「あなたは何に勇気付けられましたか?」という問いに
多くの方が「家族です」と答えられるそうです。
家族でなければ支えられない事がある。なので、私たちは家族の方をケアすることで、間接的に患者さんをケアすることになるのだそうです。
その『家族のケア』について、学びました。実習に来ている学生さんも一緒に参加しました
遅くまでお疲れ様。
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